2024年9月27日に北海道大学情報科学研究院・研究院棟で開催された「2024年度 北楡会・北海道大学情報系交流会」に本研究室より、冨澤 峻己さん(修士2年)が参加し、本研究室が行う「AIによる俳句の自動生成」の研究について、ポスター発表を行いました
◇ 大規模言語モデルを用いた俳句の評価手法の開発
―背景
俳句などの芸術作品をAIで評価する取り組みは、作品の質を高めるためにも重要で、様々な研究が行われている。
俳句は、俳人が句会で相互評価を行う文化がある。「お題から俳句を詠む句会」を想定し、お題に合った質の良い俳句の評価に取り組む。
―アプローチ
○ LLMとプロンプトエンジニアリングを用いた4つの手法で評価
1.シンプルなプロンプトを用いた手法
2.CoT promptingを用いた手法(お題から連想される情景を生成)
3.評価スコアを用いた手法(良い俳句に見られる3つの評価項目をスコア付け)
4.CoT + 評価スコアを用いた手法
○ 2種類の俳句データセットを用いて評価手法の性能を検証
研究内容にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
[北楡会(ほくゆかい)]
https://www.ist.hokudai.ac.jp/hokuyu-kai/