9月21日のBusiness Insider Japanで、株式会社AILLと一般社団法人九州経済連合会との提携について紹介されました。
AILLは本研究室の川村教授がCo-founderを務めている、人と人をつなぐコミュニケーションをサポートできるAIを開発しているベンチャー企業です。
九州経済連合会は、加盟企業の独身社員の出会いを促進するため、AIを活用した恋愛ナビゲーションアプリ「Aill(エール)」を開発するAILLと提携しました。
このサービスの最大の特徴は、通常のマッチングアプリと異なり、利用者が対象企業の社員かどうかを確認してから登録できることです(公開されるのは双方の業種のみで、会社名は表示されないため、個人情報を保護しつつ、一定の身元確認としての機能を狙います)。
加盟企業の社員は、「Aill(エール)」に登録すると、社外の独身者とマッチングができ、アプリを通じてメッセージのやり取りをする際に、AIがナビとなって恋愛成就をサポートします。
「Aill(エール)」の開発にはナビゲートエンジン開発で川村教授、AIシステム設計で東京大学の松原 仁教授、データ分析で東京大学の鳥海 不二夫准教授が関わっています。
今の若者は人数も大幅に減っており職場環境も昔とは違うため、婚活も昔のやり方は通用しなくなっています。
もちろん、社会問題としての結婚は、金銭面や社会的サポートの充実なども関わってきますが、まずは最初の一歩として「結婚相手を探したい」という人を応援できればと思います。
今後の取組を暖かく見守っていただけたらと思います。(川村 秀憲)
Business Insider Japan
[恋愛AIナビを社員の福利厚生に、九経連とエールが提携][株式会社AILL]