「第219回ソフトウェア工学研究発表会」にて学生が発表しました

2025年3月3日~4日に早稲田大学 西早稲田キャンパス/オンライン(ハイブリット)にて開催された「第219回ソフトウェア工学研究発表会」に本研究室より、阿部晃平さん(修士2年)が参加し、研究発表を行いました。

[第219回ソフトウェア工学研究発表会]


◆ 阿部 晃平, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 視覚言語モデルを用いた段階的属性推定に基づく衣服画像ペア間の比較文章の生成,

本研究では,商品比較を行う消費者に有用な情報を提供することを目的として,衣服画像ペアを対象とした比較文章生成手法を提案する.理想的な文章内容を設計するため,アパレルECサイトで購入可能な衣服の比較記事を分析した.分析の結果,衣服間の顕著な差異を中心に説明することや,客観的な属性を根拠として主観的な属性を具体的に提示することが効果的であることが確認された.提案手法では,プロンプトベースの視覚言語モデル(VLM)を用いて,衣服画像ペアを入力として段階的に属性を推定し,それに基づいて比較文章を生成する.被験者を対象とした評価実験の結果,生成された文章が商品比較を支援するために十分な情報の質を備えていることが示され,提案手法の有効性が確認された.

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