「第123回(令和5年度第3回)福祉情報工学研究会」にて博士2年の森さんが受賞しました

2023年12月6日~7日に、産総研臨海副都心センター別館(東京都江東区)にて開催された「第123回(令和5年度第3回)福祉情報工学研究会」において本研究室の森 雄斗さん(博士2年)が「WIT学生研究奨励賞」を受賞しました。

[福祉情報工学研究会]


◆ 森 雄斗, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 森 正人 : 前腕支持型ロボット歩行器の歩行支援を目的とした歩行状態のモデル化と歩行状態の計測

概要:
単独での歩行が困難で,何らかの支えが必要な人々に対して歩行の負担を軽減するためにさまざまなロボット歩行器が研究されている.本研究では,歩行に支援が必要な人に対する歩行の安定性と推進力の補助を目的とした前腕支持型のロボット歩行器を提案する.歩行器が利用者に提供するべき歩行支援は常に一定の量ではなく,歩行器利用者の状態に依存するものである.そこで歩行器利用者の歩行状態を状態遷移図によって定義し,ロボット歩行器に搭載されたセンサ群でこれらの状態が検出可能であるかどうかを実験によって検証した.

― 森さんのコメント
この度は、第123回福祉情報工学研究会においてWIT学生研究奨励賞を受賞することができました。
普段はロボティクス系の学会での発表が多い私にとって、福祉情報工学の分野からこのような高い評価をいただけたことを非常に嬉しく思います。
研究発表に際して、指導教員をはじめ、研究室メンバーからいただいた有意義なフィードバックは、私の発表にとって非常に貴重なものであり、皆様のサポートが今回の受賞に繋がったと実感しております。
いただいた賞を励みにして、今後も研究活動に従事していきたいと思います。

発表論文は[電子情報通信学会 研究会発表申込システム] webサイトに掲載されています(お読みになるにはログインが必要です)。


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