10月5日に北海道大学で開催された情報処理北海道シンポジウム2019(https://hokkaido.ipsj.or.jp/info2019/)にて、学部4年の織田 智矢さんがポスター発表を行い、本発表にて優秀ポスター賞を受賞しました。
織田 智矢, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 (北海道大学), 蕨野 貴之, 大岸 智彦, 田中 英明 (KDDI総合研究所) : 自動運転車両の群制御に向けた RC カーを用いたシミュレーション環境の構築, 情報処理北海道シンポジウム2019, 17, 北海道 (2019)
近年の自動運転技術の発展により、車両単体での公道の走行が可能になりつつあります。
この自動運転車の実現により期待される効果として、交通事故の減少・交通流量の増加・流通網の増加により生産性の向上など数多くのメリットがあります。
しかし自動運転車両の群制御を実現する上では様々な方向からアプローチがあります。
そこで仮想的なシミュレーション環境ではなく、本研究のようなRCカーを用いた実環境でより現実に近いシミュレーションを行える環境を開発しました。
今後の展望として、このシミュレーション環境を用いて、車両群の制御の研究を行っていきたいと考えています。
今回の受賞は大変嬉しく、研究の励みになります。
共著の皆様のご指導・ご協力に厚く感謝申し上げます。
(織田 智矢)