札幌で10月16日(水)に開催された「NoMaps」のビジネスカンファレンス・セッション「AIで実現する温かい地域社会」に本研究室の川村先生が出演しました。
「NoMaps」は、「北海道を舞台に、新しい価値を生み出す大きな枠組み。クリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする人たちのための交流の場(コンベンション)」です。
セッションには川村先生の他、札幌市立大学 学長/株式会社未来シェア 取締役会長 中島 秀之氏、平岸ハイヤー株式会社 代表取締役社長 神代 晃嗣氏、サツドラホールディングス株式会社 代表取締役社長 富山 浩樹氏が出演されました。
川村先生がモデレーターを務め、少し先の未来を考えたとき、プラットフォーマーで便利になった次に何を考えないといけないのか、我々が自分たちの地域社会で便利にやっていくために、我々自身が何をしないといけないのかを課題として考えたいという思いから、地域経済、地域社会を今後どうしていくのか真摯に取り組んでいる3名の方にお話を伺いました。
最近では、UberやAirbnbなどがプラットフォーマーとして世界に新しいサービスを普及させて、世界中を同じモデルでカバーして同じ仕組みで世の中を変えるビジネスが生まれていますが、社会全体に同じプラットフォームを広げていくビジネスでは解決できない、地域地域の問題や課題があると考えます。
課題先進地域と呼ばれている北海道でも一律で同じことが起こっているわけではなく、札幌には札幌の課題、田舎には田舎の課題がある中、AI研究の大家である中島先生からはAIの社会実装について、神代氏にはプラットフォームの便利なところをいかに地域に取り込んでいくのか、また、富山氏からはリテールという立場から店舗を中心とした地域経済についてといった様々な視点からお話を伺うことができました。
新しいことを予感させるセッションとなり、今回のセッションをきっかけに面白いことをやっていきたいと思っていますので、ぜひ我々にも期待していただき、皆さまにもご協力いただいて北海道、札幌、そして平岸を盛り上げていきたいと思います。