国内・国外の学会参加レポート及び、受賞報告をお届けします/harmolab135

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

12月にインドネシアで行われた国際学会KICSS2024にて、本研究室の学生が、「AI一茶くん」に関する研究発表を行い「Best Student Paper Award」を受賞しました。
今号のメルマガでは、その受賞した研究内容や、学生の受賞コメントを紹介します。

また、国内では「情報処理北海道シンポジウム2024」、「第262回 自然言語処理研究発表会」にて、学生が研究発表を行いました。
研究会に参加して気づいたことや、特に印象深かった発表について学生がレポートしていますので、研究に興味をお持ちの方や、学会の雰囲気を知りたい方は、ぜひお読みになってください。

それでは、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年12月20日配信
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■ 本日のTopics
【1】受賞リポート
【2】学会参加レポート
【3】研究室に関連するベンチャーのニュース
【4】人工知能・ディープラーニングNEWS
【5】調和系工学研究室関連企業等NEWS
【6】AI川柳
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【1】受賞リポート
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◇ 「The 19th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems(KICSS2024)」にて修士2年の冨澤 峻己さんが受賞しました

2024年12月5日~12月7日に、バリ, インドネシア/オンライン(ハイブリッド)にて開催された「The 19th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems(KICSS2024)」において本研究室の冨澤 峻己さん(修士2年)が「Best Student Paper Award」を受賞しました。

[The 19th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems(KICSS2024)]


◆ Shunki Tomizawa, Soichiro Yokoyama, Tomohisa Yamashita, Hidenori Kawamura: Proposal of a Haiku Evaluation Method Using Large Language Model and Prompt Engineering,
The 19th International Conference on Knowledge, Information and Creativity Support Systems (KICSS2024), Online/ Bali, Indonesia, December 5 – 7 (2024)

Title:
Proposal of a Haiku Evaluation Method Using Large Language Model and Prompt Engineering
大規模言語モデルとプロンプトエンジニアリングを用いた俳句の評価手法の提案

Abstract:
In this paper we describe the development of a haiku evaluation system using Large Language Model (LLM).
We propose several prompting methods for haiku evaluation and selection, and verify the performance of the proposed methods using an automatically evaluable haiku dataset.
We also performed haiku evaluation and selection on a large haiku database containing over 100 million verses using the proposed methods and validated their effectiveness through a questionnaire survey of haiku poets.
The main contributions of this paper are as follows.
First, we investigated the effectiveness of the procedures for demonstrating the validity of a number of haiku rating systems, including the creation of rating datasets and the results of subjective ratings through questionnaires.
Second, we investigated methods for conducting haiku evaluation using LLM and prompt engineering.

本稿では,大規模言語モデルを用いた俳句の評価システムの開発について述べる.
俳句を評価・選択するための複数のプロンプティング手法を提案し,自動評価可能な俳句データセットを用いて提案手法の性能を検証した.
また,1 億句を超える大規模 な俳句データベースに対して提案手法を用いた俳句の評価・選択を行い,俳人へのアンケート調査により提案手法の有効性を検証した.
本論文の主な貢献は以下のとおりである.第1 に,評価用データセットの作成とアンケートによる主観評価の結果を含む一連の俳句評価システムの有効性を示すためのプロセスの有効性を検討した.
第2 に,大規模言語モデルとプロンプトエンジニアリングにより俳句評価を行うための手法を検討した.

― 冨澤さんのコメント

この度KICSS2024という学会においてBest Student Paper Award を受賞することが出来ました。
初めての国際学会参加、初めての英語発表ということもあり直前まで原稿や発表資料の作成を行っていました。
直前までサポートしていただいた先生方と研究室のメンバーには非常に感謝しています。
また、本発表では有限会社 マルコボ.コムの方々にご協力いただき、数々のアドバイスやアンケート調査へのご協力を頂きました。
関わっていただいたすべての皆さんに感謝申し上げます。
また、現地では多くの教授をはじめとした様々な方と交流することができ、貴重なお話をすることができました。
頂いた賞を励みにして、今後も研究活動に従事していきたいと思います。

◆ 学会の様子等を冨澤さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと

学会参加者は、近年発展している大規模言語モデル(LLM)に関する研究に興味を持っている印象を受けた。
LLMに学習させるデータの種類によって出力精度が大きく変わるため、データの収集方法や学習方法について、自身の研究内容と絡めた議論が行われた。
また、同じデータを学習させてもLLMの種類によって大きく異なる出力となることがあるため、複数のモデルで実験を行う重要性を認識した。

― 興味深かった発表について

How Does the Persona Given to Large Language Models Affect the Idea Evaluations? Hiroaki Furukawa(古川洋章), 北九州市立大学
LLMがアイデアを評価する際に、指定したペルソナが与える影響について述べていた。
具体的には、OpenAIが提供するgpt-4o系のモデルを用いて、3つの大きく異なるペルソナを設定し、その差異を分析していた。

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研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


【2】学会参加レポート
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◇ 「情報処理北海道シンポジウム2024」にて学生が発表しました

2024年12月1日に北見工業大学アトリウムにて開催された「情報処理北海道シンポジウム2024」に本研究室より、鎌田 理久さん(修士1年)が参加し、研究発表を行いました。

[情報処理北海道シンポジウム2024]


◆ 鎌田理久, 横山想一郎, 山下倫央, 川村秀憲: 除雪出動判断の決定支援に向けた気象情報と除雪記録の分析

本研究では,冬季道路の除雪作業における意思決定に関する課題に取り組み,除雪記録と気象情報を用いて出勤判断に関わる時間および気象要因の傾向を分析した.
分析結果から,除雪業務が実施される日は気温が低く,風速や降水量,予測降雪量が高くなる傾向が示された.
また,予測降雪量が高いが出動しないと判断したり,出勤判断が行われたが実際には出動しないなど,気象情報とは異なる意思決定が行われていることも示された.

◆ 学会の様子等を鎌田さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと

AI技術の応用研究が非常に幅広い分野で進展していることを実感しました。
発表の半数以上でAI技術が活用されており、その応用範囲の広さに驚かされました。
特に、ChatGPTをはじめとする生成AIを活用した研究が注目されており、この技術が解決できる課題の多さを改めて認識しました。
一方で、生成AIの研究においては、生成された内容の評価にまで至っていないケースが多く見受けられました。
特に、生成AIが出力する情報の質や適切性をどのように測定・保証するかという点において、依然として多くの検討が必要です。
生成AIの研究には大きな可能性と同時に、乗り越えるべき難しさがあると感じました。

― 興味深かった発表について

タイトル:
ChatGPT を利用した食生活改善指導アプリの開発 発表者: 曽谷 采加, 野呂田 遼, 長尾 光悦 (北海道情報大学)

概要:
現代社会において,健康的な食生活の維持は,多くの人々にとって重要な課題となっている.
しかしながら,過密なスケジュールや食事の多様化により,個々人が自分の食生活を正確に把握し,改善することは容易ではない.
更に,栄養バランスに関する知識の不足や,忙しい日常生活の中で不規則な食事をとることが一般化しており,結果として生活習慣病や肥満のリスクが高まっている.
本稿では,ChatGPTを利用した食生活改善指導アプリを提案する.
本アプリでは,ユーザーが1週間分の食事を撮影し,これをChatGPTにおける画像解析機能により分析することで,食事内容と栄養成分の分析を行う.
この分析結果をChatGPTで,更に分析することにより,ユーザーに対して具体的な食生活の改善指導を実施する

◇ 「第262回 自然言語処理研究発表会」にて学生が発表しました

2024年12月12日~14日に名古屋大学 オークマホール/オンライン(ハイブリット)にて開催された「第262回 自然言語処理研究発表会」に本研究室より、上前 諒輔さん(修士1年)が参加し、研究発表を行いました。

[第262回 自然言語処理研究発表会]


◆ 上前 諒輔, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 永田 功 : 大規模言語モデルを活用したテクニカルライティングに基づく文章修正手法の開発

マニュアルは利用者が理解しやすい文章で書く必要があるが,作成者にとってその技術を習得するのは容易ではないため文章の作成支援技術が求められている.
本研究では,マニュアル作成を支援するため,テクニカルライティングに基づいた文章修正手法を提案する.
本提案では,複数のテクニカルライティングのルールを大規模言語モデルのプロンプトに組み込み,適切な文章修正を行うためにFew-ShotやChain-of-Thoughtを導入している.
本研究の評価のために作成したテストデータを用いて,複数の大規模言語モデルに対してライティングルールの準拠・非準拠の判定タスクを適用して,適切な判定ができることを確認した.
また,マニュアル作成に関する専門家および非専門家による評価において,本手法でライティングルールに基づく文章修正ができることを確認した.
本手法をマニュアル作成の実務で活用することで,利用者が理解しやすいマニュアル作成の効率化が期待できる.

◆ 学会の様子等を上前さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと

今回参加した学会では、特に自然言語処理(NLP)の分野において、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用した研究発表が多く見られました。
既存の文書データを活用し、それを基に質問に回答するAIシステムの需要が高まっていることが強調されていました。
また、発表内容の多くは、単なる理論的な提案にとどまらず、実際の業務現場への導入を視野に入れた実用的なアプローチが多かったと思います。
RAGは質問者の入力に対して、柔軟に回答をする便利な技術ですので、今後の利用価値はますます増えていくものであると感じました。

― 興味深かった発表について

井柳匠人(東海大): 大学学生窓口におけるRAGの適用

大学の授業要覧を用いて、学生窓口に対する質疑応答システムとして、RAGとその拡張手法であるHyDE (Hypothetical Document Embeddings)を使用したアプローチを提案した研究である。
HyDEによって、ユーザから入力された質問文に対して、仮想的な回答文章を生成して、その情報をもとに授業要覧から関連する文書を探す。
そして、その文書をもとにして質問文に対する回答を生成するという内容であった。
大学生として身近な課題に対して取り組んでいることが非常に興味深かった。


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研究内容にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact


【3】 研究室に関連するベンチャーのニュース
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◇ 調和技研が生成AIチャットサービス「AIWEO for ヘルプデスク」をリリースしました

2024年12月16日に株式会社 調和技研が効率と品質を両立しヘルプデスク業務を支援する生成AIチャットサービス「AIWEO(アイウェオ) for ヘルプデスク」をリリースしました。
「AIWEO(アイウェオ) for ヘルプデスク」は、社内の問い合わせ対応業務全体の最適化を目指した、AI導入のエントリーツールです。
ただ今、無償導入キャンペーンを行っています。社内のAI導入を検討している方は、この機会にぜひ調和技研にご相談ください。

製品の概要及び導入についてのご相談方法等は下記よりご確認いただけます
https://www.chowagiken.co.jp/news/aiweo_helpdesk_20241216

川村教授は株式会社調和技研の社外取締役をつとめています。

[AIWEO for ヘルプデスク]
[株式会社調和技研(北大発認定スタートアップ)]


◇ 日経クロストレンドにてAWLを取り上げていただきました

2024年12月6日付、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社【2025年版】」にて、AWL株式会社の最先端エッジAI(人工知能)映像解析技術を使用した、小売店でのリテールメディア事業支援のサービスについて取り上げていただきました。
記事ではAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏のインタビューが掲載されています。

[日経クロストレンド](お読みになるにはログインが必要です)
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ 日本マイクロソフトの「生成AI事業化支援プログラム」に調和技研が参加します

日本マイクロソフトの「生成AI事業化支援プログラム」に株式会社 調和技研が参加します。
株式会社 調和技研は、本プログラムに参加することで、マイクロソフトとの連携をより強固にし、Azure OpenAI Serviceを活用した、顧客の生成AIの導入・構築の支援を一層強化することを目指します。

「生成AI事業化支援プログラム」に関する詳細は下記よりご覧いただけます
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/find-new-value-on-azure/ai-biz

[株式会社調和技研(北大発認定スタートアップ)]


◇ Forbes Japanの「日本の起業家名鑑」にAWL CEO 北出 宗治 氏が掲載されました

2024年11月25日発売、Forbes Japan 2025年1月号の特集「日本の起業家名鑑400 ‐ 400 SUPERSTAR ENTREPRENEURS ‐」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの北出 宗治 氏が掲載されました。「日本の起業家名鑑400」は日本発の主要なスタートアップ起業家を網羅した、Forbes Japanの新企画です。

Amazon等でお買い求めいただけます。
https://amzn.asia/d/38V52AM

[Forbes JAPAN(フォーブスジャパン)「日本の起業家 BEST10」2025年1月号]
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ JETROの地域・分析レポートにAWL CHRO 土田 美那氏のインタビューが掲載されました

2024年12月11日付、JETROの地域・分析レポートの特集「高度外国人材と創出する日本企業のイノベーティブな未来」にAWL株式会社 最高人事責任者 兼 上席執行役員 土田 美那 氏のインタビューが掲載されました。
「多彩な高度外国人材とAIカメラの未来を切り開く(北海道・AWL)」と題して、AWLで活躍する多国籍のメンバーとのこれまでの取組や今後の展望についてお話ししています。
ご興味のある方はぜひお読みください。

[JETRO 地域・分析レポート]
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ J-WAVE「INNOVATION WORLD」にAWL CHRO 土田 美那氏が出演しました

2024年12月13日(金)放送、J-WAVE「INNOVATION WORLD」の「GLOBAL OPEN INNOVATION」にAWL株式会社 最高人事責任者 兼 上席執行役員 土田 美那 氏が出演し、土田氏が委員長を務めるSTARTUP HOKKAIDO実行委員会の取り組みについてお話しました。

[J-WAVE「INNOVATION WORLD」-GLOBAL OPEN INNOVATION-」]
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


【4】人工知能・ディープラーニングNEWS
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Sakana AI、AIの“多様性”を尊重した集団を開発する手法「CycleQD」発表 生物の“すみ分け”がヒント(itmediaより)
AIベンチャー「Sakana AI」は、自然界の生物の「すみ分け」の仕組みをヒントに、小規模なAIモデル(AIエージェント)を複数育て上げ、それぞれが得意分野を持ちながら協力し合える新しい開発手法を提案した研究報告を発表した。

ChatGPTに“月額3万円”の新有料プラン登場 最高性能の「o1 pro mode」などAIモデル&ツール使い放題(itmediaより)
米OpenAIは12月5日(現地時間)、ChatGPTの新たな有料プラン「ChatGPT Pro」を発表した。同時に発表した、同社の最高性能のAIモデル「OpenAI o1」を含む全AIモデルやツールを無制限で利用できるプラン。価格は月額200ドル(1ドル=150円換算で3万円)で利用可能だ。

動画生成AI「Sora」ついに登場──OpenAIが提供 最大20秒の動画作成可能 ディープフェイク対策にも慎重(itmediaより)
米OpenAIは12月9日(現地時間)、動画生成AI「Sora」を同日から提供すると発表した。Soraは文章や画像、動画を入力すると新たに短い動画を作れる生成AIで、2つの動画を混ぜて、1つの動画にもできる。まずは有料プラン「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)の利用者向けに開放する。

Deep Instinct、マルウェアをアップロードすると解析レポートを作成する新機能「DIANNA」(it.impressより)
米Deep Instinct日本法人のディープインスティンクトは2024年12月11日、マルウェア対策ソフトウェア「Deep Instinct」の新機能「DSX Companion(別名:DIANNA)」を発表した。Web画面またはAPI経由でマルウェアのファイルをアップロードすると、解析レポートを作成する。現時点ではプレビューリリースであり、2025年春ごろに正式版をリリースする。

動画生成AI「Veo 2」──米Googleが突如発表 性能は“Sora超え”とアピール 「物理学や人間の動きを理解している」(itmediaより)
米Googleは12月16日(現地時間)、動画生成AI「Veo 2」を発表した。最大4Kの解像度で数分尺の動画を作成できる。米Metaのベンチマーク「MovieGenBench」で他の動画生成AIと性能を比べたところ、米OpenAIの動画生成AI「Sora Turbo」などよりも高い性能を記録したとしている。

Google、画像プロンプトで画像をリミックス生成する「Whisk」(itmediaより)
米Googleは12月16日(現地時間)、画像を入力することで画像を生成する新しい生成AIツール「Whisk」を発表した。
Whiskは、テキストではなく画像を使用してプロンプトを作成できるGoogle Labsの実験プロジェクト。Subject(被写体)、Scene(シーン)、Style(スタイル)の3つの画像をドラッグ&ドロップして“リミックス”し、独自の画像を作成できる。テキストプロンプトで説明を補足することも可能だ。

現代アーティストは動画生成AI「Sora」をどう使う? 京都・両足院で開催した“AI作品の個展”を見てきた(itmediaより)
建仁寺(京都市)の塔頭寺院である両足院で、現代アート作家のチャールズ・リンゼイさんは個展を開催した。禅仏教の教えにインスパイアを受けた作品の中には、OpenAIの動画作成AI「Sora」を活用したものもある。一体どのようなものか。


【5】調和系工学研究室関連企業等NEWS
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【参加申込受付中】2025年1月17日開催 さっぽろDXイノベーションセミナーVol.3開催のお知らせ(参加無料!)
「さっぽろDXイノベーションセミナーVol.3 DXで未来経営をデザイン!~ファーストペンギンから自社デジタル化のヒント、教えます~」を開催いたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScJTHB3t8urI2RtV23hMLapGIVt4M2OBsB7G0EgRofb_GG8tg/viewform

国際スタートアップ・カンファレンス「Hokkaido Innovation Week 2025」参加申し込み開始(STARTUP HOKKAIDO実行委員会)
2025年2月13日(木)から2025年2月19日(水)北海道全土で開催
北海道・北海道経済産業局・札幌市の3行政をはじめとする産学官がオール北海道体制で、本道のスタートアップ・エコシステム構築を目指すSTARTUP HOKKAIDO実行委員会(所在地:北海道札幌市、実行委員長 土田美那、以下「STARTUP HOKKAIDO」)は、第2回目の開催となる国際スタートアップ・カンファレンス「Hokkaido Innovation Week(2025年2月13日~2025年2月19日)」の参加申し込みを開始しました。

CRM支援の事例紹介ページ拡充のお知らせ(フュージョン株式会社)
この度、その中でも主力の「CRM支援分野」におけるクライアント企業の成功事例を当社WEBサイトにおいて多く追加いたしましたことをお知らせいたします。
事例紹介ページ : https://www.fusion.co.jp/case

福岡の屋台を舞台に「多言語デジタルメニュー」に関する実証実験を開始(株式会社クレスコ)
当社は、福岡市と協力し、福岡市を代表する観光資源であり市民の憩いの場でもある屋台で、「多言語デジタルメニュー」を用いた実証実験を開始しました。
本件は、福岡市が推進する、古き良き屋台とデジタル技術を融合させる「屋台DX」プロジェクトの一環としての取り組みです。

AIでエネ管理、北海道ガスが来年度運用へ/新さっぽろエリアで(北海道ガス株式会社)
北海道ガスは、札幌市営地下鉄「新さっぽろ駅」周辺の再開発エリアで、2025年度からAI(人工知能)などを活用したエネルギー管理の本格運用を始める。

世界最大級のメタバースイベント『バーチャルマーケット 2024 Winter』に JR タワーがブース出展(北海道旅客鉄道)
初の試みとして、北海道旅客鉄道. 株式会社(以下、「JR北海道」)の協力のもと制作した雪国の駅係員をイメージした冬用コートや帽子の3D モデルを販売

Gen R.、エネルギー業界向けAI/DX化支援研修サービスの提供開始(株式会社グッドフェローズ)
太陽光発電・蓄電池のプラットフォーム「タイナビ」を運営する株式会社グッドフェローズ(代表取締役社長:長尾泰広)の子会社、株式会社Gen R.(以下「当社」)は、全国のエネルギービジネスに携わる中堅・中小企業を対象として、AI/DX化を推進する研修サービスの提供を開始しました。


【6】AI川柳
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調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。

2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://x.com/ai_senryu )を開設いたしました。

AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「師走」(12月11日投稿)
満員車乗り降り師走思い知る
師走の慌ただしさや世間の活気を実感する様子(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「ボーナス」(12月10日投稿)
ボーナス日酔ってふらりと帰宅する
ボーナス日の高揚感と酔った帰り道のほろ酔い気分を日常の喜びとして親しみやすく描いています(感想は #ChatGPT と作成)



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。

私たちの取り組みにご賛同いただき、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2025年1月10日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 https://harmo-lab.jp/?page_id=2918
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調和系工学研究室教員
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山下 倫央准教授
横山 想一郎助教

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調和系工学研究室AI川柳

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