2023年3月3日配信

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。
今年度も残り一か月となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

前号のメールマガジンにて、一部文字化けしていた箇所がありました。大変申し訳ございません。本号にて文字化けしていたコンテンツを再掲させていただきます。
また、前号(メルマガ第90号)はバックナンバーとして公開しておりますので、本研究所ホームページ( http://harmo-lab.jp/?page_id=9183 )からもご覧いただけます。

それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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◇ 本日のTopics ◇
【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【2】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」
【3】こんな本を読んでいます
【4】卒業論文・修士論文発表会レポート
【5】調和系工学研究室関連企業NEWS
【6】人工知能・ディープラーニングNEWS
【7】AI川柳
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【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★ 日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」の第9回が掲載されました

2023年3月1日の日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」が掲載されました。
第9回は「人と『相棒』になれる関係が理想」と題し、対話型AI技術と車を結びつけることで実現する自動運転の近未来ついて考察しています。

本メルマガでは、その内容を詳しく紹介いたします。

[日経MJ]

★ Sapporo AI Lab主催「AI普及啓発セミナー」にて山下准教授が講師を務めました

2023年1月26日に、Sapporo AI Labと一般社団法人さっぽろ産業振興財団が共催で実施したAI普及啓発セミナー「次世代デジタル社会を支えるWeb3.0」にて、山下准教授が講師を務めました。

詳細は下記をご覧ください。
https://www.s-ail.org/event/seminarreport/2743.html
開催レポートをこちらからご覧いただけます。
https://www.s-ail.org/cms/wp-content/uploads/2023/02/report20230126.pdf

[Sapporo AI Lab]

★ 卒業論文・修士論文発表会が行われました

2月7日(火)に学部4年生 5名の卒業論文発表会、2月10日(金)に修士2年生 7名の修士論文発表会が行われました。
発表を終えた学生の感想をTopics【4】にて紹介いたします。

論文の概要は、本研究所のホームページにて掲載しておりますので、下記URLより併せてご覧ください。
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[ 卒業論文 ]
[ 修士論文 ]

★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ 日本経済新聞にてAWLを取り上げていただきました

2023年2月22日の日本経済新聞にて、AWL株式会社のAIカメラソリューションを取り上げていただきました。
広告手法であるリテールメディアが日本でも広がり始めていることから、実証実験だけではなく実際の店舗でも導入されているAWLのAI技術が注目されており、ソニーなどから高い評価を得ている、としています。
また、AWL株式会社の最高人事責任者 (CHRO) 土田 美那 氏のコメントや、AWL株式会社の上級技術顧問を務める川村教授についてもご紹介いただきました。

[日本経済新聞](お読みになるには、ログインが必要です。)
[AWL株式会社]

◇ 日刊工業新聞にてAWLを取り上げていただきました

2023年2月21日の日刊工業新聞にて、AWL株式会社の画像解析エンジン「アウルエンジン」のライセンスビジネス参入を取り上げていただきました。
AWL株式会社が独自に開発した画像解析エンジンと、エンジンを実装した小型デバイスをカスタマイズしてライセンス提供することについて紹介していただいています。

[日刊工業新聞](お読みになるには、ログインが必要です。)
[AWL株式会社]

◇ 日本経済新聞にて「Aill goen(エールゴエン)」を取り上げていただきました

2023年2月20日の日本経済新聞にて、株式会社Aill(エール)の開発したAI搭載マッチングアプリ「Aill goen(エールゴエン)」について取り上げていただきました。
開始後わずか2年で、NTT各社やみずほ銀行など約980社に採り入れられたとし、導入企業の反応や、代表 豊嶋 千奈氏についてもご紹介いただきました。
川村教授は、株式会社Aillのco-Founder 兼 社外取締役を務めています。

[日本経済新聞](お読みになるには、ログインが必要です。)
[株式会社Aill(エール)]
[Aill goen(エールゴエン)]

◇ 日本経済新聞にて調和技研の関わる実証実験を取り上げていただきました

2023年2月16日の日本経済新聞にて、株式会社調和技研と、シャープ株式会社、有限会社ビッグレッドファーム、北海道新冠町、東芝インフラシステムズ株式会社、エクシオグループ株式会社、ヤンマーアグリ株式会社、名古屋テレビ放送株式会社、株式会社道銀地域総合研究所の8者で行ったローカル5Gを活用した広大な放牧地管理の実証実験について、取り上げていただきました。
株式会社調和技研は、本実証実験でドローンカメラとAIを用いた画像認識・経路最適化機能の開発を担当しています。

詳細は下記リリースをご覧ください。
https://www.global.toshiba/content/dam/toshiba/jp/news/infrastructure/2023/02/20230216.pdf

[日本経済新聞](お読みになるには、ログインが必要です。)
[株式会社調和技研]

◇ 「ICCサミット FUKUOKA 2023」にAWL代表 北出 宗治氏、取締役CTO 土田 安紘氏が登壇しました

2023年2月13日(月)〜2月16日(木)、福岡にて「Industry Co-Creation (ICC) サミット FUKUOKA 2023」が開催され、AWL株式会社の代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が2月14日のSession 2A「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」に審査員として、取締役CTO 土田 安紘 氏が2月16日のSession 11E「AIの最新ソリューションや技術トレンドを徹底解説 (シーズン4)」にスピーカーとして、登壇しました。

イベントの詳細は下記よりご確認ください。
https://industry-co-creation.com/events/icc-fukuoka-2023
「SaaS RISING STAR CATAPULT 次のユニコーンを探せ!」の詳細は下記よりご覧いただけます。
https://industry-co-creation.com/news/87817?fbclid=IwAR34emMluSO892lVfwn8AU1F2rp5mplucXaVOi08W8ztm1YSIubdMFO6Bpo
また、YouTube配信にて視聴することができます。
https://www.youtube.com/watch?v=-C_qSC0VFp4

[AWL株式会社]


【2】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」

2022年7月より日経MJで川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」がスタートしました。
2023年3月1日に掲載されました第9回の内容をメルマガでも紹介させていただきます。

人と「相棒」になれる関係が理想
「ナイト2000」、自動運転と対話型で実現可能に

1980年代に放送された「ナイトライダー」という米国のテレビドラマをご存知でしょうか。ある事件で瀕死(ひんし)の重体をおった元刑事のマイケル・ナイトが主人公のカーアクションのストーリーです。ドラマには「キット」という人工知能(AI)を搭載した特殊な車の「ナイト2000」が登場し、マイケルと会話をしながら様々な事件解決に力を貸します。

例えば、マイケルが悪党によって車庫に閉じ込められたとき、時計型のトランシーバーで「早く助けに来てくれ」という指示をキットに出します。キットは自動運転で車庫の前まで行き、車のフックで鍵を壊してマイケルを助け出します。

一見何気ないドラマのシーンですが、AIがこれを実現するためには様々な課題を乗り越える必要があります。「助けに来てくれ」という曖昧な指示だけでマイケルの置かれた状況を理解し、動作が制約された車である自分ができる解決策を適切に導き出す必要があります。さらに自動運転でアクセル、ブレーキとハンドルを適切に操作して解決策を実行に移す必要があります。

ここ最近の技術の発展を鑑みてみると、ナイト2000の実現も可能性があると思えてきます。車の自動運転では、グーグル傘下のウェイモが完全無人の自動運転タクシーサービスを開始したのを筆頭に、一定条件化におけるすべての操作をシステムが行う自動運転「レベル4」が実現しつつあります。完全な自動運転の「レベル5」へ向けた研究も進み、将来的にはこれも実現するでしょう。

また、chat(チャット)GPTの出現によって、人の言葉を理解し、会話を行いながら適切な反応を返すということも可能となってきています。時には不適切な反応をしたり、間違った答えをすることもありますが、多くの場合で人の曖昧な指示を理解し、高度な答を返します。今後、改良を経てその能力は高まっていくでしょう。

マイクロソフトが「アジュール オープンAIサービス」の一般提供を開始したり、メタAIがAIに出力テキストの中でAPIを呼び出す形で様々な外部ツールを使う技術を開発したりもしています。自動運転とチャットGPTの技術を結びつけ、人の指示によって車を動かすことは将来的には可能になりそうです。

もしナイト2000を実現できるとすると、我々は技術的課題の他に何を考える必要があるでしょう。ドラマの中で、マイケルとキットは冗談を言い合いながらユーモラスなやり取りをします。キットはマイケルが車でかけるロック音楽に文句を言ったり、時にはマイケルにいたずらをしたりします。高度なユーモアを理解し、人と冗談を言うことでマイケルとキットはお互いの信頼関係を高めているように感じられます。

今後、様々なサービスの中に言葉で自然に人とやり取りするAIが埋め込まれていくはずです。その際、人に不気味さを感じさせず、親しみを持ってやり取りできるAIが必要になっていくと思います。ナイトライダーでは、マイケルはキットのことを「相棒」と呼びます。ドラマを思い出しながら、キットのようなAIが実現して人とAIが相棒になれる、そんな未来が理想だなと考えました。

【3】こんな本を読んでいます

結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術
中島 聡 (著)

マイクロソフト伝説のプログラマーが、「書く/話す」ことによるアウトプットが苦手な人に対し、独自のロジックで発信力を伝える本です。

[ 感想 ]
元マイクロソフトのエンジニアとして有名な中島聡さんの著書。中島さんはNTTの研究所で働いていたときにそこでの成長に限界を感じ、日本マイクロソフトに転職し、その後アメリカ本社に行きました。アメリカのマイクロソフトでは、Windows 95、Windows 98、Internet Explorer 3.0/4.0のチーフアーキテクトを務めたスーパーエンジニアで、その後いくつか起業しながら現在でも現役のエンジニアとしてドローンやDAOなどの開発プロジェクトにも関わっています。そんな中島さんがこれからのエンジニアにとって重要なこと、特に「アウトプット」の重要性について様々な例を交えながら説いています。これまでの日本でのエンジニアのイメージは、企業の中で会社が決める開発計画の中で手を動かして対価をもらって生きていく、というイメージだったと思います。しかしこれからは一つの会社にエンジニアとしてずっと勤める時代ではなくなってきています。また、スタートアップなど新しいチャレンジの中で腕試しをするということも一般的になりつつあります。そんななか、エンジニアは自分の名前のバリューを高め、指名で仕事を任されるようにならないと活躍できない時代になってきています。そんな時代で活躍するために、情報を収集し、文章力を高め、発信していくことで自らも学ぶサイクルに入ることがエンジニアには重要だと中島さんは説いています。特にこれから変化の時代を生きていかなければいけない若いエンジニアにはぜひ本書を読んでもらいたいと思います。(川村 秀憲)

【4】卒業論文・修士論文発表会レポート

卒業論文・修士論文発表会を終えた学部4年生 5名と修士2年生 7名のそれぞれの感想をご紹介いたします。

[ 卒業論文 ]
◆ 阿部 晃平
衣服画像ペアの差異を強調したキャプションの生成に関する研究
A Study on the Generation of Clothing Captions Highlighting the Differences between Image Pairs
― 発表を終えて
先生方や先輩方の手厚いサポートのおかげで,卒業論文を無事に終えることができました.今回学んだ事を生かして,今後の修士課程における研究に取り組みたいです.

◆ 阿部 拓真
Octilinear格子を用いたデフォルメ路線図の生成に関する研究
A Study on Generation of Deformed Route Maps using Octilinear Grid
― 発表を終えて
研究者としては初めての発表でしたが意外と緊張はしませんでした。これは先輩方や先生方の多大なるサポートによるものだと思っております。本当にありがとうございました。この経験を活かし、これからの研究活動を進めていきたいです。

◆ 音喜多 俊平
B2Bオークションにおけるユーザ別入札行動予測に関する研究
A Study on Prediction of Bidding Behavior by User in B2B Auctions
― 発表を終えて
課題設定や解決のためのアプローチを探る段階で多く苦労しました。教授方の的確な指摘と、プログラミングや論文の書き方について相談を聞いてくださった先輩方のお陰で無事に発表を終えることが出来ました。ありがとうございました。

◆ 北野 勇太
形態素解析を用いた帝国議会議事速記録の変遷に関する研究
A Study on the Transition of the Stenographic Record of the Imperial Diet Using Morphological Analysis
― 発表を終えて
発表にあたり、先生方や先輩方には手厚い支援をいただきました。ありがとうございました。これからの研究活動にこの経験を生かしていきたいと思います。

◆ 竹田 悠哉
深層生成モデルを用いたユーザ意図に基づく衣服画像の生成に関する研究
A Study on Generation of Clothing Images Based on User Intentions Using Deep Generative Models
― 発表を終えて
4年次は授業が(ほとんど)ないので,ゼミなどを除いても週30時間以上は研究に割くことができ,6月ごろに始めたとして約1000時間が研究に充てられる計算になります.プログラミングは得意なつもりでしたし,深層学習の開発経験や論文を読んできた蓄積もあるので,当初はこれだけ時間があればもっとできるだろうと思っていました.しかし実際やってみると,研究ならではの作業や,誰もやっていないことをコンストラクトする難しさ,といった難儀なことも多々あり,首尾よく進まないことも多かったですが,研究の経験を通して色々と勉強できました.そのような詰まったときのご支援や,実装や追試の際のコツ,実験の進め方のノウハウなど,先生・先輩方には色々とご教授いただき,大変お世話になりました.ありがとうございました.

[ 修士論文 ]
◆ 赤坂 駿斗
競輪におけるレーティングシステムを用いた予想記事生成に関する研究
A Study on the Generation of Prediction Articles Using a Rating System in Bicycle Racing
― 発表を終えて
私は修士からお世話になり、初めは研究室生活を送る上で学部のものと雰囲気の違い等を感じていました。その上で本発表ができたことは、先生方や先輩方の指導や研究室メンバーのサポートのおかげであり、感謝しています。これからは調和系工学研究室で学んだことを活かして社会に貢献します。

◆ 西 佑希
マルチエージェント深層強化学習による自動運転車両の追越行動の獲得に関する研究
A Study on Acquisition of Overtaking Behavior of Automated Vehicles by Multi-Agent Deep Reinforcement Learning
― 発表を終えて
大変なことが多かったですが、先生や先輩後輩の皆さんに支えていただいて発表を終えることができました。研究を通して学んだことは社会人になっても活かしていきたいです。

◆ 平田 航大
深層自己回帰モデルを用いた俳句の生成と評価に関する研究
A Study on Haiku Generation and Evaluation Using a Deep Autoregressive Model
― 発表を終えて
研究を見ていただいた先生方や先輩方、いろいろなお手伝いをしていただいた研究室のメンバーにはとても感謝しています。修士課程での経験をもとに、これからも精進していきます。

◆ 三浦 颯太
灯油タンク内の液面高計測を用いた灯油残量推定システムに関する研究
Research on Kerosene Residual Volume Estimation System Using Liquid Level Height Measurement in Kerosene Tanks
― 発表を終えて
無事に修論発表を終えられたのは,共同研究先の企業の方や先生方,研究室のメンバーによるサポートのおかげだと思ってます.修論課程では苦しい場面が何回もありましたが,最終的に自分が納得できる修士論文を完成できてよかったです.

◆ 右田 幹
衣服印象推定に基づく衣服推薦情報提示システムに関する研究
A Study on Clothing Recommendation Information Presentation System Based on Clothing Impression Estimation
― 発表を終えて
修士課程の中で、苦難ばかりで自分の未熟さを思い知らされることが多々ありました。このような状況で最後の発表までやりきれたのは、先生方や毎週研究の様子を見てくださった先輩をはじめ、研究室の仲間がいたからこそだと思います。また、勉強になったこともたくさんありました。それらをこれからの人生に役立て、今までお世話になった方々やこれから出会う方々に恩返しできるように精進していきます。

◆ 鐘 支俊
深層学習を用いたバス乗客画像の属性推定に関する研究
A Study on Attribute Estimation of Bus Passenger Images Using Deep Learning
― 発表を終えて
先生方、先輩方のご指導のおかげで修論発表を終えることができました。この2年間の留学で学んだことを生かして、これからも日々精進し、成長して行きたいと思います。

◆ 劉 兆邦
灯油配送計画の最適化における世帯消費量推定に関する研究
A Study on Estimation of Household Kerosene Consumption for Optimization of Delivery Plan
― 発表を終えて
修論を準備する二、三ヶ月は大変だけど、研究室のメンバーと一緒に頑張ることは大切な経験です。また、色んなアドバイスをもらって、今後の人生にも役立つと思います。手伝ってくれた人には心から感謝いたします。


【5】調和系工学研究室関連企業NEWS

「北海道DX推進協働体」成果報告会開催(2023年3月23日)(株式会社サンクレエ代表取締役 森 正人 氏 基調講演講師として登壇)

【6】人工知能・ディープラーニングNEWS

映像内の犬を猫に変えられるAI テキストのみで動画編集が可能 Googleなど「Dreamix」開発
「丸亀製麺」の国内全823店舗にAI需要予測を導入、発注や仕込み量の適正化を見込む
最強の囲碁AIに圧勝する人物が登場、AIの弱点を突いて人類が勝利したと話題に
単体のGPUでもGPT-3などの大規模言語モデルを処理できる「FlexGen」が登場
ChatGPT able to pass Theory of Mind Test at 9-year-old human level
「ChatGPT」についての記事数は2.5倍に 報道増加の要因は?
全自動ラジオ放送AI「RadioGPT」発表。話題の音楽やニュースをAI音声が紹介、SNS投稿も

【7】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題 「卒論」(2月21日投稿)
 卒論と灯油の用意書いてある
研究室では2月初旬に卒論・修論の発表会が行われました。学業と生活と、両方大事ですね。

★ お題 「花粉」(2月28日投稿)
 ライオンのような桜の花粉症
この句から春の勢いを感じませんか。花粉症はつらいですが桜の開花が待ち遠しいです。

【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
https://www.hokudai.ac.jp/research/coverage/support.html
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2023年3月17日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923

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調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
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Twitter 調和系工学研究室AI川柳

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