川村秀憲著『ChatGPTの先に待っている世界』、川村研究所「第4回人工知能・調和系工学研究発表会」開催のお知らせをお届けします/harmolab126

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

今号のメルマガでは、川村教授の著書『ChatGPTの先に待っている世界』より、「第七章 代替される「知能」、代替されない「芸術」 ―人間に残される仕事は何か」の一部を抜粋して紹介します。
第七章では、より進化した人工知能が入り込んできた社会を想定し、そこで生まれるリスクや対処法について考えています。
興味のある方はぜひお読みになってください。

また、9月24日(火)に川村研究所「第4回人工知能・調和系工学研究発表会」を開催しますので、その内容を詳しくご案内いたします。
前回と同様に学生による研究発表と、参加企業によるディスカッションを計画しておりますので、引き続き、多くの皆様にご参加いただければありがたいです。

それでは、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年8月2日配信
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■ 本日のTopics
【1】ChatGPTの先に待っている世界
【2】第4回人工知能・調和系工学研究発表会
【3】ディープラーニング勉強会
【4】調和技研エンジニアブログ
【5】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【6】人工知能・ディープラーニングNEWS
【7】調和系工学研究室関連企業等NEWS
【8】AI川柳
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【1】ChatGPTの先に待っている世界
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(「第七章 代替される「知能」、代替されない「芸術」 ―人間に残される仕事は何か」より一部を抜粋)

◆ 芸術作品の価値はどこに

では、人工知能による創作には価値がないのかといえば、そうではありません。例えば、VTuber 風のアンドロイドによる歌や、人工知能によるアートなどの創作物には多くの需要があります。この「人工知能による芸術創作」というモチーフには、どんな意味があるのでしょうか。

創作は、人間が生存するために直接必要な行動ではありません。知的好奇心や創作意欲は人間が持っている特殊な能力であり、芸術もまた人間だけが行う不思議な行動であるといえます。なぜ人間は芸術を創作し、そしてそれを人工知能にもさせようとするのでしょうか。

この問いは哲学的なものであり、明確な答えを見つけるのは難しいのですが、私たちは人工知能を使って何かを創作することに強い興味を抱くのです。もしかすると、「創作する」という行為や、「創作することに興味を持つ」という心情は、知能そのものの本質に深く関わっているのかもしれません。

コンピューターを用いた芸術作品生成は、古くからある試みです。コンピューターによってつくられたことを知らないまま出来上がった作品を鑑賞した場合、人間を感心させるような作品もあるでしょう。人間が「素晴らしい」と感じる作品を人工知能で生み出すメカニズムは案外単純であり、人間が決めたいくつかのルールや手順、アルゴリズムに従って情報を処理することで、「それらしいもの」を出力しているだけともいえます。

こうして出力された作品、つまり人間が決めたルールやアルゴリズムから生まれる作品は、創造性に欠けるものになってしまうのでしょうか。それとも、人間の創造性に匹敵するものが生成できるのでしょうか。

その興味深いな例として、ディープラーニングを活用した芸術作品生成の試みとして注目されるのが、Google の技術者アレキサンダー・モルドビンツェフたちが二〇一五年に開発した生成人工知能プログラム「ディープドリーム」です。
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続きが気になる方はぜひ本書をお読みいただければありがたいです
[川村秀憲著『ChatGPTの先に待っている世界』(dZERO, 2023)]
ご意見・ご感想はこちらからお願いいたします
http://harmo-lab.jp/contact


【2】第4回人工知能・調和系工学研究発表会
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川村研究所「第4回人工知能・調和系工学研究発表会」および「新秋会(交流会)」を開催します

2024年9月24日(火)にIKEUCHI GATE 4F IKEUCHI Lab(札幌市)にて、川村研究所「第4回人工知能・調和系工学研究発表会」および「新秋会(交流会)」を開催します。
今回のイベントでは、研究発表会と新秋会(交流会)を併せて実施し、研究発表会でのディスカッションを新秋会でも継続できる形式となっています。

研究発表では、学生の研究を「AI一茶くん」の新しいデモと共に発表し、その実現性やビジネスとしての可能性について、参加企業の皆様と活発に議論していただきたいと考えています。
さらに、当日までに新たな企画も計画しております。

「新秋会(交流会)」では、川村教授による「生成AIの最前線」と題した講演を行い、生成AIの現在と未来についてお話しします。
また、地元札幌でIPOを目前に控えた3企業の経営者をお招きし、川村教授とのパネルディスカッションも行います。

前回に引き続き、皆様のご参加をお待ちしております。

参加ご希望の方は下記フォームよりお申込みください
https://forms.gle/JSA46owJ7YAPtp1o7
※2024年9月10日(月)締め切り

参加費のお振込み方法等の詳細は下記PDFよりご確認いただけます
http://harmo-lab.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/第4回川村研究所イベント.pdf

◆ 「新秋会(交流会)」パネルディスカッション
テーマ:「IPOを迎える経営者たちの実体験:成功の秘訣とその裏側」
モデレーター:北海道大学大学院 教授 川村秀憲
パネリスト:
株式会社調和技研 代表取締役社長 中村拓哉 氏
AWL株式会社 代表取締役社長 北出宗治 氏
株式会社インターパーク 代表取締役社長 船越裕勝 氏

◆ 開催概要
日時:2024年9月24日(火)17:00-20:30(受付開始:16:30~)
会場:IKEUCHI GATE 4F IKEUCHI Lab
(北海道札幌市中央区南1条西2丁目18 IKEUCHI GATE 4F)
内容:
17:00-17:30 開会の挨拶・講演(北海道大学 川村秀憲教授)
17:30-18:30 学生研究発表(調和系工学研究室)
18:30-18:45 休憩
18:45-20:30 新秋会(パネルディスカッション・交流会)

参加費:研究発表会/新秋会 8,000円/人
※ 学生参加費用のスポンサードについて
より多くの学生が参加し、賛同企業様とのディスカッションや連携を図れるよう、学生の参加費用をスポンサードいただける企業様を募集しています(1口:10,000円)。

主催:川村研究所、北海道大学 調和系工学研究室
ご質問・お問い合わせ:
株式会社InnovationBASE 北海道 中野・田口
info(at)ib-hokkaido.jp  ※(at)を@に変えてメールをお送りください

[川村研究所]


【3】ディープラーニング勉強会
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調和系工学研究室ではディープラーニングの最新の知識共有を目指し、毎週ゼミを実施しています。担当学生がトップカンファレンスから自分の興味のある論文について発表し、意見交換をしながら進めています。
学生が発表に使用した論文紹介のスライドを本研究室HP( http://harmo-lab.jp/?page_id=1194 )にて、公開していますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

◆ 2024/7/29紹介論文
Zhengqi Li, Richard Tucker, Noah Snavely, Aleksander Holynski: Generative Image Dynamics, Proceedings of the 2024 IEEE/CVF Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR) (2024)
掲載紙:CVPR2024
[公開URL]

概要:自然な物体の動きを学習し、静止画から動画を生成する新しいアプローチを提案しています。
実際の映像から抽出した動きのパターンをフーリエ領域でモデル化し、拡散モデルを用いて予測します。
単一の画像から、周波数調整された拡散サンプリングプロセスを使用してスペクトル体積を予測し、これを動画全体をカバーする動きのテクスチャに変換します。
この手法により、静止画からシームレスにループする動画を作成したり、実際の画像内のオブジェクトとインタラクティブに動きを生成したりすることが可能になります。

[論文紹介スライド] 博士3年 森 雄斗さんによる紹介論文スライドをこちらからご覧いただけます


【4】調和技研エンジニアブログ
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北大発認定スタートアップである株式会社 調和技研は、同社のwebサイトにて、エンジニアによるブログを公開し、AIの最新動向、事例、ノウハウなどを紹介しています。最近の記事をご案内いたしますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。

Pythonコーディングを簡単に|LangChainで効率化【LLMことはじめ Vol.2】(7/11公開)
前回に続き、今回はLLMの機能拡張を効率的に実装するためのライブラリであるLangChainについて紹介しています。
#ChatGPT #言語系AI

GPT-4oを活用した画像検索システムの構築方法(7/16公開)
GPT-4oを使用して画像キャプションを含むデータベースを作成し、検索クエリ(ユーザーが入力した文章や単語)に基づいて関連する画像を見つける、画像検索システムをご紹介しています。
#画像系AI #ChatGPT

3次元点群データを用いた物体検出(7/24公開)
3次元データに関する基礎、および3次元データの一つである点群データを用いた物体検出についてご紹介しています。
#画像系AI

GoogleのマルチモーダルLLM「Gemini.1.5 Flash」の精度を検証してみる(7/29公開)
Google社が提供する「Gemini 1.5 Flash」の概要のご紹介と、実際にいくつかの質問をして精度を検証しています。
#ChatGPT #生成系AI #言語系AI


【5】調和系工学研究室WHAT’S NEW
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◇ 北海道建設新聞および北海道通信にて堀口組との共同研究の成果報告会を取り上げていただきました

2024年7月17日付・18日付、北海道建設新聞 紙面および、2024年7月18日付、北海道通信 紙面にて、株式会社堀口組との共同研究の成果報告会である「令和6年度 除雪の効率化と働き方改革に関する公開見学会」を取り上げていただきました。
同見学会は、7月16日に堀口組本社(留萌市)/オンライン(ハイブリット)にて開催され、山下准教授らが研究成果の報告を行いました。
株式会社 堀口組との共同研究で、山下准教授は、北海道大学大学院情報科学研究院 金井理教授らとAIを活用した除雪の出動判断支援技術の開発、写真計測による排雪量の簡易測定などを研究しています。

「令和6年度 除雪の効率化と働き方改革に関する公開見学会」に関する詳細はこちらからご覧いただけます
https://h-sangakukan.jp/events/4491

[北海道建設新聞]
[北海道通信]
[株式会社堀口組]


◇ 読売新聞にて「サイエンスレクチャー2024」を取り上げていただきました

2024年7月20日付、読売新聞31面 北海道特集12版にて、山下准教授と横山助教が講師をつとめた北大・読売連携講座「サイエンスレクチャー2024」を取り上げていただきました。
同講座は、6月22日に北海道大学高等教育推進機構にて、人工知能をテーマに開催されました。中高生等31名が参加し、深層学習やアノテーションの説明を受けた後に、動物の画像を識別するAIの自作に取り組みました。

北大・読売連携講座「サイエンスレクチャー2024」の開催概要はこちらからご覧いただけます
https://www.hokudai.ac.jp/events/2024/05/2024ai-2024622.html

[読売新聞]


★ 研究室に関連するベンチャーのニュース
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◇「大学発ベンチャー表彰2024」最終ノミネート企業にAWLが選定されました

科学技術振興機構新エネルギー・産業技術総合開発機構 主催「大学発ベンチャー表彰2024~Award for Academic Startups~」の最終ノミネート企業にAWL株式会社が認定されました。
表彰式は8月22日に「大学見本市2024~イノベーション・ジャパン」内にて執り行われ、最終ノミネート企業の中から、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞を始めとする各賞の受賞者が発表される予定です。

詳細は下記よりご確認いただけます
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20240717-2/index.html

川村教授はAWL株式会社の創業に携わり、現在は、上級技術顧問をつとめています。

[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ テレビ北海道の特別番組「ピッチが開くスタートアップの未来」にAWL CEO 北出氏が出演しました

2024年7月15日放送、テレビ北海道の特別番組「ピッチが開くスタートアップの未来」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が出演し、ピッチに出場する意義についてお話ししました。

番組は「TVhテレビ北海道ニュース」YouTubeにてご覧いただけます
https://youtu.be/lC0Pv8uaik4?si=nlWviE6dAQG81tG5&t=800

[テレビ北海道「ピッチが開くスタートアップの未来」]
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ 電子情報通信学会 北海道支部の意見交換会にAWL CHRO土田 美那 氏が登壇しました

2024年7月25日に北海道大学/オンライン(ハイブリット)にて開催された、電子情報通信学会 北海道支部と総務省北海道総合通信局の連携による意見交換会にAWL株式会社 最高人事責任者 兼上席執行役員 土田 美那 氏が登壇し、「北海道発スタートアップ企業における高度外国人材の取り組みと成果」をテーマにお話ししました。

開催概要は下記よりご覧いただけます
https://www.ieice.org/hokkaido/?p=1392

[電子情報通信学会 北海道支部]
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]


◇ 日本マーケティング協会「MARKETING HORIZON」にてAill 代表 豊嶋 千奈 氏のインタビューを掲載いただきました

日本マーケティング協会「MARKETING HORIZON」2024年7・8月の特集「自分で切り開く未来のシゴト」にて、株式会社Aill(エール) 代表取締役 豊嶋 千奈 氏のインタビューを掲載いただきました。
株式会社Aillが開発したAI恋愛アプリ「Aill goen(エール ゴエン)」のAIアシスト機能について詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひお読みになってください。

インタビューは下記よりお読みいただけます
https://horizon.jma2-jp.org/?p=4996

川村教授は「Aill goen」の開発に携わり、現在、株式会社Aillの社外取締役をつとめています。

[日本マーケティング協会「MARKETING HORIZON」]
[株式会社Aill]


【6】人工知能・ディープラーニングNEWS
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文化庁、「AIと著作権」を解説するセミナー開催へ YouTube Liveで無料配信
 文化庁は7月19日、生成AIの著作権について解説するセミナー「AIと著作権II」を開催すると発表した。開催日は8月9日で、午後2時からYouTube Liveで無料配信する。

OpenAI、軽量で安価なマルチモーダルAI「GPT-4o mini」リリース
米OpenAIは7月18日(現地時間)、軽量で安価なマルチモーダルAIモデル「GPT-4o mini」を発表した。アプリ開発者向けのAPIは従来のハイエンドモデルより1桁安く、GPT-3.5 Turboよりも高性能としている。

1本の動画→8つの異なる視点で映像化 Stability AI、動画生成モデル「Stable Video 4D」発表
英Stability AIは7月25日、1つの動画から8つの異なる視点の動画を生成するAIモデル「Stable Video 4D」を発表した。現在Hugging Faceから利用できる。

OpenAIのAI検索エンジン「SearchGPT」プロトタイプ登場
米OpenAIは7月25日(現地時間)、ネット上の情報にリアルタイムでアクセスするAI搭載検索エンジン「SearchGPT」を発表した。プロトタイプとして、少数のユーザーとパブリッシャーに公開する。

トヨタ、世界初の「自動運転タンデムドリフト」に成功
自動運転のタンデムドリフトでは、リード車とチェイス車の2台が、互いに数インチの距離を保ちながらコースを走行する。チームは、ニューラルネットワークを用いたタイヤモデルなどの最新技術を駆使して、車両のAIを構築した。

Meta、動画内アイテム識別AIモデル「SAM 2」をApache 2.0で公開
米Metaは7月29日(現地時間)、動画内のアイテムも識別できるAIモデル「Segment Anything Model 2」(SAM 2)を発表した。コードとモデルの重みを「Apache 2.0」ライセンスの下、GitHubで公開した。

Salesforce、1兆トークンのマルチモーダルデータセット「MINT-1T」を公開
SalesforceのAI研究部門であるSalesforce AI Researchは2024年7月24日、新たなオープンソースのマルチモーダルデータセット「MINT-1T」を公開した。このデータセットは、1兆のテキストトークンを含んでおり、AI研究において重要なリソースとなることが期待されているという。

キャプション付き画像のデータ約1000万枚、AI Picassoが無償公開 「著作権に配慮、AIモデル開発に利用して」
イラスト生成AIサービス「AIいらすとや」などを手掛けるAI Picassoは7月31日、画像生成AIの開発用として、約1000万枚の画像からなるキャプション付きデータセットなど2点を無償公開した。著作権に配慮し、いずれのデータセットも「CC-0」(所有者が著作権を放棄し、実質パブリックドメイン化したもの)か、CC-0相当のライセンスを持つ画像で構成したという。


【7】調和系工学研究室関連企業等NEWS
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JPCERT/CC が朝日新聞CSIRT、ノースグリッド、参天製薬の正木氏に2024年度の感謝状(株式会社ノースグリッド)
一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月19日、サイバーセキュリティ対策活動に特に顕著に貢献した人物や組織に感謝の意を表し、感謝状を贈呈したと発表した。

【留萌】堀口組がパワーアシストスーツの効果検証、負担軽減や熱中症対策で(株式会社堀口組)
堀口組(留萌)は、炎天下の草刈り作業でパワーアシストスーツによる負担軽減効果の検証に着手した。

フュージョン株式会社、新サービス『顧客ロイヤルティ可視化サービス』をリリース 顧客ロイヤルティを心理面から定量化(フュージョン株式会社)
フュージョン株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:佐々木 卓也、以下 フュージョン)は、顧客の心理ロイヤルティを定量的に可視化できるサービス『顧客ロイヤルティ可視化サービス』をリリースしました。本サービスはInsight Scope Laboratory(以下、ISラボ)との業務提携によって実現しました。

DX&リスクマネジメントフォーラム2024 デジタルインシデントに備える訓練・教育・IT管理の最前線(株式会社網屋 )
参加申し込み受け付けを開始しました! オンラインセミナー、リアルタイム配信:2024年8月30日(金)、アーカイブ配信:リアルタイム配信終了1時間後~9月30日(月)予定

網屋やサイバートラストなど13社、日本サイバーセキュリティファンドに参画 セキュリティ業界底上げへ(株式会社網屋 )
2024年7月29日、日本サイバーセキュリティファンド1号投資事業有限責任組合(以下、NCSF)は、同ファンドへ13社が出資・参画することを発表した。


【8】AI川柳
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調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。

2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。

AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「雨」(7月11日投稿)
夜更けて雨戸を閉める音たてず
他人を起こさないように音を立てずに雨戸を閉める様子が、夜の静けさと住人の思いやりを感じさせます(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「炎天」(7月16日投稿)
炎天下動物園は熱帯夜
熱く湿った日中の動物園が夜までその熱気を保持している様子,まるで熱帯の夜のような雰囲気(感想は #ChatGPT と作成)



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。

私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2024年8月23日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 https://harmo-lab.jp/?page_id=2918
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調和系工学研究室教員
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