情報処理学会北海道支部より優秀プレゼンテーション賞と技術研究賞を受賞しました

2021年10月9日(土)にオンラインで開催された「情報処理北海道シンポジウム2021」(https://hokkaido.ipsj.or.jp/info2021/)にて、修士2年の阿部 涼介さんと学部4年の細川 万維さんが発表を行い、本発表にてそれぞれ優秀プレゼンテーション賞と技術研究賞を受賞しました。

阿部 涼介, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : ECサイト掲載商品の紹介文作成支援システムの開発とメールマガジンによる紹介文評価, 情報処理北海道シンポジウム2021, 3-3, オンライン (2021)

本研究では著者らが開発してきた紹介文作成支援システムによって生成される紹介文に対して、メールマガジン配布を行い、メール内の商品のバナーのクリック率を使用して、文章の質を確かめる実験を行いました。

今回は優秀プレゼンテーション賞というように、自身のプレゼンに対して評価してもらいました。

本受賞を糧に、今後も研究および人に伝えることを意識した資料作り、発表を行っていきたいと思います。(修士2年 阿部 涼介)

細川 万維, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 関屋 英理子(株式会社ニチレイ) : 食品ロス削減に向けた家庭料理の献立作成アルゴリズムの検証, 情報処理北海道シンポジウム2021, 7-3, オンライン(2021)

近年、食品ロスという言葉が話題になっています。

食品ロスとは本来食べられるのに廃棄されてしまう食品のことで日本では年間約600万トンもの食品が無駄になっており、その半数は家庭から排出されています。

その原因は様々ですが、本発表では家庭における食品の過剰購入による食品ロスの削減を目標とし、献立支援システムの提案と実際のレシピデータを用いた検証を行いました。

今回の受賞を励みに、引き続きユーザーの役に立つような献立支援システムになるよう、研究に取り組んでいきたいと思います。

今回このような賞を頂けたのは、研究室の先生方をはじめ、研究室の先輩方、株式会社ニチレイの皆様のご指導、ご協力のおかげです。

ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。(学部4年 細川 万維)