山下准教授共著「自動運転技術入門」が出版されました

4月7日(水)にオーム社より、本研究室の山下准教授共著、日本ロボット学会監修「自動運転技術入門 AI×ロボティクスによる自動車の進化」が出版されました。

自動運転の要素技術を第一線の著者陣により、わかりやすく解説した書籍です。

「自動運転技術入門 AI×ロボティクスによる自動車の進化」の本書の 5.5.1 と 6.1 の執筆を担当しました。

5.5.1では、ニューラルネットワークを用いて PID ゲインの調整をおこなうニューロ PID 制御を解説をしています。

6.1では、本研究室で取り組んでいる深層強化学習を用いたゆずりあいの行動獲得について解説をしています。

本書の大きな特徴として、自動運転技術に関する解説に加えて、8章、9章、10章では初心者向けの深層学習と深層強化学習に関する解説が記載されています。

最新の自動運転技術に興味のある方や、深層学習の応用に興味のある方はぜひ読んでみてください。(山下 倫央)

「自動運転技術入門 AI×ロボティクスによる自動車の進化」

・主要目次

第1章 自動運転技術の概要

第2章 環境認識・予測

第3章 地図作成と自己位置推定

第4章 自動運転車の判断

第5章 縦方向と横方向の車両運動制御

第6章 複数台の協調制御

第7章 自動運転技術開発に使用されるツール

第8章 深層学習の基礎

第9章 深層強化学習

第10章 深層学習のノウハウ

[自動運転技術入門 AI×ロボティクスによる自動車の進化]

著者:日本ロボット学会 監修/香月 理絵 編著/荒井 幸代・大前 学・大日方 五郎・川崎 敦史・橘川 雄樹・小林 祐一・菅沼 直樹・田崎 豪・谷沢 昭行・新田 修平・野呂瀬 琴・馬場 厚志・藤吉 弘亘・目黒 淳一・森出 茂樹・谷口 敦司・山下 倫央 共著

出版社 : オーム社