情報処理学会より山下記念研究賞を受賞しました

2018年7月6日~7日に北海道大学で開催された第192回ICS研究発表会(https://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/ics192.html)にて、修士2年(発表時 修士1年)の吉田 拓海さんが発表を行い、本発表にて2019年度山下記念研究賞(一般社団法人 情報処理学会)を受賞しました。

なお、本研究は株式会社チャリ・ロトとの共同研究「人工知能による競輪予想記事の自動生成」にて実施されました。

吉田 拓海, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 競輪予想記事の自動配信に向けた的中車券予測, 第192回ICS研究会発表, 15, 北海道 (2018)

第192回ICS研究発表会(2018年7月)での発表「競輪予想記事の自動配信に向けた的中車券予測」が山下記念研究賞を受賞しました。

競輪はレース開催数が非常に多いため、人手による予想記事の執筆のコストがかかります。

そこで本研究では、ニューラルネットワークによってレース結果を予測し、予測結果に基づいて予想記事を自動生成するシステムを開発します。

本発表では、選手2人のペアのどちらが先着するかを予測するニューラルネットを用いて全体の着順を予測する手法を検討し、その問題点について考察しました。

本受賞を糧に、今後も研究に精進していきたいと思います。

今回受賞できたのは、研究室の先生方をはじめ、株式会社チャリ・ロトの皆様のご指導・ご協力のお陰です。

ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

(吉田 拓海)

[2019年度(令和元年度)山下記念研究賞詳細]
https://www.ipsj.or.jp/award/yamasita2019-detail.html