卒業論文発表会が行われました

2月5日(月)に学部4年生 2名の卒業論文発表会が行われました。

◆ 上前 諒輔

大規模言語モデルを用いたマニュアル文章修正手法に関する研究
A Study on Text Modification Methods for Manuals Using Large Language Models

概要:マニュアルに記載する文章では,読み手が内容を素早く明確に理解できることが重要である.
そのための文章表現の技術を習得することは容易ではない.
本論文では,マニュアルに適する文章を作成する支援のために,入力文章にライティングルールを適用する文章変換の手法を提案する.
結果として,ライティングルールに基づく修正箇所の指摘と,修正候補の文章の生成ができた.
これによって,マニュアルに適した文章を書きやすくなる.

― 発表を終えて

卒業論文の執筆や発表では、先輩や先生から多くのお力添えをいただきました。ありがとうございます。
今回の経験を活かして、今後の研究活動に取り組みたいと思います。


◆ 古田 悠華

印象タグを用いた衣服画像生成システムに関する研究
A Study on Clothing Image Generation System Using Impression Tags

概要:オーダーメイド服は個性を表現できる利点があるが、専門家以外は希望やこだわりが曖昧であったり、想像しているデザインの説明が難しかったりするために、デザインの注文が難しいという課題がある。
そこで、印象タグを元に衣服画像を作成する、対話型の衣服画像生成システムの開発を行い、個人の好みを反映した衣服のデザイン画を専門家以外が作成する場合の支援を試みた。
本研究ではシステムの構築を行い、性能評価として被験者に実際に操作してもらうことで、
ユーザーの発想やデザインの伝達に関する支援が可能であることを示した。

― 発表を終えて

先生方や先輩方の手厚い支援のおかげで、初めての発表や論文執筆を終えることができました。
今回の経験を修士課程での研究に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

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