学会参加レポート及び論文掲載報告、最新の人工知能ニュースをお届けします/harmolab133
こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。
10月~11月にかけて、国内外での学会参加や論文掲載が続きました。
今号のメルマガでは、これらの研究発表や掲載論文の内容について詳しく紹介します。
また、「学会参加レポート」では、学生が研究会に参加して気づいたことや、特に印象深かった発表についてレポートしています。
研究に興味をお持ちの方や、学会の雰囲気を知りたい方は、ぜひお読みになってください。
それでは、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年11月22日配信
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■ 本日のTopics
【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【2】学会参加レポート
【3】調和系工学研究室関連企業等NEWS-1
【4】調和技研エンジニアブログ
【5】研究室に関連するベンチャーのニュース
【6】人工知能・ディープラーニングNEWS
【7】調和系工学研究室関連企業等NEWS-2
【8】AI川柳
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【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW
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◇ Sensors, Vol. 24, No. 19 (2024) に学生の論文が掲載されました
Sensors, Volume 24, Issue 19 (October-1 2024) に本研究室の森 雄斗さん(博士3年)の論文が掲載されました。
[Sensors, Volume 24, Issue 19 (October-1 2024)]◆ Yuto Mori, Soichiro Yokoyama, Tomohisa Yamashita, Hidenori Kawamura Masato Mori : Development of Assistance Level Adjustment Function for Variable Load on a Forearm-Supported Robotic Walker, Sensors, Vol. 24, No. 19 (2024)
https://www.mdpi.com/1424-8220/24/19/6456
https://doi.org/10.3390/s24196456
title
Development of Assistance Level Adjustment Function for Variable Load on a Forearm-Supported Robotic Walker
日本語訳:
前腕支持型ロボット歩行器における可変な荷重量に対応する支援量調整機能の開発
Abstract
With the progression of an aging society, the importance of walking assistance technology has been increasing.
The research and development of robotic walkers for individuals requiring walking support are advancing.
However, there was a problem that the conventional constant support amount did not satisfy the propulsion force required for the walking speed that users wanted.
In this study, in order to solve this problem, we propose an algorithm for determining the support amount to maintain the walking speed when the average walking speed of each user is set as the target speed.
A robotic walker was developed by attaching BLDC motors to an actual walker, along with a control algorithm for assistance based on sampling-type PID control.
The effectiveness of the assistance determination algorithm and the usefulness of the parameters were demonstrated through experiments using weights loaded on the forearm support and target speeds.
Subsequently, subject experiments were conducted to verify the ability to maintain target speeds, and a questionnaire survey confirmed that the assistance did not interfere with actual walking.
The proposed algorithm for determining the assistance levels demonstrated the ability to maintain target speeds and allowed for adjustments in the necessary level of assistance.
日本語訳:
高齢化社会の進展に伴い、歩行支援技術の重要性が高まっている。
歩行に支援が必要な人に向けたロボット歩行器の研究開発が進められている。
本研究では利用者が歩行器に荷重を加えることにより必要な推進力が変化することに着目した。
利用者ごとの平均歩行速度を目標速度とした場合における歩行速度を維持するための支援量決定アルゴリズムの開発を目標とする。
実際の歩行器にBLDCモータを取り付けたロボット歩行器とサンプリング方式のPID制御をベースとした支援量の制御アルゴリズムを開発した。
支持台に積載した重りと目標速度の実験によって、支援量決定アルゴリズムの有効性と使用したパラメータの有用性を示した。
その後、被験者実験により、目標速度の維持能力を検証し、アンケート調査から実際の歩行を阻害しないような支援であることを確認した。
今回提案した支援量の決定アルゴリズムは目標速度の維持能力が確認され、必要な支援量の調整が可能であった。
◇ 人工知能学会論文誌2024 年 39 巻 6 号に学生の論文が掲載されました
2024年11月1日発行、人工知能学会論文誌2024 年 39 巻 6 号に本研究室の西浦 翼さん(博士3年)、大江 弘峻さん(博士3年)の論文が掲載されました。
◆ 西浦 翼,横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲,佐藤好美,長谷川怜,平澤美幸:人物追跡手法とマッチングアルゴリズムを用いた路線バスにおける乗客OD推定システムの開発,人工知能学会論文誌, 2024 年 39 巻 6 号 p. AG24-G_1-10 (2024)
https://doi.org/10.1527/tjsai.39-6_AG24-G
タイトル:
人物追跡手法とマッチングアルゴリズムを用いた路線バスにおける乗客OD推定システムの開発
概要:
路線バスを利用した人物の乗車バス停と降車バス停を収集したODデータを収集するために,カメラと深層学習を組み合わせた推定システムを開発した.
◆ 大江 弘峻,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲,多田 満朗:灯油配送計画問題の定式化とローリングホライズン方式を用いたヒューリスティックの提案,人工知能学会論文誌,2024 年 39 巻 6 号 p. AG24-B_1-15 (2024)
https://doi.org/10.1527/tjsai.39-6_AG24-B
タイトル:
灯油配送計画問題の定式化とローリングホライズン方式を用いたヒューリスティックの提案
Formulation of Kerosene Routing Problem and a Rolling-Horizon Approach Based Heuristic
概要:
Kerosene delivery is a service that regularly supplies kerosene to household tanks to prevent them from runningdry.
Delivery companies create kerosene delivery plans to maintain tank levels and implement deliveries based onthese plans.
We formulate the Kerosene Delivery Planning Problem (KRP) and propose a solution method that utilizesa problem partitioning approach through the rolling horizon approach, combined with a hybrid method named HAIRthat integrates tabu search and integer programming.
From experiments on parameter search, it was confirmed that thevalue ofMaxIter for HAIR should be set as a priority.
Furthermore, in experiments targeting a single season, it wasobserved that the evaluation value of the proposed method improves by about 10% compared to the evaluation valuecalculated from actual delivery records.
It was also confirmed that the parameters of the rolling horizon approach,specifically W and S, should be prioritized.
灯油配送は,家庭に設置された灯油タンクの残量を切らさないように定期的に配送するサービスである.
配送業者は,灯油タンクの残量を保つために灯油配送計画を作成し,計画に基づいて配送を実施する.
本論文では,灯油配送計画問題 (KRP) を定式化し,解法として,ローリングホライズン方式による問題分割手法とタブーサーチと整数計画法を組み合わせたマスヒューリスティクスであるHAIRを用いた手法を提案した.
パラメータ探索実験より,HAIRのパラメータについてはMaxIterの値を優先的に設定すべきであることが確認され,他の3つのパラメータについては,設定値の変更によって解の評価値や実行時間が増減するといった傾向が生じないことが確認された.
また,1シーズンを対象とした実験では,実際の配送履歴から算出した解の評価値と比べて提案手法の評価値は1割程度良くなることが確認された.
パラメータについては,ローリングホライズン方式のパラメータであるW,Sを優先的に設定すべきであることが確認され,これらの値を増加させることによって移動距離が削減されることが明らかとなった.
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研究内容にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
【2】学会参加レポート
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◇ 2024 16th International Conference on Graphics and Image Processing (ICGIP 2024)にて学生が発表しました
2024年11月8日~10日に南京市にて開催された「2024 16th International Conference on Graphics and Image Processing (ICGIP 2024)」に本研究室より、西浦 翼さん(博士3年)が参加し、研究発表を行いました。
[2024 16th International Conference on Graphics and Image Processing (ICGIP 2024)]◆ Tsubasa Nishiura, Soichiro Yokoyama, Tomohisa Yamashita, Hidenori Kawamura : Development of an Entry-Exit Decision Algorithm for Bus Passenger Counting Using Cameras
In recent years, entry-exit management technologies have gained attention due to the rise of smart cities and the proliferation of IoT devices.
These technologies are used not only in indoor environments like offices and retail stores but also in outdoor settings such as public transportation.
Particularly in public transport, there is growing demand for Origin-Destination (OD) data collection to better understand passenger movement.
In this study, we developed a system to estimate the number of passengers boarding and alighting from buses by installing cameras at the bus doors and capturing video footage of passengers.
The system utilizes person detection and tracking algorithms to estimate passenger trajectories and applies a deep neural network (DNN) model to classify whether a detected individual is boarding or alighting.
We introduced a DNN model for binary classification to determine whether individuals are inside or outside the bus, using bounding box and time information.
By performing a grid search, we identified optimal model parameters. The system was tested using both YOLOR and the latest YOLOv10 object detectors, and the MPNTrack person tracking algorithm.
The combination of YOLOv10 and the DNN model achieved an error rate of 11.7% for the entrance camera, while YOLOR and the DNN model achieved an error rate of 0.803% for the exit camera, significantly improving the accuracy over previous methods.
This study demonstrates that integrating object detection, tracking, and DNN-based classification improves the accuracy of passenger counting systems, which is crucial for the effective management of public transportation systems.
バスにおける人物の乗降を判定するためにDNNモデルを用いた手法を開発し,既存のバスODデータ推定の手法を超える精度を達成した.
◆ 学会の様子等を西浦さんがレポートしてくれました
― 研究会に参加して気づいたこと
調和系では共同研究が多く応用研究を行うことが多いが,私が発表したセッションでは理論に関する発表が多かった.
普段DLゼミなどで読む論文では新しいモデルの提案手法に関するものが多いが,今回の発表ではそのようなモデルの開発を学生が行っていて驚いた.
スライド発表に関しては,論文の文章や図表をそのまま切り貼りしたスライドが多く,あまり力の入った学会ではなかった.
― 興味深かった発表について
ゲストスピーカーの発表はおもしろかった.
四足歩行のロボットを使って大学内の点群情報を収集する研究や,自動運転用に車のカメラ映像から3D解析して,前を走る車や周りのオブジェクトを認識し,自由に置いたり外したりしながら強化学習したり視点をずらした映像の生成をする研究の発表があった.
◇ 「ソフトウェアサイエンス研究会(SS研)」にて学生が発表しました
2024年10月17日に浜松市福祉交流センター(浜松市)にて開催された「電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ ソフトウェアサイエンス研究専門委員会(SS研)」に本研究室より、後藤 健之介さん(修士2年)が参加し、研究発表を行いました。
[電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ ソフトウェアサイエンス研究専門委員会(SS研)]◆ 後藤健之介,横山想一郎,山下倫央,川村秀憲:競輪におけるLLMを用いた予想記事生成手法の提案
本研究では,競輪における予想記事生成のために,大規模言語モデル(LLM)を活用した手法を提案する.
我々の取り組んでいた従来研究では,競輪のレース結果の予想に基づくレース展開や着順を含んだ予想記事生成にテンプレートを利用する手法が用いていた.
テンプレートを用いる手法では,記事のパターンを追加する場合に,作業負荷が高いテンプレートの作成作業が求められる課題が存在していた.
本研究では,この課題を解決するために,LLMを用いた予想記事生成手法を提案し,提案手法がテンプレートを用いた記事と同等の内容を含む記事生成が可能であり,バリエーションや作業負荷の観点から実用性が高いことを示す.
◆ 学会の様子等を後藤さんがレポートしてくれました
― 研究会に参加して気づいたこと
今回参加した学会がソフトウェアサイエンスの研究会であり、直接AIが関係する分野ではありませんでした。
その中で機械学習技術を用いた研究がいくつかあり、AI技術の多様な応用が注目されていました。
特に、合理性のモデリングを認識論的に捉えた研究や、感情分析を通じてソフトウェアの要件定義におけるユーザーニーズの深掘りを行う試みが見られ、AIが単なるアルゴリズムの最適化を超え、ユーザー理解や意思決定支援の新たな手法として活用されつつあることを感じました。
また、コードクローンの検出といったソフトウェア開発の効率向上に向けた実践的な研究も進展しており、AI技術がソフトウェアの保守性や品質管理において貢献していることがわかりました。
― 興味深かった発表について
タイトル:
大学演習課題としてのソフトウェア開発における要件定義成果物に対する感情分析の考察,勝家拓巳・小形真平・岡野浩三(信州大)・飯村結香子・斎藤 忍(NTT)
概要:
ソフトウェア開発における要件定義工程の中間成果物に対し,感情分析を行った結果を報告する.
一般に,成果物には開発対象に対する要求や機能に関する記述が含まれている.
ユーザのニーズや問題は,ユーザの現状に対する不満や期待などの分析に基づき記述する.
一方で,機能の記述は,システムの挙動やシステムと人とのインタラクションを記述する.
本稿では,大学生の演習で作成された実データに対し感情分析を適用し,成果物の記述内容の感情はどのように変化するのかを調査した.
具体的にはカスタマージャーニーマップやユーザストーリーマッピングなどの開発成果物に含まれる記述内容に対しGoogle CloudのNatural Language APIを用いた感情分析を行った.
その結果,成果物種別ごとに現れる感情の傾向が異なることを確認した.
感想:
感情分析を用いてソフトウェア開発の要件定義におけるユーザーニーズを掘り下げる試みが興味深かったです。
特に、成果物の種類ごとに異なる感情の傾向を捉えることで、ユーザー理解がより一層深まり、開発プロセスの改善に役立つ可能性を感じました。
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研究内容にご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
【3】調和系工学研究室関連企業等NEWS-1
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川村教授が技術顧問を務める株式会社InnovationBASE 北海道のイベントを紹介します
◇ 2024年11月26日(火)にInnovationBASE 北海道が共催する「北海道カムバックセミナーvol.3」が開催されます
2024年11月26日(火)にイースタン青山ビルB1F 会議スペースにて、InnovationBASE 北海道が共催する「北海道カムバックセミナーvol.3 ~北海道の『食』を未来へつなぐ企業編~」が開催されます。
今回は「食」をテーマに、SAPPORO NEXT LEADING企業をはじめ道内の魅力的な企業が登壇します。また、登壇企業や参加者どうしが、ゆっくりリラックスしてお話しいただけるよう北海道おつまみ&飲み物を用意した懇親会も行います。
北海道へのUターン・Iターン・Jターンを目指し、すでに活動されている方だけではなく、北海道が好きという方、ちょっと興味があるという方、どなたでもお気軽にご参加いただければと思います。
参加企業/団体:
一般財団法人さっぽろ産業振興財団、函館市役所、株式会社インプロバイド、株式会社インプル、システムバンク株式会社、カネシメホールディングス株式会社
お申し込み及び詳細は下記よりご確認いただけます
https://cbs-vol3.peatix.com/
開催日:2024年11月26日(火)
時刻:17時30分 OPEN / 18時~21時
場所:イースタン青山ビルB1F 会議スペース
東京都港区赤坂8-5-41イースタン青山ビル
銀座線・半蔵門線・大江戸線青山一丁目駅4番(南)出口より徒歩3分
参加費:無料
【4】調和技研エンジニアブログ
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北大発認定スタートアップである株式会社 調和技研は、同社のwebサイトにて、エンジニアによるブログを公開し、AIの最新動向、事例、ノウハウなどを紹介しています。最近の記事をご案内いたしますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。
◇ MetaのオープンLLM「Llama3.2 3B-Instract」の精度を検証してみた|GPT4o-miniとの比較あり(10/28公開)
本記事では「Llama3.2」の特徴と利用方法を解説し、「Llama-3.2 3B-Instract」モデルの精度をいくつかの質問を通じて検証しています。
#生成系AI #言語系AI
◇ サステナビリティ領域で活躍するAI―SDGs×AI活用事例(10/30公開)
この記事では、サステナビリティ領域で活用されている日本と海外のAIのユースケースについて、環境と海洋にドメイン知識のある筆者による独自リサーチを元にご紹介しています。
#数値系AI #画像系AI
◇ 「戻れない変化」を生み出し続ける。コンサルを通して見極める業界DX実現への道筋 ダイコク電機株式会社 様(10/31公開)
システム開発なども担うダイコク電機が、調和技研のサービスを導入した経緯やその成果、本質的なAI活用への考え方などについて、代表取締役社長・栢森 氏にインタビューをしています。
#インタビュー #生成系AI #ChatGPT
【5】研究室に関連するベンチャーのニュース
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◇ 「StarT!Ps from NEDO」にAWL代表 北出 氏のインタビューが掲載されました
2024年11月1日付、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)の中小企業・スタートアップ企業向けポータルサイト 「StarT!Ps from NEDO」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏のインタビューが掲載されました。
AWLの創業時からこれまでの成長の軌跡について、また、川村教授との出会いについても語られていますので、興味のある方はぜひお読みになってください。
こちらからお読みいただけます
https://www.nedo.go.jp/media/startups/20241101.html
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]
◇ 日刊工業新聞にAWLが上川町で取り組む実証実験を取り上げていただきました
2024年11月15日付、日刊工業新聞にて、AWL株式会社が株式会社デジタルレシピと連携し、上川町役場庁舎で取り組む実証実験について取り上げていただきました。
実証実験では、AWL株式会社のエッジAIカメラソリューションを利用し、来庁者の属性や動線、目的の窓口までどのくらいの時間でたどり着いたかなどを解析することで、町役場での窓口業務の効率化と利便性向上につなげることを目指しています。
詳しい内容はAWLのwebサイトよりお読みいただけます
https://awl.co.jp/news/20241115/
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]
◇ 「北海道ビジネス EXPO 2024」にAWL代表 北出 氏が登壇しました
2024年11月7日~8日にアクセスサッポロにて開催された「第38回 北海道ビジネス EXPO 2024」内のパネルディスカッション「北海道スタートアップ 今後の展望」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が登壇しました。
また、「未来創造ゾーン 北海道発 Deep Tech Startup」にて、AWL株式会社がブース出展しました。
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]
◇ J-WAVE「INNOVATION WORLD」にAWL代表 北出 氏が出演しました
2024年11月8日(金)放送、J-WAVEのイノベーションをテーマにした番組「INNOVATION WORLD」のDREAM PITCHにAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が出演しました。
「エッジAI」技術を用いてドラッグストアやコンビニエンスストアなどの安全性を向上するAWLのビジネスモデルを1分間でプレゼンしました。
[AWL株式会社(北大発認定スタートアップ)]
【6】人工知能・ディープラーニングNEWS
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★ チューリング、完全自動運転開発のための専用計算基盤「Gaggle Cluster」の運用開始を発表(AIsmileyより)
「Gaggle Cluster」は、96基のNVIDIA H100 GPUを搭載した専用計算基盤で、NVIDIA InfiniBand/NDR400を利用することでサーバー間の通信速度を最適化し、All-Flash分散ストレージにより分散学習の性能を向上させています。このクラスタは、深層学習タスクに最適化されています。
★ 世界初!GPT-4o搭載のウェアラブルAIメモリーカプセル「PLAUD NotePin」が国内予約販売開始(AIsmileyより)
高性能AIボイスレコーダーメーカーNicebuild LLCは、GPT-4o搭載のポータブル型ウェアラブルAIメモリーカプセル「PLAUD NotePin」の予約受付を開始しました。正式発売は、2024年12月上旬を予定しています。
★ チューリング、完全自動運転開発のための専用計算基盤「Gaggle Cluster」の運用開始を発表(AIsmileyより)
「Gaggle Cluster」は、96基のNVIDIA H100 GPUを搭載した専用計算基盤で、NVIDIA InfiniBand/NDR400を利用することでサーバー間の通信速度を最適化し、All-Flash分散ストレージにより分散学習の性能を向上させています。このクラスタは、深層学習タスクに最適化されています。
★ ソフトバンク、4600億パラメータの日本語特化LLMを公開 「日本でも大規模なAI作れると証明」(itmediaより)
ソフトバンクは、4600億パラメータ大規模言語モデル(LLM)「Sarashina2-8x70B」を公開した。国内で開発しており、日本語に特化したモデルだという。宮川潤一CEOは「日本でも大規模なAIを作れると証明した」と語った。
★ 上空からクマを検知 ドローンとAIによるシステム、秋田で開発進む(毎日新聞)(Yahoo!ニュースより)
昨年、全国的に相次いだクマによる人身被害を踏まえ、無人航空機(ドローン)と人工知能(AI)技術を組み合わせてクマを検知するシステムを、秋田県などのドローンスクールでつくるグループが開発中だ。災害救助支援用に開発したAI映像認識技術を応用し、2026年春までの実用化を目指している
★ 赤信号で停止、無事にお届け Uber Eats、ロボット配送を大阪でも開始、夜間は国内初(産経新聞より)
宅配代行大手のUber Eatsは11月13日、東京に次いで国内2カ所目となる大阪市でのロボット配送を14日から始めると発表し、導入地区でのデモ走行を報道陣に公開した。
★ 生成AIを活用した量子回路設計支援システム『blueqat Quantum Designer』を開発 – 量子コンピューティングの新時代へ(blueqatより)
blueqatは、新たな量子コンピューティングの開発支援システム『blueqat Quantum Designer』のリリースを発表しました。このシステムは生成AIを活用しており、ユーザーが量子回路を簡単かつ効率的に設計できるようサポートします。
★ グーグル兄弟会社Waymo、自動運転タクシーをLAでも一般提供(Yahoo!ニュースより)
ロサンゼルスでWaymoの自動運転タクシーを呼ぶのが、より簡単になった。同社はこの地域でウェイトリストを廃止し、誰でも「Waymo One」アプリを使って乗車できるようにした。
【7】調和系工学研究室関連企業等NEWS-2
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★ URBANIX株式会社と株式会社イノベーションプラス、「まちづくり×ECモール」で地方地域の商店街活性化に向けたパートナーシップを締結(株式会社イノベーションプラス)
まちづくりとオンライン販売の融合で地方地域の小規模店舗の成長を支援
★ 当社のデジタルソリューション「CLIP」で愛知県旭丘高校 天文部がスペースバルーンを打ち上げ!(株式会社クレスコ)
当社は、次世代育成支援を目的に、IoT実装を支援する当社のデジタルソリューション「CLIP」(※)を愛知県立旭丘高校 天文部(以下、天文部)に無償提供しておりますが、10月13日(日)に天文部はCLIPを用いたスペースバルーンの打ち上げに成功いたしました。
★ 「2024年度NRAC年次総会 – AI・オートメーションサミット -」に出展・講演いたします(株式会社クレスコ)
当社は、NRAC(次世代RPA・AIコンソーシアム)が主催する「2024年度NRAC年次総会 – AI・オートメーションサミット -」に出展・講演いたします。
★ 生成AI×バックオフィスDXの「helpmeee! KEIKO」、ヒアリング機能を追加リリース!(バリュエンステクノロジーズ株式会社)
曖昧な質問に対して聞き返して掘り下げ、問い合わせ体験を大幅アップデート
★『サスケWorks』 株式会社OPENRECの業務管理ツールとして導入が決定!(株式会社インターパーク)
柔軟なカスタマイズ性と高いコスト対効果を兼ね備えたサスケWorksで、業務効率と経営判断スピードの向上を支援
★ 株式会社あるやうむへの資本参加のお知らせ(フュージョン株式会社)
フュージョン株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:佐々木 卓也)はこの度、公共領域全体でNFT(非代替性トークン(※1))及びDAO(分散型自立組織(※2))のソリューション提供を主力ビジネスとする株式会社あるやうむ(本社:札幌市北区、代表取締役:畠中 博晶、以下「あるやうむ」といいます。)に、資本参加しましたので、下記のとおりお知らせいたします。
★ 視聴登録数4,000名突破御礼!「Security BLAZE 2024」無料アーカイブ配信決定【11/29(金)までの期間限定配信】(株式会社網屋)
知識を武器に、セキュリティの迷宮を攻略せよ!
サイバーセキュリティサービスを提供する株式会社網屋(東京都中央区 / 東証グロース:4258 / 以下、網屋 )は、2024年11月13日(水)と11月14日(木)の2日間にわたり開催した、セキュリティカンファレンス「Security BLAZE 2024~知識を武器に、セキュリティの迷宮を攻略せよ!~」の全30講演を期間限定でアーカイブ配信することを決定しました。
【8】AI川柳
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調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://x.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!
★ お題「初雪」(11月8日投稿)
初雪の朝もやっぱり美しい
冬の初めに訪れる雪がもたらす特別な美しさ、季節の変わり目の自然の美(感想は #ChatGPT と作成)
★ お題「トランプ」(11月12日投稿)
トランプ氏思い出すのは安倍総理
二人の関係性や印象深い結びつきを表現しているように感じます(感想は #ChatGPT と作成)
【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲
[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
◇ 次号は、2024年12月6日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
https://harmo-lab.jp/?page_id=2918
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調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
横山 想一郎助教
▽調和系工学研究室HP
▽調和系工学研究室FB
▽川村 秀憲教授FB
▽調和系工学研究室AI川柳
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