ECサイトでの購入は、実際に商品を手に取って確認ができない、直接店員に商品情報を聞くことができないことから、ECサイト上に掲載する情報は消費者の購入意思決定において重要になります。

近年のECサイト市場の拡大に伴い、掲載される商品数が多くなり、EC サイト担当者の掲載商品の紹介文作成の負担が大きくなっています。

そこで、商品データから得られる特徴をもとに、AIによる紹介文の自動生成を行うのが本共同研究です。

対象の商品カテゴリーを国内で豊富な種類が取り扱われている日本酒とし、自動生成された多数の紹介文の中から、文字数や使用する特徴に基づいて絞り込んだ候補を提示し、担当者に選択してもらうこと紹介文の作成を支援するシステムを開発しました。

八海山の紹介文候補

このシステムで作成された紹介文をメールマガジンで配布してクリック率を測定し、担当者がシステムを使わずに作成した紹介文と同等以上の結果が得られることを検証しました。

現在は、年代や性別などの消費者の属性に応じて宣伝効果の高い紹介文を作り分けたり、メールマガジンで配信するような短文と組になるように通販サイトで表示するような長い紹介文を生成したりすることを目標に取り組んでいます。