こんにちは。

北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

この冬は全国的に暖冬傾向とのことですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

札幌は雪が少なく過ごしやすいと喜んでいましたが、今週の初めは雪が降り続き、あっという間に例年通りの雪景色になってしまいました。

この後一気に記録的な大雪にみまわれる可能性もあるので、これから札幌を訪問される方は天気予報に十分ご注意の上いらしてください。

では、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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◇ 本日のTopics ◇

【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

【2】AIヨミ子の川柳

【3】調和系工学研究室発ベンチャー企業

【4】今週のAI俳句ランキング

【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

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【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★AWLが開発したAIカメラ技術をベースにしたカメラリファレンスアーキテクチャが日本マイクロソフトのSmart Storeに新たに加わりました

AWL株式会社が開発した、小売業向けのAIカメラ技術をベースにしたカメラリファレンスアーキテクチャが、日本マイクロソフトのSmart Storeに新たに加わりました。

AWLは本研究室の川村先生がCo-founder、研究室OB(2001年度修士課程修了)の土田 安紘氏がCTOを務める、AIカメラを活用したサービスで高い技術を保有するベンチャー企業です。

Smart Storeとは、Microsoftがグローバルで掲げる「Intelligent Retail」の国内版として、日本の流通・小売業のデジタル化を支援する施策で、AWLの技術を活用することにより顧客の行動や従業員の行動を分析し、店舗のオペレーションを効率化することができます。

土田氏のインタビューや、昨年12月12日に行われたセミナー「今日から使える!顧客、従業員の行動を可視化するSmart Store カメラリファレンスアーキテクチャ」についても紹介されていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。

[小売のデジタル化を加速するSmart StoreにAIカメラが仲間入り]

https://japan.cnet.com/extra/ms_store_202001/35147320/

[AWL株式会社]

https://awl.co.jp/

★INSIGHT LABと共同研究をしている「かわいいを理解するAI」の研究について紹介されました

1月15日のNexTalkのコラムで、INSIGHT LAB株式会社と本研究室の共同研究による、「かわいいを理解するAI」の研究について紹介されました。

「かわいいを理解するAI」とは、「感性」といった定性的なものを数値化し、科学的に分析するAIです。

INSIGHT LABの代表取締役会長 遠山 功氏と、執行役員 コンサルティング本部 本部長 横尾 聡氏へのインタビュー形式で、AIの「かわいい」の学習方法などが紹介されていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。

 [【IT×ファッション】「かわいい」をAIが分析。感性の分野にまで踏み込むINSIGHT LABが目指すものとは]

https://nextalk-uniadex.com/_ct/17323765

★シーズ・ラボと共同研究をしているAI活用のバス車内状況分析システムの研究について紹介されました

1月15日に東京ビックサイトで開幕したオートモーティブワールド2020で、株式会社シーズ・ラボと本研究室の共同研究による、AI活用のバス車内状況分析システムの研究について紹介されました。

AI活用の車内状況分析システムとは、汎用カメラで収集したバス車内の画像をクラウド上でAI学習し、そこで学習したモデルをもとに乗客数や着席状態、荷物など実際の車内状況をエッジAIでリアルタイムに検知し、発進して良い状態にあるかどうかの判断や、走行中に移動している乗客への注意喚起などを行うことで、円滑なバス運行を支援することを目指すAIです。

ご興味のある方はぜひお読みください。

[シーズ・ラボ、AI活用の車内状況分析システムを公開…オートモーティブワールド2020]

https://s.response.jp/article/2020/01/15/330724.html?fbclid=IwAR3PLJ1t15YaD6ZBs7kxtQ45Q2pnqpxvCCwBausKd4T-Eykgfn071tJIZ2g

★オートモーティブワールド2020でのブース来訪者数について

1月15日に東京ビックサイトで開幕したオートモーティブワールド2020で、株式会社シーズ・ラボと本研究室の共同研究による、AI活用のバス車内状況分析システムを展示いたしましたが、ブースへの来訪者は下記となりました。

1/15(水): 98名

1/16(木):106名

1/17(金): 85名

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合計    :289名

オートモーティブワールド2020には本研究室の山下先生、修士2年の木戸口稜さんも参加し、展示のサポートを行いました。

多くの方に本研究に興味を持っていただきとても嬉しく思います。

 [シーズ・ラボ、AI活用の車内状況分析システムを公開 オートモーティブワールド2020]

https://s.response.jp/article/2020/01/15/330724.html?fbclid=IwAR3PLJ1t15YaD6ZBs7kxtQ45Q2pnqpxvCCwBausKd4T-Eykgfn071tJIZ2g

【2】AIヨミ子の川柳

本日のヨミ子の川柳は、12月27日と1月10日のNHK総合「ニュース シブ5時」(https://www4.nhk.or.jp/shibu5/) で放送されたものになります。

その週の話題のニュース画像からキーワードを自分で分析し、そのキーワードをお題に川柳を詠むヨミ子ですが、この川柳を詠むAIシステムを開発しているのが本研究室です!

1句目にご紹介するのは2019年のニュースのまとめとして、ラグビー選手たちが集合している写真から詠んだ川柳になります。

ヨミ子が読み取ったキーワードは「運動」「チーム」「応援」「選手」で、お題「応援」で詠んだ句になります。

全員に 応援された 人がいる

日本中、みんなが応援して熱くなったことをヨミ子は詠んでいます。

応援という言葉から、このラグビーをも想起させる一句を年の瀬にヨミ子が詠みました!

かなり上達していて嬉しいです。

最後に「人がいる」のパターンが多いのではとの指摘もありましたが、これは全体状況に広げて詠むというのが最近ヨミ子の中で流行っているからです!

2句目は注目ニュース「逃亡のゴーン元会長 会見」から、お題「空港」で詠んだ句になります。

空港を 越えて飛び込む ニュースある

空港にプライベートジェットの画像から読み取ったキーワードは「飛行機」と「空港」でしたが、ゴーン元会長のニュースが空港を越えて飛び込んできたことが、上手く詠まれていると思いませんか?

毎日ニュースを勉強しているのでは!?と褒めていただき、ヨミ子も喜んでいました。

この調子で今年もぜひ頑張ってもらいたいと思います!

【3】調和系工学研究室発ベンチャー企業

調和系工学研究室では、人工知能を理論的に研究しているだけでなく、様々な民間の方々と共同研究を行い、実際にシステムやサービスをつくり、その技術を社会応用し、いろいろな企業といろいろな仕組みをつくって、世の中を変えるお手伝いをしています。

私たちの研究が日々社会の中で評価され、様々なニーズや課題がダイレクトにフィードバックされる環境におかれることが重要であるとの想いから、研究室のスタッフ、学生、OBが中心となって様々なベンチャー企業を設立しています。

本日ご紹介するのは、本研究室OBの松村 有祐氏(2008年度博士課程修了)が代表を務めている株式会社mgramです。

mgramは、自分をより深く知るための性格診断ツール「エムグラム診断」を作っているベンチャー企業です。

エムグラム診断とは、人と人の相性を科学的に測定することを目的として作られた、超精密な性格診断システムです。

占いなどとは異なり、統計学的なアプローチできちんとしたデータを背景に、性格を正しく検査し、科学的・統計学的手法で相性を計算します。

105問の質問に答えることでユーザーの性格を構成する60種類の要素を導き出し、特徴的な要素トップ8を抽出し、ハッシュタグで自分の性格を表現してくれます。

これにより、自分の性格や行動に対する周囲の印象がわかるだけでなく、適職診断や恋愛診断などの追加診断も受けることができます。

mgramは、「誰もが自分を愛せる世界へ」というビジョンを掲げ、自分自身をよく知り、愛せるような自己分析ツールを開発、提供し続けたいと考えています。

エムグラム診断は今後もどんどん進化していきますので、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

[株式会社mgram]

https://mgram.co/ja

【4】今週のAI俳句ランキング

AIが俳句を作る「AI俳句」の普及を目指して、本研究室を事務局として2019年7月に設立されたAI俳句協会のウェブサイトでは、AIが生成した俳句を人が評価して、評価結果を集約したAI俳句ランキング(月間・週間)の集計を行っています。

今週のランキングをご紹介したいと思います。

1位 春眠の 中より君の 歩み来し

2位 炎天の からつぽの目を 伴へり

3位 蓮如忌や 一茶旧居の 杉並木

すべて、本研究室が開発した「AI一茶くん」が詠んだ句になります。

「AI一茶くん」は1日1句投稿していますので、ぜひ俳句協会ウェブサイト(https://aihaiku.org) もご覧ください!

【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

★みずほ銀行、AIによる校閲・校正システムを採用 パンフレットなどの制作効率化と品質向上に貢献

https://ledge.ai/mizuho-ai-toppan/

★苦悩するグーグル、自社サービスに「説明可能AI」を組み込んだ事情

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/01147/

★GoogleのExplainable AIを構成する技術について

https://qiita.com/ToshihiroNakae/items/c8604d19d48889be271c

★BERTの解説スライド

https://www.slideshare.net/matsukenbook/bert-217710964

★AI英会話アプリを使った中学・高等学校の英語外部試験合格率が約10%向上

https://ledge.ai/joyz-terratalk/

★感性を学ぶAI アパレル不況打破に挑む

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54060980W0A100C2000000/

★AIがマンモグラムでの乳がん検出確度で人間の医師を上回った

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2001/04/news022.html

Google論文

https://www.nature.com/articles/s41586-019-1799-6

★【ウェグマンズ】、食品スーパーもAIでパーソナライゼーション深化!売り場は選択肢?

https://blogos.com/article/429133/

★オープンソースの機械学習向けハイパーパラメータ自動最適化フレームワーク Optunaを正式公開

https://preferred.jp/ja/news/pr20200114/

★「未来のAIは思考を理解する」トロント大ヒントン氏

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54325570R10C20A1EA5000/

★AIが営業トークを自動解析し“売れるトーク”との違いを提示、コグニティが1.9億円を調達

https://jp.techcrunch.com/2020/01/15/cognitee-fundraising/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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調和系工学研究室教員

川村 秀憲教授

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