川村秀憲著「ChatGPTの先に待っている世界」抜粋紹介、学会参加レポートをお届けします/harmolab113


こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

今号のメルマガでは、川村教授の著書「ChatGPTの先に待っている世界」より、「第二章 本能と知能と、生と死と ―「知能」と「人工知能」の違い」の一部を抜粋して紹介します。
第二章では、人工知能の定義や、人工知能の研究者が「知能とは何か」という問いにどのようなアプローチをとってきたのか、などについて、分かりやすく解説しています。
興味のある方はぜひお読みになってください。

それでは、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年1月26日配信
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■ 本日のTopics
【1】「ChatGPTの先に待っている世界」
【2】学会参加レポート
【3】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【4】人工知能・ディープラーニングNEWS
【5】調和系工学研究室関連企業NEWS
【6】AI川柳
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【1】「ChatGPTの先に待っている世界」
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(「第二章 本能と知能と、生と死と ―「知能」と「人工知能」の違い」より一部を抜粋)

アラン・チューリングは、コンピューターの歴史においては欠かすことのできない存在です。
チューリングは、第二次世界大戦時に暗号解読マシンをつくり上げ、のちに「コンピューターの父」と呼ばれるほどの偉業を遺しました。
さらに、彼は人工知能の概念を最初に提案した人物の一人であり、「知能とは何か」という問いに深く取り組みました。
その取り組みの中で彼は、現在のコンピュータープログラムの原型となる理論を最初につくり出したとされています。

この彼が構築した理論の原型は「チューリングマシン」と呼ばれ、人工知能や計算機科学の教科書に必ずといっていいほどその名が登場します。
そして、彼の名を冠した「チューリングテスト」もまた、人工知能の能力を試すための重要な手法として語り継がれています。

チューリングテストとは、人間が行う「知的活動」と機械のそれが同等で、区別がつかないほどであるかを確かめるためのテストです。
チューリングは、機械は思考ができるのか、どのような条件を満たしたら知能が実現できたといってよいのかということを考え、一九五〇年にこのテストを提案しました。

現代風に説明すると、チャットの相手が人間か人工知能かを判断するようなものです。
人間ならば国籍はどこで何歳くらいなのか、日本語を喋れるのか、理性的な人なのか感情的な人なのか、さまざまな状況が考えられます。
チャットの相手が幼い子どもだったり外国人だったりすると、必ずしも流暢な会話ができないこともあります。
そんな中で、チャットでさまざまな質問を投げかけ、その反応をもとに相手が人間なのか人工知能なのかを見分けます。
そして、その答える能力が人間と同等であれば、その人工知能は人間と同じぐらいの知能を持っていると評価することができるというわけです。

チューリングは、「知能」とは何か、またはコンピューターが知能を持つことができるかどうかという表面的な議論はあまり意味を成さないと考えました。
知能というものが何なのかを厳密に定義できないがゆえに、相互作用なくして知能を持っているか、持っていないかを判定する基準もつくることはできないと考えたのです。

チューリングテストの目的は、コンピューターが知能を持つかどうかを検証することではなく、「コンピューターが知能を持っているかのように振る舞えるかどうか」をテストすることにあります。
彼は、知能の本質は相互作用にあり、コンピューターが人間と同等の振る舞いができれば、それは知能を持っているといってよいのではないかと考えました。
何か一つの行動に着目するのではなく、人とのインタラクションの中に知能を見出そうとしたわけです。
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続きが気になる方はぜひ本書をお読みいただければありがたいです。
[川村秀憲著, ChatGPTの先に待っている世界(dZERO, 2023)]

もし、本書をお読みになった方は感想やご意見をお寄せください。
ご意見・ご感想はこちらからお願いいたします
http://harmo-lab.jp/contact


【2】学会参加レポート
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本研究室の学生が学会にて発表した研究を紹介します。
研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact

ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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◆「International Conference on Optimization and Data Science in Industrial Engineering (ODSIE)」にて学生が発表しました

2023年11月16日~17日にイスタンブールのIstinye University/オンライン(ハイブリット)にて開催された「International Conference on Optimization and Data Science in Industrial Engineering」に本研究室より千坂 知也さん(修士2年)が参加し、研究発表をおこないました。

[International Conference on Optimization and Data Science in Industrial Engineering (ODSIE)]


◇Tomoya Chisaka, Soichiro Yokoyama, Tomohisa Yamashita, Hidenori Kawamura : Evaluation of Request Sequencing Strategies for Shift Rescheduling in Response to Absenteeism Using Probabilistic Simulation Approach

概要: In workplaces with a high incidence of absenteeism, the shortage of employees due to absences can significantly harm operational stability.
Consequently, managers are tasked with the responsibility of selecting substitute employees to re-place absentees, which can impose a substantial temporal and mental burden on them.
In traditional rescheduling research, many studies have focused on situations where the availability of employees for work is known in advance when managers select substitute employees.
In this paper, we construct a probabilistic simulation model to address situations where employees’ acceptance of substitute attendance requests from managers is uncertain.
We examine the differences in multiple request orders within this context.
Three request orders based on employee acceptance probabilities are proposed, and we evaluate them in terms of operational stability and the manager’s workload, using indicators such as the number of employees in shortage and the number of requests made by the manager.
This research reveals that differences in request order can vary significantly depending on simulator parameters, with some scenarios exhibiting substantial differences while others show minimal variation.
Furthermore, when significant differences were observed among the validated request orders, it was found that the impact of employees with a higher probability of accepting requests is substantial.

確率的シミュレーションによる欠勤者発生時のシフトリスケジューリングに対する依頼順決定戦略の評価

従業員の欠勤が多数発生する職場では,欠勤による勤務者の不足が業務の安定性に重大な影響を与えることがある.
そのため,管理者は欠勤者の代わりに出勤する従業員の選定を行う責任を負い,このことが管理者への時間的および精神的な負担につながっている.
欠勤発生時の勤務表修正における従来研究では,従業員の出勤できる日が事前にわかっている状況での研究がほとんどである.
本研究では,従業員の代替出勤依頼の受諾が不確かな状況での検証を行うために確率的シミュレーションモデルを構築し,複数の依頼順決定戦略の評価を行った.
従業員の受諾確率に基づく3つの依頼順決定戦略を提案し,不足した従業員数と管理者が行った依頼回数の指標により,これらの戦略を業務の安定性と管理者の負担の観点から評価した.
本研究により,シミュレータのパラメータセットによって3つの戦略間の評価指標の差が大きく変動することが示された.さらに、戦略間の中で評価指標に大きな差が発生するのは、依頼の受諾確率が高い従業員に起因することが示された.


◇ 学会の様子を千坂さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと

初めて国際学会に参加することで,近年の生活様式そのものの変化により,その時代のニーズや課題解決のためのモデルの開発,研究が世界各地で行われていると感じた.
日本国内のみならず,その時代に合った世界規模の課題に目を向けていくことが重要なのではないかと感じた.

― 興味深かった発表について

[タイトル] Multi-Objective Optimization for Order Assignment in Food Cart Evaluation System,
[発表者] Harinanan Tunga Tunga, Md Hasanuj Jaman Hossain, Samarjit Kar, Debasis Giri
[所属] RCC Institute of Information Technology, Kolkata (India)
RCC Institute of Information Technology
National Institute of Technology, Durgapur
Maulana Abul Kalamazad University of Technology

概要:近年の生活様式における多忙なスケジュールの増加により,door-to-doorのデリバリーシステムが進化している.
これらのことと食べ物が生活の不可欠な物品であることから,食品デリバリー業界は近年急速に拡大している.
しかし最小のコストで最高品質の食べ物を見つける方法には問題がある.
例えば,どこから購入するかを決定すること,すなわち顧客にとって最適なコストで最高の食べ物を得るのは非常に困難なことである.
食品に関する評価の概念がない場合,顧客を支援する具体的なメカニズムは存在しない.
本論文では,さまざまな場所で提供されているさまざまなフードカートを評価し,サービスと食品の品質に基づいてコストと総合評価を一般化するためのモデルを設計を行った.
これは基本的に,コストを最小限に抑え,フードカート全体の評価を最大化する概念で機能する.
フードカートの評価を取得するために、提案されたモデルの近似パレートソリューションを生成するために主に三つの多目的進化最適化アルゴリズム、すなわちNSGAII(非支配ソーティングジェネティックアルゴリズムII)、SPEA II(Strength Pareto Evolutionary Algorithm 2)、IBEA(Indicator-Based Evolutionary Algorithm)が含まれる多目的最適化問題の定式化を行った.
Zomatoのデータセットを用いて比較および評価を行った.


◆ 「電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会(SS) / システム数理と応用研究会(MSS)」にて2名の学生が発表しました

2024年1月17日~18日に金沢商工会議所会館(石川県金沢市)/オンライン(ハイブリット)にて開催された「電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会(SS) / システム数理と応用研究会(MSS)」に本研究室より大江 弘峻さん(博士2年)、西浦 翼さん(博士2年)が参加し、各々の研究について発表しました。

[電子情報通信学会 ソフトウェアサイエンス研究会(SS) / システム数理と応用研究会(MSS)]


◇ 大江 弘峻, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 多田 満朗 : 在庫配送計画問題におけるローリングホライズン方式の導入効果の検証

概要: 在庫配送計画問題 (Inventory Routing Problem, IRP) は,主に生産拠点を持つ配送業者が顧客への配送タイミング,配送数量,配送順を決定するような業務を組み合わせ最適化問題として定式化したものである.
本稿では,IRP における問題分割手法の 1 つであるローリングホライズン方式を用いたヒューリスティックを提案する.
ローリングホライズン方式について,性質から事前に想定される,有効性が変化する状況を IRP ベンチマークのパラメータを調整することで作成し,実験によってローリングホライズン方式の有効性を検証した.
具体的には,ローリングホライズン方式から得られる下位問題の顧客数が調整可能なインスタンスより,消費量が小さく下位問題の顧客数が少なくなる状況では,解の精度を保ちつつ,計算時間が削減可能であることが確認された.
また,初めて在庫不足になる日付の調整が可能なインスタンスによって,ウィンドウサイズよりも後の日付で初めて残量不足が起こる顧客が多いと,ローリングホライズン方式を用いない場合と比較して,解の評価値のギャップが増加することが確認された.


◇ 西浦 翼, 横山想一郎, 山下倫央, 川村秀憲, 人物追跡法を用いたバス乗客のOD推定における不適データセグメントの調整手法の開発

概要:路線バスにおける乗客の移動を集計した OD(Origin-Destination) データを収集するため,バス乗客の乗降動画を用いた乗客 OD 推定システムの開発を進めている.
本稿では,乗客 OD 推定システムの推定精度を向上させるための不適データセグメントの処理手法の開発をおこなう.
不適データセグメントとは,人物検出器で推定された矩形を人物追跡器に入力する際に精度低下の要因になり得る矩形や,人物追跡時に発生した ID スイッチを含む軌跡である.
この不適データセグメントが人物検出や人物追跡の精度低下の要因となる.矩形の大きさや位置,軌跡同士の重なりなどから不適データセグメントを取り除く手法の開発をおこなう.
不適データセグメント処理手法を用いた乗客 OD 推定システムを実際の路線バスで収集したバス乗客の動画データに適用して,OD の推定精度の向上が可能であることを確認した.

We are advancing the development of a passenger Origin-Destination (OD) estimation system using bus passengerboarding and alighting videos, to collect OD data reflecting passenger movements on route buses.
This paper focuses on developing methods for processing inappropriate data segments to improve the estimation accuracy of the passenger OD estimation system.
Inappropriate data segments refer to rectangles that may cause accuracy degradation when input into the person tracker from the person detector, and trajectories that include ID switches occurring during person tracking.
These nappropriate data segments are factors in reducing the accuracy of person detection and tracking.
We develop methods to remove inappropriate data segments based on the size and position of the rectangles and the overlap between trajectories.
The application of the inappropriate data segment processing method to the passenger OD estimation system was tested on actual route bus video data, confirming the possibility of improving OD estimation accuracy.


◇ 学会の様子を西浦さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと

深層学習に関する内容としては,運転者眠気検知や自動コード翻訳などの応用研究の発表がいくつかあった.理論系の研究発表も多く,今回の研究会の分野の広さを感じた.
金沢での開催ということで,1/1の地震もありオンライン発表に切り替えたが,現地で発表している人も多かった.理論系の発表は途中で内容の難しさに躓いてしまって置いて行かれることが多いので,頑張ってくらいついていきたい.

― 興味深かった発表について

タイトル:車両情報を用いた深層学習による運転者眠気検知の検討
発表者:中釜雄太郎 (北陸先端大)ら
概要:自動車運転者の注意力散漫による事故を防ぐため運転者眠気検知 (driver drowsiness detection, DDD) システムの開発が進められている.
本研究の目的は,車両情報を用いた深層学習による高精度なDDD システムを開発することである.
本研究では運転シミュレータCARLA を用いて被験者による運転を実施し,ヨー角速度の予測と実測値の比較による異常判定からDDDを行った.
予測には深層学習モデルと逐次最小2乗法を用いて同定した差分方程式モデルを用いた.
それぞれのモデルに対し異常検知の精度をROC曲線に基づき評価し,深層学習モデルが差分方程式モデルよりも高精度であることを示す結果を得た.


【3】調和系工学研究室WHAT’S NEW
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◇ 「指導と評価」2024年1月号にて川村教授の寄稿文が掲載されました

日本教育評価研究会の機関誌「指導と評価」2024年1月号の特集「AI時代の学校教育」にて、川村教授の寄稿文が掲載されました。
川村教授は本稿で、「AI時代の学校教育/未来を生きるための能力:AIに取って代われない人間の価値」と題し、AIに置き換えられにくい能力や意思決定能力を養うことの重要性、自発的な学びの必要について、論考しています。

「指導と評価」2024年1月号はこちらからご購入いただけます
http://www.toshobunka.co.jp/magazine/detail.php?year=2024&month=1

[月刊誌「指導と評価」]


◇ 「さっぽろ経済」2024年1月号にて川村教授の対談が掲載されました

2024年1月10日発行、札幌商工会議所の広報誌「さっぽろ経済」にて、札幌商工会議所会頭 岩田 圭剛 氏と川村教授の新春対談が掲載されました。
同対談は、「課題解決に向けて、ビジネスにどう生かすか 生成AIと創る札幌の未来」と題し、働き手不足が深刻な課題となっている中、中小企業において生成AIをどのように活用していくべきか、などについて、お話ししています。

「さっぽろ経済」2024年1月号はこちらからPDFでもご覧いただけます。
https://www.sapporo-cci.or.jp/keizai/sapporokeizai-202401.pdf

[札幌商工会議所広報誌「さっぽろ経済」]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース
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◇ 「札幌市・石狩市ビジネスセミナー ~再エネ×デジタル産業~」に調和技研 中村氏が登壇します

2024年2月6日に、MIRAI LAB PALETTEイベントスペース(東京都千代田区)/オンライン(ハイブリット)にて開催される「札幌市・石狩市ビジネスセミナー ~再エネ×デジタル産業~」に、株式会社 調和技研 代表取締役 中村 拓哉 氏が登壇します。
本セミナーは、札幌市・石狩市合同のビジネスセミナーを住友商事が運営するオープンイノベーションラボ「MIRAI LAB PALETTE」と共同で開催するものです。
石狩市で再エネデータセンターの一翼を担う株式会社ブロードバンドタワーの李 秀元 氏、再エネ電力のインフラを支える北海道電力株式会社の松本 孝俊 氏、北海道大学発AIスタートアップ・株式会社 調和技研の中村 拓哉 氏が、北海道と石狩の再エネとデジタル産業の今について鼎談します。

日時:2024年2月6日(火) 18時~ 20時30分(交流会含む)、開場 17時45分~
参加方法 : 1.現地参加 MIRAI LAB PALETTE イベントスペースhub(東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階(中央部))、2.オンライン視聴
定員 : 1.現地参加:50名程度(先着順)、2.オンライン視聴 無制限
料金 : 無料

詳細及び参加申込はこちらからご覧いただけます
https://www.mirailabpalette.jp/event-details/20240115

[MIRAI LAB PALETTE]
[株式会社調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ 調和技研とDTSインサイトが共催でウェビナーを開催します

2024年2月7日(水)に、オンライン(zoom)にて、株式会社調和技研と株式会社DTSインサイトが共催でウェビナーを開催します。
本セミナーは、「AIが変える製造業:良品のみで学ぶ異常検知エンジン「良品学習」の可能性」と題して、これまで画像の用意が難しくAI解析を諦めていた製造現場の方を対象に、不良品データが不要な「良品学習」のソリューションと異常検知エンジンを紹介します。

日時:2024年2月7日(水)14時5分~(50分程度)
開催方法:オンライン(Zoom)
参加費:無料

詳細およびお申込みは下記よりご確認いただけます(申込締切は2024年2月2日(金)17時まで)
https://www.dts-insight.co.jp/seminar/webinar_20240118_chowagiken.html

[株式会社DTSインサイト]
[株式会社調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞 新年号 第4部「AIで変わる社会」(紙面)にて株式会社 調和技研の浮世絵の生成AI、Ukiyolatorを取り上げていただきました

2024年1月1日付、北海道新聞 新年号 第4部「AIで変わる社会」(紙面)にて、調和技研が開発に取り組む、浮世絵の生成AI、Ukiyolator(ウキヨレイター)を取り上げていただきました。

Ukiyolatorの開発についての詳しい内容を調和技研のブログからお読みいただけます
https://www.chowagiken.co.jp/blog/ukiyolator_vol1
https://www.chowagiken.co.jp/blog/ukiyolator_vol2

顔画像の浮世絵変換をこちらから実際にお試しいただけます
https://ukiyolator.web.app/

[北海道新聞]
[株式会社調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞にてAWLのインドネシア展開について取り上げていただきました

2024年1月15日付、北海道新聞にて、AWL株式会社のインドネシア展開について取り上げていただきました。
AWL株式会社は、インドネシアに営業拠点を設置、2024年に現地企業のマーケティング会社と協業し、同社の顧客企業である国内の小売りや外食などに、AWLの開発したAIカメラを売り込む計画です。
また、協業に先立ち昨年、AWLのAIカメラは、インドネシア最大級のショッピングモールに試験設置され、今年から運用が開始されています。このほかに、ジャカルタ近郊都市の防犯カメラとしても採用され、近く実証実験が行われる予定です。

AWL株式会社は北大発のベンチャー企業です。
川村教授は同社の創業に関わっており、現在は、上級技術顧問をつとめています。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 日本経済新聞にてAWLのインドネシア進出について取り上げていただきました

2024年1月15日付、日本経済新聞にて、AWL株式会社のインドネシア進出について取り上げていただきました。
2024年1月にインドネシア最大級のショッピングモールのスーパーマーケットでアウルのAIシステム「AWL Lite(アウルライト)」が採用されました。
AWL株式会社は、インドネシアに営業拠点を設置、現地企業のマーケティング会社と協業し、同社の顧客企業である国内の小売りや外食などにAWLの開発したAIカメラを売り込む計画です。

詳細は下記プレスリリースよりお読みいただけます
https://awl.co.jp/news/20240116/

AWL株式会社は北大発のベンチャー企業です。
川村教授は同社の創業に関わっており、現在は、上級技術顧問をつとめています。

[日本経済新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 「Deep tech J-Startup Pitch in Meet up Chubu」にAWL CTO 土田 安紘 氏が登壇しました

2024年1月25日(木) にナゴヤイノベーターズガレージ(名古屋市)/オンライン(ハイブリット)にて開催された「Deep tech J-Startup Pitch in Meet up Chubu」に、AWL株式会社 取締役CTO 土田 安紘 氏が登壇しました。
「Deep tech J-Startup Pitch in Meet up Chubu」は、中部経済産業局、一般社団法人中部経済連合会等が主催するピッチイベントです。当日は全国各地のスタートアップが登壇し、「AI・制御」、「IoTデバイス、ロボティクス」に関する先進的、独創的な技術シーズや、連携ニーズ等を紹介しました。

[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


【4】人工知能・ディープラーニングNEWS
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芥川賞作「ChatGPTなど駆使」「5%は生成AIの文章そのまま」 九段理江さん「東京都同情塔」
「東京都同情塔」は、犯罪者が快適に生活できる高層タワーが建設されるなど、寛容な社会になった未来の日本を舞台に、生成AIが浸透した社会のあり方も描いた作品。

東京発・AIドリームチーム「Sakana.ai」が45億円調達 元Googleトップ研究者らが設立 AI業界の著名人や日本の大手IT企業も出資
元米Googleの著名な研究者、リオン・ジョーンズ氏とデビッド・ハー氏が東京で立ち上げたAI企業Sakana.ai(東京都港区)は1月16日、シリコンバレーのベンチャーキャピタルやNTTグループ、KDDI、ソニーグループなどから45億円の資金を調達したと発表した。

大学入試の記述式対策もAI活用 駿台、AI学習教材「スルメ」で特許を取得
2023年12月26日、学校法人駿河台学園(駿台)は、エスエイティーティー(SATT)との共同開発により、記述式問題対策のAI学習教材「スルメ」で特許を取得したことを発表した。

「AIデマンド交通」バス運行の実証実験始まる 笛吹
AI=人工知能が最適なルートを導いて運行する乗り合いバスの実証実験が笛吹市で始まりました。

大学入試共通テスト、3つのチャットAIに解かせてみたら? GPT-4はバケモノだった
企業へのAI導入コンサルティングなどを手掛けるLifePrompt(東京都千代田区)は1月16日、先日行われた大学入試共通テストを3つのチャットAIに解かせた結果を「note」で公開した。「やはりGPT-4はバケモノだった」という。

3つの生成AIを連携し、NPCを自動生成 「メタバースに賑わいを」 ドコモが新技術
NTTドコモは1月16日、テキスト入力だけで、メタバース空間内のノンプレイヤーキャラクター(NPC)を自動生成する生成AIを世界で初めて開発したと発表した。

AIと恋愛できるiOSアプリ「恋するAI」 マッチングアプリ「タップル」提供元が開発 「少子化問題を解決したい」
恋愛マッチングアプリ「タップル」を提供するタップル(東京都渋谷区)は1月15日、AIキャラクターとの恋愛を楽しめるiOSアプリ「恋するAI」をリリースした。

Googleなどが開発、LLMに表データ(.csvなど)の情報を深く理解させるためのフレームワーク『Chain of Table』
Googleなどの研究者により、表形式(.csvなど)のデータを通してLLMが「連鎖的な推論」を行うためのフレームワークが考案されました。

大規模画像認識のための非常に深い畳み込みネットワーク
この研究では、画像認識における畳み込みネットワークの深さが精度に与える影響を調査しました。重要なのは、小さな畳み込みフィルターを使用したネットワークの評価で、16~19の重み層を持つ深いネットワークが従来の構成よりも優れていることが示されました。

独特な「請求書」「領収書」などの文書を理解する言語モデル「DocLLM」 JPモルガンが開発
米JPMorgan AI Researchに所属する研究者らが発表した論文「DocLLM: A layout-aware generative language model for multimodal document understanding」は、複雑なレイアウトを持つ文書(請求書、領収書、契約書、注文書、フォームなど)の自動解析を行う大規模言語モデル(LLM)を提案した研究報告である。

OpenAI、小規模グループ向けサブスクプラン「チーム」を月額30ドル@1人で提供開始
 米OpenAIは1月10日(現地時間)、新たなサブスクリプションプラン「ChatGPTチーム」の提供を開始した。「職場でChatGPTを最大限に活用するための安全で共同作業できるワークスペースを提供」するサービス。1人当たり月額30ドル、年間支払だと月額25ドル。

“AI生成の文章/画像だけ”でデータを学習する手法 人間が作るものは一切使わず GoogleとMITが開発
米Google Researchや米MIT CSAILに所属する研究者らが開発した論文「Learning Vision from Models Rivals Learning Vision from Data」は、合成画像と合成キャプションから視覚表現を学習するアプローチを提案した研究報告である。「SynCLR」と呼ばれ、実データを使用せずに、最先端の視覚表現学習手法と同等の視覚表現を学習できる。


【5】調和系工学研究室関連企業NEWS
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自動発注配送管理システム「GoNOW」無償提供のお知らせ(ゼロスペック株式会社)
ゼロスペック株式会社は、能登半島地震により被害を受けた地域への支援として、自動発注配送管理システム「GoNOW」の1年間の無償提供を開始いたします。

マーケティングの戦略と戦術をつなぐ!「マーケティング業務設計支援サービス」のご紹介(フュージョン株式会社)
当社の業務設計支援サービスは、属人化しがちなマーケティング業務の整理・可視化を行い、
課題を見つけて改善することで、マーケティング業務の全体最適化を図ります。

歯のレントゲン画像から個々の歯を識別する手法の特許を取得(株式会社クレスコ)
当発明を活用することで、歯科医師のカルテ記録作業負荷の軽減や、患者への治療説明の質の向上などが期待できます。

東京エレクトロンとHACARUS 製造業の労災防止AIを共同開発(東京エレクトロン株式会社)
『次世代の「はかる」をあらゆる産業に』をミッションとするAIソリューション会社「株式会社HACARUS(ハカルス)」(は、半導体製造装置のグローバルリーディングカンパニーである東京エレクトロン株式会社と、労災防止AIの共同開発を進めています。

セールス&マーケティング支援ツール「クラウドサービスサスケ」ChatGPT連携機能を拡張!メール自動作成でさらなる効率化を実現!(株式会社インターパーク)
セールス&マーケティング支援ツール「クラウドサービスサスケ」を開発・運営する株式会社インターパークは、ChatGPTを活用したメール文章の自動生成機能を新たに追加することをお知らせします。
「クラウドサービスサスケ」https://www.saaske.com/

【開催レポート】エンジニア・クリエイター向けカンファレンス「GMO Developers Day 2023 Re imagination -新たな可能性の追求」【GMOインターネットグループ】(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社)
大盛況で終了、YouTubeでアーカイブを好評配信中!
https://www.youtube.com/c/GMODevelopers

【導入事例公開】クラウド情シスサービス「ランサポ」と共に成長する情報システム体制(株式会社網屋)
サイバーセキュリティサービスを提供する株式会社網屋は、株式会社 きらぼしコンサルティングに導入した、クラウド情シスサービス「ランサポ」の事例記事を公開いたしました。


【6】AI川柳
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調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。

2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。

AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「雪」(1月15日投稿)
雪が降る寒かったからメールする
雪や寒さがもたらす内面的な感覚が、親しい人への連絡やコミュニケーションを促す様子、人と人とのつながり(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「積る」(1月17日投稿)
ため息の積る心の期待感
期待と同時に感じる重苦しさや不安,期待感が高まる一方で,それに伴う心の重さや不確実性を感じている様子(感想は #ChatGPT と作成)



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。

私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2024年2月9日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923
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調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
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