日経MJ連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」や、学会参加レポート・受賞報告をお届けします/harmolab111

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

12月6日付、日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」が掲載されました。
第18回は「開発から普及、新たな段階へ」と題し、ChatGPTや画像生成のDALL-Eなどのサービスを提供するOpenAI社の最近の動きについて解説しています。
本メルマガでも内容を詳しく紹介させていただきますので、興味のある方はぜひお読みになってください。

2023年のメールマガジンは本号で最終となります。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

2023年12月15日配信
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■ 本日のTopics
【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」
【2】学会参加レポート
【3】受賞リポート
【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
【7】AI川柳
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【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」
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開発から普及、新たな段階へ
オープンAI、チャットGPTに新サービス続々

米オープンAIが慌ただしい動きを見せています。オープンAIは2015年にサム・アルトマン氏やイーロン・マスク氏などによって設立された非営利法人と、その子会社である営利法人などから構成されており、目的に様々な人工知能(AI)モデルやサービスを開発しています。

オープンAIには米マイクロソフトが100億ドル(約1兆5000億円)を出資しており、チャットボットのChat(チャット)GPTや画像生成のDALL-Eなどが有名です。

つい最近、最高経営責任者(CEO)だったアルトマン氏の解任劇がありました。オープンAIのビジネス路線を強めていた姿勢に疑問をいだいた取締役会メンバー4人の意向によるものでした。これに対し、9割以上の社員がアルトマン氏のCEO復帰を求め、果たされない場合は退社する意向を表明。研究者やエンジニアがいなくなってしまっては会社が成り立ちません。結果、同氏はCEOに復帰し、取締役会も刷新されることになりました。

15年に設立された会社が世界中のAIサービスを根幹から変えようとしているスピード感にも驚かされますが、解任劇などの急展開の話題はまるでドラマのような話です。よくも悪くもスタートアップが世界を変えるスピードが加速してきているように思います。

さて、ドタバタ劇はさておき、オープンAIはチャットGPTのサービスをどんどん拡充させています。当初はテキストを入力し、少し過去の情報で学習されたAIが返答を出力してくれるだけでしたが、最近はテキストに加えて、画像やPDFで入力することができます。ユーザの指示に従って画像やPDFの内容を理解し、それに沿った出力をすることができます。

また、ウェブサイトの検索やAPI連携で得られる最新の情報に基づいて返答をしてくれたり、DALL-Eと連携することでチャットをしながら画像を生成して出力したりもします。

次々と新しい機能が追加されていくスピード感には驚かされますが、中でも注目すべきは「GPTs」という新サービスでしょう。ユーザが自然言語によってチャットGPTの機能をカスタマイズし、目的に合わせたツールをノーコードで自由に作成することができます。チャットGPTに新しいツールの目的を伝え、必要なデータを与えるだけで特定の目的に沿ったカスタマイズが可能となるのです。

さらに特筆すべきは、マーケットプレイス「GPT Store」が提供されたことです。便利なツールを作成した際にはそれを他人と共有したり、販売したりすることが可能になりました。また、ツールを自分で作成しなくても他人が作成したツールを利用することが可能になりました。

これによって、チャットGPTは新たな段階を迎えることでしょう。米アップルがiPhoneのアプリ開発を一般ユーザに開放し、アップストアによってアプリを流通させることでiPhoneのエコシステムが一気に形成されたことをほうふつとさせます。

これまでのAIはどちらかというと技術開発が中心でしたが、これからは社会のなかでAIをどう位置づけていくのかに関心が移っていくように思います。


【2】学会発表レポート
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◆ 「情報処理北海道シンポジウム2023」にて2名の学生が発表しました

2023年10月14日に北海道大学にて開催された「情報処理北海道シンポジウム2023」に本研究室より冨澤峻己さん(修士1年)、上前諒輔さん(学部4年)が参加し、各々の研究について発表しました。
[情報処理北海道シンポジウム2023]

◇ 冨澤峻己,岸田 武竜,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲:ChatGPTを用いた俳句の選句とその評価

概要: ChatGPTとプロンプトエンジニアリングにより、ある単一の句会における選句結果と同様の選句をすることを目指した研究

◇ 上前 諒輔, 花岡 彬, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 永田 功, 福原 聡子 : 日本語スタイルガイドに基づくChatGPTを用いた文章変換

概要: マニュアル文章は,利用者が素早く正確に理解できることが必要である.
本論文では,ChatGPTを利用して日本語スタイルガイドを適用させて,精度の検証と課題の考察をする.
変換対象の文章と日本語スタイルガイドを適用するためのプロンプトを入力して,出力文章と正解文章を比較分析する.
結果として,日本語スタイルガイドの適用は成功したが,変換前後での意味の変化と変換後の文章の不自然さが残る課題があることを示す.


◇ 学会の様子等を冨澤さん、上前さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと
・ 自分は自然言語処理の分野を研究しているため他の分野に関しては詳しくないが、情報処理北海道シンポジウムは様々な分野の研究発表が1度に見ることができ、新たな知識を吸収するための良い場となった。生成AIを用いた研究が少なかったことが意外だった。(冨澤)

・ 情報処理北海道シンポジウム2023では,機械学習や人工知能の数理的分析に限らず,経済,自然,音楽,物理といった多様な分野と情報科学との融合を通じて,社会的課題の解決への取り組みが多く紹介されていました.
今回のシンポジウムで発表することにより,他大学の学生や教授,企業関係者,一般の方々から多大な関心を寄せて頂きました.
また,現在の研究の進め方や今後の発展の方向性について,貴重なアイデアやアドバイスを頂けました.さらに,自らの研究内容の社会的意義を簡潔に,そして魅力的に伝える技術の重要性を痛感しました.(上前)

― 興味深かった発表について
・ Hathurusinghe Kushini, Terai Asuka (Future University Hakodate )の発表、Emotional Life-logging system based on Twitterが興味深かった。Twitterのツイート文から文章の感情を読み取るという研究で、自然言語処理で感情を扱っている点が自身の研究と近いと感じた。(冨澤)

・ 「漫画のあらすじから抽出した登場人物の活躍度に基づくエピソード推薦」
涌井春那, 奥野拓(公立はこだて未来大学)
漫画のエピソードごとのあらすじから登場人物を抽出し,新たに定義する活躍度に基づいて登場人物が活躍しているエピソードを推薦する.
ある人物の文章中の出現回数が多いか,ある人物と主人公との関連度が高いとき,ある人物が活躍しているとみなしている.(上前)


◆「情報処理学会 第95回 高度交通システムとスマートコミュニティ研究会(ITS)」にて本研究室の学生が発表しました

2023年11月16日(木)~17日(金)に大野商工会議所(福井県大野市)/オンライン(ハイブリット)にて開催された「情報処理学会 第95回 高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会」に本研究室より清水 雅之さん(修士2年)が参加し、研究発表を行いました。
[第95回 高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会]

◇ 清水雅之, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲:道路ネットワーク階層化における媒介中心性に基づくサブネットワークの連結手法の提案

概要: 本研究では,ドライバーの細街路に対する選好を考慮した経路探索における道路ネットワークの階層化手法を提案する.
提案手法では,ネットワーク分析の中心性指標の一つである媒介中心性の高いノードを特定して,各階層の非連結なサブネットワークを連結する.提案手法の有効性を検証するために,ドライバーの細街路への選好を複数設定して,札幌市の中心市街14km四方の道路ネットワークを対象とした計算機実験をおこなう.
提案手法および従来手法における経路探索にかかる計算時間と得られた経路のコストを比較した結果,提案手法の優位性が確認された.


◇ 学会の様子等を清水さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと
今回は2回目の現地発表であったが、開催場所が交通の便の悪い所であり、行きと帰りに時間がかかってしまったのが問題点としてあった。
次回以降はより多くの人が参加しやすいように交通の便が良い場所で開催することが重要であると感じた。
学会発表の動向としては、自動運転に関する研究は盛んに行われている印象があった一方で、私自身の発表を含め配送計画に焦点を当てた発表も多く見られた。
これは、オンラインショッピングの普及や2024年問題への懸念から効率的な配送計画が重視されていることが背景としてあると思った。 

― 興味深かった発表について
UAVを用いたオンデマンド食事配送におけるスケジューリング手法の検討
岩品 勇利(慶應義塾大学大学院理工学研究科)
柳 始鉉(慶應義塾大学大学院理工学研究科)
重野 寛(慶應義塾大学大学院理工学研究科)

概要:本稿では大規模な環境における UAV(Unmanned Aerial Vehicle)を用いたオンデマンド食事配送のスケジューリング手法について検討する.
本稿の目的は配送遅延を最小化し,UAV のバッテリ効率の良いスケジューリングを決められた時間制約のもとで行うことである.
オンデマンド型の食事配送では,確率的に発生する注文に対応するために,定期的にスケジューリングを行なっている.そのため,各スケジューリングにおいては厳しい時間制約が存在する.
しかし,扱う UAV の数や注文の数が多くなる場合には,計算時間が長くなり時間制約を満たせなくなってしまうという問題がある.
そこで提案手法では,スケジューリングに適用する注文と UAV を選択することで各スケジューリングにおける計算時間を減らす.
本稿の最後では,予備的なシミュレーション評価の結果を報告する.


◆ 人工知能学会 合同研究会2023にて3名の学生が発表しました

2023年11月24日(金)~11月25日(土)に慶応義塾大学 矢上キャンパスにて開催された「人工知能学会 合同研究会2023」に本研究室より大倉 博貴さん(修士2年)、北野 勇太さん(修士1年)、後藤 健之介さん(修士1年)が参加し、各々の研究について発表しました。
[人工知能学会 合同研究会2023]


◆◇ 第48回社会におけるAI研究会(SIG-SAI)

大倉 博貴, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲:除雪出動予測のための路面画像と気象情報の分析

概要: 冬季の積雪地域における道路除雪業務は重要ですが、除雪出動の判断が難しく変動が大きい課題があります。
本研究では積雪状況や気象情報をリアルタイムに可視化するシステムを開発しています。
これにより、出動判断の支援を実現し、雪見巡回の手間を軽減します。
積雪割合推定や除雪出動予測機能の導入も検討し、高度な意思決定を支援しています。

後藤健之介,横山想一郎,山下倫央,川村秀憲:競輪におけるレース結果予測に基づく投票戦略の検証

概要: 本研究では、競輪レースの結果を予測するための機械学習モデルを利用し、その予測結果を用いて可読性の高い投票戦略を出力する手法を提案しました。
分析により、提案された投票戦略は確定オッズよりもよい結果を示し、可読性が高いながらも実用的であることを示しました。
この研究は、ユーザーにより効果的な意思決定をしてもらうための情報提示に着目し取り組んでいます。
他の公営競技やコンサルティングシステムへの応用が考えられます。
In this study,we utilized a machine learning model to predict the outcomes of bicycle races and,based on these predictions,developed a system that proposes a voting strategy with high readability.
Our analysis showed that the proposed voting strategy,although simpler,yielded favorable results compared to traditional methods.
This research focuses on presenting information that enables bicycle race users to make more effective decisions.
Furthermore,this approach can be applied to other public competitions and consulting systems.


◆◇ 第24回データ指向構成マイニングとシミュレーション研究会(SIG-DOCMAS)

◇ 北野 勇太, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 伊藤 孝行:帝国議会議事速記録における品詞のパターンマッチングによる可能表現の頻度分析

概要: 本研究は,57年間にわたって蓄積された議会の対話の記録であり,衆議院と貴族院の本会議と秘密会の速記録から成り立っている.
本研究の目的は,秘密会の記録の分析を通じて,議会の討論で使用される可能表現における使用頻度の時間変化を明らかにすることを目指す.
可能表現は,議会という当時の日本社会には存在しなかった文脈において,議員が自身の主張を述べる際に頻繁に使用する表現である.
同時期の雑誌や書籍で明らかになった可能表現の使用傾向と同様に,議会においても頻度の増加が推測される.
本研究では速記録のデータを形態素に分割し,パターンマッチングを用いて可能表現を抽出する.さらに各秘密会における使用頻度を調査し,可能表現の使用パターンを明らかにする.


◇ 学会の様子等を後藤さんがレポートしてくれました

― 研究会に参加して気づいたこと
機械学習は現代のAI技術の中核をなすものであり、その効果的な運用には大量かつ質の高いデータが不可欠です。
本学会では、大規模言語モデルや機械学習、シミュレーションなどを用いたものが多くこの点が特に重要であると感じました。
機械学習モデル、特にディープラーニングにおいて、データはモデルの学習と精度向上のための材料として機能します。
多くの事例では、データの量が増えるほど、モデルの予測精度は向上する傾向にあります。
しかし、データの量だけでなく、その質も重要です。
今後の社会では、AIを活用するうえでいろいろな質の高いデータを取得することが鍵になっていくと考えられます。

― 興味深かった発表について
逆強化学習による行動報酬推定手法と機械学習手法の数値実験による比較
高橋 風渡, 櫻井 瑛一
概要:逆強化学習による行動報酬推定手法と機械学習手法を用いてアンケート結果から行動を推定するモデル作成の検証を目的とする。
アンケートデータとその後の行動の時系列データを人工的に作成し,各手法において高精度が出せるサンプル数や期間の比較を行った。
アンケートの結果とその後の行動の時系列データを基に、人々がどのような行動を取るかを予測するモデルを開発しています。
これは、マーケティングや行動経済学、心理学の分野での応用が期待される画期的な手法です。

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研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


【3】受賞リポート
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「情報処理北海道シンポジウム2023」にて修士1年の冨澤さんが受賞しました

2023年10月14日に北海道大学にて開催された「情報処理北海道シンポジウム2023」において本研究室の冨澤峻己さん(修士1年)が「研究奨励賞」を受賞しました。
[情報処理北海道シンポジウム2023]

◆ 冨澤峻己,岸田 武竜,横山 想一郎,山下 倫央,川村 秀憲:ChatGPTを用いた俳句の選句とその評価

概要:ChatGPTとプロンプトエンジニアリングにより、ある単一の句会における選句結果と同様の選句をすることを目指した研究

― 冨澤さんのコメント
情報処理北海道シンポジウム2023の発表で研究奨励賞に選んでいただきありがとうございます。
本研究は約7年前に始まった研究ですが、私が着手して約半年でこのような賞を受賞できたことを嬉しく感じるとともに、今後より一層研究に勤しんでいきたいと思います。
内容としてはChatGPTを用いたプロンプトエンジニアリングにより俳句を俳人と同様に評価することを目的としておりました。
今後はより工夫を凝らした評価手法を提案できるよう努力していきます。
この度は、ありがとうございました。

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研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW
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◇ 日経トレンディにて川村教授のコメントが紹介されました

2023年12月4日発売、日経トレンディ2024年1月号にて、川村教授のコメントが紹介されました。
本号の特集では、「テクノロジーの最新動向からニッポンの未来を読み解く2024-2030 大予測」と題し、AIをはじめ、ロボット、モビリティー、ヘルスケア、フードの分野を中心に先端テクノロジーを解説しています。
川村教授は、「日本のソフトパワーが生きる特化型AI デジタルクローンが代理で働く時代に」の項目で、特化型AIについて、コメントしました。

[日経トレンディ 2024年1月号]


◇ NHK松山放送局制作「ひめポン!」にて横山助教の参加したAI=人工知能と人類の俳句対決を取り上げていただきました

2023年12月12日付、NHK松山放送局制作のローカルニュース番組「ひめポン!」にて、横山助教の参加したAI=人工知能と人類の俳句対決を取り上げていただきました。
この俳句対決は、10日に坂の上の雲ミュージアム(松山市)にて、愛媛県現代俳句協会が主催した俳句対決イベントの特別企画として行われたものです。
本研究室の開発した「AI一茶くん」が横山助教の立会いの下、参加者4人と対決しました。
ニュースでは、当日の様子が紹介され、横山助教が「AI一茶くん」の開発に込める思いなどをコメントしています。

ニュースは下記よりご覧いただけます。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20231212/8000017392.html

[NHKひめポン!]


◇ NHKニュースにてAI=人工知能と人類の俳句対決を取り上げていただきました

2023年12月11日付、NHKニュース(愛媛県)にて、坂の上の雲ミュージアム(松山市)で行われたAI=人工知能と人類の俳句対決を取り上げていただきました。
この俳句対決は、愛媛県現代俳句協会が主催した俳句対決イベントの特別企画として行われたものです。
本研究室の開発した「AI一茶くん」が横山助教の立会いの下に、参加者4人と対決しました。参加者が制限時間10分間でそれぞれ4つの句を詠み、審査員による採点が行われた結果、総合得点1点差で「AI一茶くん」が勝ち、会場を驚かせたとのことです。

[NHKニュース]


◇ 第133回サイエンス・カフェ札幌に川村教授がゲスト登壇しました

2023年12月3日(日)に、紀伊國屋書店 札幌本店1F インナーガーデンにて開催された、北海道大学 CoSTEP主催、第133回サイエンス・カフェ札幌に川村教授がゲストとして登壇しました。
当日は、「ChatGPTの先にある世界 ― AIがもたらす転換期に立って」と題して、ChatGPTを含むAIの成長の歴史と現状を振り返りながら、AIと共にある社会についてお話ししました。

[科学技術コミュニケーション教育研究部門 CoSTEP]


◇ 北海道大学のウェブサイト「いいね!Hokudai」にて川村教授のゲスト登壇したサイエンス・カフェ開催について掲載していただきました

2023年11月23日付、北海道大学の魅力を発信するウェブサイト「いいね!Hokudai」にて、川村教授がゲスト登壇したサイエンス・カフェについて、掲載していただきました。
サイエンス・カフェは、12月3日に「ChatGPTの先にある世界 – AIがもたらす転換期に立って」と題し、これからのAIとの付き合い方を考えることをテーマとして、一般の方を対象に開催されました。
「いいね!Hokudai」記事では、北海道大学CoSTEPのスタッフが、生成系AIが人間と対話する仕組みを紹介していますので、興味のある方はぜひお読みになってください。

[いいね!Hokudai]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース
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◇ フュージョンが生成AIを活用したマーケティング/DX支援の提供を開始します

2023年12月11日付、プレスリリースにて、株式会社調和技研と業務資本提携関係にあるフュージョン株式会社が、ChatGPT/生成系AIを活用したマーケティング/DX支援サービスを開始することを発表しました。
本サービスは、調和技研の持つChatGPT/LLM導入支援ノウハウと、フュージョン株式会社の持つマーケティングやDX支援ノウハウを掛け合わせることにより、クライアント企業の課題解決や生産性向上に大きく貢献するものです。

詳細は下記よりご覧いただけます
https://www.fusion.co.jp/news/20231211

川村教授はフュージョン株式会社の社外取締役を務めています。

[株式会社調和技研]


◇ YourStoryにてAWLのTechSparks2023出展について取り上げていただきました

2023年11月17日付、インド最大のスタートアップメディア「YourStory」にて、AWL株式会社のTechSparks2023出展について取り上げていただきました。
TechSparks2023は、2023年9月21日から9月23日までにベンガルール(インド)にて開催されたスタートアップカンファレンスです。
日本から、日本貿易振興機構(JETRO)の支援を受け、5つのスタートアップ企業が参加しました。
記事では、JETROとTechSparks Bengaluruとの連携や、AWL株式会社を含む5つの出展企業について、紹介しています。

[YourStory]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 地方創生ソリューション協議会 地方開催セミナー2023 in 札幌にAWL CHRO 土田 美那氏が登壇しました

2023年11月28日に、IKEUCHI LAB(札幌市)/オンライン(ハイブリット)にて開催された「地方創生ソリューション協議会 地方開催セミナー2023 in 札幌 」に、北海道・札幌で最先端のAIや半導体ビジネスに取り組む産官学の方々とともに、AWL株式会社 最高人事責任者 土田 美那 氏が登壇しました。
本セミナーは、北海道・札幌のAI関連技術を活用した新たなビジネス創出の事例を学び、これからのビジネスを活性化させることを目的に開催されたものです。

主催:地方創生ソリューション協議会
共催:札幌市、さっぽろ産業振興財団、札幌市イノベーション推進コンソーシアム、日本アイ・ビー・エム株式会社

[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 日経クロステックにて、ソニーセミコンダクタソリューションズ、ヘッドウォータース、AWLの3社がローソンの店舗で取り組んだ、DX実証実験について取り上げていただきました

2023年11月30日付、日経クロステックにて、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社、株式会社ヘッドウォータース、AWL株式会社の3社がローソンの店舗で取り組んだ、エッジAI(人工知能)を活用した店舗DXの実証実験ついて取り上げていただきました。
本実証実験は、従業員が棚・商品確認に要する作業工数の大幅な削減や、顧客分析による店舗施策改善を目的に実施されたものです。
AWL株式会社は、商品検出AIモデルや棚セクション・商品陳列状態を識別するAIモデルなどを開発しました。

[日経クロステック]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
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Googleが「人間の専門家レベルを超える最初のモデル」とする『Gemini』発表、GPT-4を凌駕
Googleは、人間の専門家のパフォーマンスを上回る最初の大規模言語モデル(LLM)として「Gemini」を発表しました。LLMの主要なベンチマークの一つであるMMLU(多領域の学術ベンチマーク)をはじめとするほとんどのベンチマークでGPT-4を凌駕しています。

最強タッグ「OpenAI+Microsoft」を追いかけるAWS 勝機は“選べる自由”にあり
Amazonのクラウドインフラ部門であるAWSは、11月27日(米国時間)より、年次開発者会議である「re:invent 2023」をラスベガスで開催した。11月28日朝にはAWSのアダム・セリプスキーCEOによる基調講演が行われた。

ビジネス利用に最適化された生成AI「Amazon Q」登場 月額20ドルから – ITmedia PC USER

リアルタイムテキスト画像生成モデル、SDXL Turboのご紹介
新しいテキスト画像合成モードである SDXL Turbo をご紹介します。SDXL Turbo は、敵対的拡散蒸留(Adversarial Diffusion Distillation:ADD)と呼ばれる新しい蒸留技術に基づいています。
demo: https://clipdrop.co/stable-diffusion-turbo

思い浮かべた風景や動物をAIで画像復元する新技術を開発 QST
頭の中に思い浮かべた風景や物体を脳信号から数値化し、生成AIを使って画像として復元する新たな技術を開発したとQST=量子科学技術研究開発機構の研究グループが発表しました。
QSTのプレスリリース:https://www.qst.go.jp/site/press/20221130.html

動画生成AIの進化早すぎ! 画像1枚から高品質な動画が作れる、アリババ製の「Animate Anyone」
アリババの研究グループは11月28日、1枚の写真と、動きを指定するガイドによってなめらかなアニメーションを作成できる手法「Animate Anyone」を発表した。

GPT-4VでiPhoneの画面を操作するシステム 米Microsoftなどの研究者らが開発
米カリフォルニア大学サンディエゴ校や米Microsoftなどに所属する研究者らが発表した論文「GPT-4V in Wonderland: Large Multimodal Models for Zero-Shot Smartphone GUI Navigation」は、スマートフォンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)ナビゲーション用にGPT-4Vを基盤として構築されたエージェントシステムを提案した研究報告である。


【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
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全国の20歳以上の男女1,000人に聞いた「小売店の利用実態調査からみる消費意識」(フュージョン株式会社)
「小売店の利用実態調査からみる消費意識」店舗を離反した顧客の65%以上は二度と利用しない。顧客の約30%が“パーソナライズされた商品情報の提供”を求めている。

【北海道新聞】北ガスが「仮想発電所」実証事業 来年1~4月 複数電源まとめて制御(北海道ガス株式会社)
北海道ガスは5日、家庭用ガス発電機「コレモ」を活用し、複数の電源をまとめて制御して一つの発電所のように機能させる「仮想発電所(バーチャルパワープラント=VPP)」の実証事業を、来年1~4月に行うと発表した。天候による変動が大きい太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの有効活用に役立てる狙い。…

札幌市内で大規模複合開発が完成/大和ハ(北海道ガス株式会社)
…医療施設4棟のうちの1棟「D-スクエア新さっぽろ」の1階には北海道ガス(株)が運営するエネルギーセンターを設置。AIを活用してI街区全体のエネルギーマネジメントを行なう。…

ALIVE SOLUTION シリーズ  GrowOne 人事・給与システムのOEM供給を受け販売開始  パワフルな組み合わせで業務の効率化と品質向上を実現!(株式会社 ニッセイコム)
三菱電機ITソリューションズ株式会社は、株式会社 ニッセイコムより人事管理システム「GrowOne 人事SX」と給与計算システム「GrowOne 給与SX」のOEM供給を受け、「ALIVE SOLUTION HR supplied by GrowOne 人事SX」および「ALIVE SOLUTION PR supplied by GrowOne 給与SX」として、2024年1月から販売を開始。

佐世保市北部商工会 手書きの申込ハガキのデータ化にサスケWorks(AI-OCR)の採用を決定(株式会社インターパーク)
佐世保市北部商工会様では、今回手書きの申込書(ハガキ)のデータ化のため、サスケWorksを含む3社のAI-OCRの比較検討を実施され、機能面と価格面から、サスケWorksを採用いただきました。

セキュリティ脆弱性診断サービスに「IoTセキュリティ診断」を追加しました(株式会社クレスコ)
当社は、お客様が使用するシステムのセキュリティ状態を把握し、効果的な対策を講じるための企業向けシステム診断サービス「セキュリティ脆弱性診断」のサービス内容に、「IoTセキュリティ診断」を追加いたしました。

網屋の提供するクラウド型SIEM、ALog Cloudが「ISO/IEC 27017」認証を取得(株式会社網屋)
株式会社網屋は、2023年11月6日付で、クラウド型SIEM、ALog Cloudのクラウドサービスに関するクラウドセキュリティの国際規格「ISO/IEC 27017」の認証を取得いたしました。

【導入事例公開】クラウド無線LAN「Hypersonix」を採用し、人材不足の課題を解決(社会福祉法人 聖隷福祉事業団様)(株式会社網屋)
サイバーセキュリティサービスを提供する株式会社網屋は、社会福祉法人 聖隷福祉事業団(静岡県浜松市)に対し、クラウド無線LAN「Hypersonix」を導入いたしました。


【7】AI川柳
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調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。

2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。

AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「冬」(11月28日投稿)
冬の陽の下でいろんな物を見る
冬のクリアな光の中での物事の見え方の変化や、冬ならではの美しさを発見する瞬間(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「冬」(12月5日投稿)
丁寧な言葉で嬉し冬の朝
冬の朝に交わされる言葉、温かい人間関係や優しいコミュニケーション、日常の小さな幸せ(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「年末」(12月8日投稿)
年末の迫りくるくる回り道
年末の忙しさや仕事の増加、目的地に直接向かわず迂回してしまう様子、年の瀬の慌ただしさや複雑さ(感想は #ChatGPT と作成)



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。

私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2024年1月12日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923
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調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
横山 想一郎助教

調和系工学研究室HP
調和系工学研究室FB
川村 秀憲教授FB
調和系工学研究室AI川柳

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