2019年9月20日配信

こんにちは。

北海道大学調和系工学研究室です。

9月は2週続けて3連休がありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先週末は本研究室が開発した「AI一茶くん」が、加賀市で開かれた芭蕉祭山中温泉全国俳句大会に参加してきました。

残念ながら入賞には至らず、辛口評価をいただいてしまいましたが、一茶くんの詠んだ句で会場は大変盛り上がったそうです。

今回いただいた課題を踏まえ、今後も皆さんを楽しませるAI俳句を作っていきたいと思います!

では、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

***************************************

◇ 本日のTopics ◇

【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

【2】AIヨミ子の川柳

【3】こんな本を読んでいます

【4】今週のAI俳句ランキング

【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

***************************************

【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★Sapporo Creative Convention「NoMaps」のビジネスカンファレンス・セッションに川村先生が出演します

札幌で10月16日(水)~10月20日(日)に開催される「NoMaps」のビジネスカンファレンス・セッションに本研究室の川村先生が出演します。

「NoMaps」は、「北海道を舞台に、新しい価値を生み出す大きな枠組み。クリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする人たちのための交流の場(コンベンション)」です。

札幌を舞台に、たくさんのカンファレンスやイベント、展示、社会実験などが行われます。

川村先生が出演するセッションは下記の2つになります。

・日時:10月16日(水)14:00~15:00、場所:研修施設ACU-A

「AIで実現する温かい地域社会」

「顔の見える商い」が人工知能でより効率化されれば、本当に必要なサービスを地域の利用者に適切に届けることができるはず。そんな思いから地域密着サービスに人工知能を取り入れようと取り組む地元企業と人工知能研究者が「目指すべき地域の未来」を語ります。

出演者:平岸ハイヤー株式会社 代表取締役社長 神代 晃嗣氏、サツドラホールディングス株式会社 代表取締役社長 富山 浩樹氏、札幌市立大学 学長/株式会社未来シェア 取締役会長 中島 秀之氏、川村先生

・日時:10月18日(金)11:00~12:00、場所:研修施設ACU-A

「イスラエルはなぜスタートアップネイションと呼ばれるのか」

イスラエルは今、世界の中でスタートアップネイションとして注目されています。日本とは正反対とも思える価値観を持ったイスラエルには、現在の日本に役立つ情報がいっぱい隠されています。イスラエルのスタートアップ事情から北海道・日本の未来を模索します。

出演者:Insight Lab Israel, Inc. Branch Manager 中島 アザル 直美氏、川村先生

他にも面白そうな講演・パネルの企画がありますので、ご興味がある方はぜひご参加ください。

[NoMaps2019WEBサイト]

https://no-maps.jp/

[NoMaps2019WEBガイドブック]

https://no-maps.jp/uploads/files/NoMaps2019GUIDEBOOK_Web.pdf

★天声人語を執筆されている山中論説委員にAI俳句について取材いただきました

9月10日にAI俳句について、朝日新聞の天声人語を執筆されている山中季広論説委員に本研究室の川村先生が取材いただきました。

天声人語は、朝日新聞朝刊1面に毎日掲載されている時事コラムです。

山中季広論説委員はAI俳句についてとても勉強されていて、2時間近く楽しくお話することができました。

掲載日は未定ですが、どのようにAI俳句についてまとめられるのかとても楽しみです。

詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします。

★第18回情報科学技術フォーラムにて発表を行いました

9月3日~5日に岡山大学津島キャンパスで開催された第18回情報科学技術フォーラム(FIT2019)(http://www.ipsj.or.jp/event/fit/fit2019/index.html) にて、博士1年の平間 友大さん、修士2年の神戸 瑞樹さん、幡本 昂平さん、吉田 拓海さんの4名が発表を行いました。

今回は幡本さんが、学会に参加して気づいた問題点と最近の動向についてまとめてくれました。

今回FIT2019に参加して、どの研究も実問題を考慮に入れてはいるものの、実際に使える状況の検討がまだまだ不足していると感じました。

背景には実データの利用が大学の研究室では難しい状況にある場合が多いことがあると考えられます。

ただ、今回のFITでは企業の研究者の方が多く参加されており、企業が保持する情報を研究に広く利用できるようになる流れは来つつあるのかもしれません。(幡本 昂平)

なお、4名が発表した内容は下記になります。

・平間 友大, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲,鈴木 恵二,和田 雅昭 : CNNを用いた音響画像に基づく定置網内の魚種推定の精度向上

・神戸 瑞樹, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : CNNを用いた服飾・風景画像に対する印象の推定

・幡本 昂平, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 代替出勤依頼における従業員の受諾確率推定

・吉田 拓海, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 競輪における購買支援コンテンツのためのレース結果予測手法の検討

また、それぞれが興味をもった研究発表についてもレポートしてもらいました。

[平間 友大]

特に興味を持った研究発表として、「認識モデルクローン手法の一般化と評価」伊藤 千紘・安藤 申将・工藤 航・酒造 正樹・前田 英作(東京電機大学)を紹介します。

この研究では、近年Amazon Machine LearningやGoogle Cloud Platformに代表される機械学習を利用した画像認識などを行うサービス(MLaaS:Machine Learning as a Service)に対して行われるモデル抽出攻撃に着目しています。

筆者は、攻撃者の視点に立って実際にモデル抽出攻撃をシミュレーションすることで課題を明らかにし、防御策を講じることができると述べています。

実験ではシンプルな機械学習モデル(SVM,決定木など)を用い、効率よく学習するためのサンプリングアルゴリズムや、なるべく少ない試行回数でクローンモデルを作成する手法を検討していました。

結果として、WINEデータセット(http://archive.ics.uci.edu/ml/datasets/Wine) を用いたターゲットモデルとクローンモデルの同一入力に対する出力の一致率は最高で99.7%となっています。

今後より複雑なモデルに対してもモデル抽出攻撃は脅威になると考えられるため、この分野の研究動向は注目していく必要があります。

[神戸 瑞樹]

「物体領域に着目した画像分類に関する研究」鷲田武晃・大野将樹・獅々堀正幹(徳島大)

ディープラーニングにおいて、違いが細かいものの分類(Fine-grained画像分類)を行う場合、分類対象ではなく、背景領域に着目して分類を行っている場合が存在し、これによって、精度の低下を招いていました。

この研究では、Grad-CAMとSemantic Segmentationを組み合わせて背景領域に着目している場合は、segmentationで抽出された領域を削除しないように背景領域を削減し、背景領域を絞り込むことで分類精度を向上させる手法を提案しています。

全体としての精度は上がったものの、背景を特徴として学習してしまっているクラスについては、精度が下がる結果となっていました。

[幡本 昂平]

今回のFITでは主にエージェント応用のセッション・株式会社LINEの取り組みについて聴講しました。

エージェント応用のセッションでは、直接的に実応用を考えたものから理論的側面が強いものまで幅広い発表が見られました。

私の研究に関連のある実応用を考えたものでは、「マルチエージェントシミュレーションにおけるアンケートベースのエージェント動作設定方法の検討」岡田 礼・今野 将(千葉工大)として、エージェントシミュレーションにおけるエージェントのパラメータ設計にアンケートを用いることでモデルの説得性を高め、プログラミングを容易にするという内容の発表がありました。

残念ながらアンケートを用いたモデル化の有用性についてはデータ不足から検証できていないとのことでお聞きすることができませんでした。

私も現実の状況のモデル化にアンケートを用いたことがあり、アンケートを利用したパラメータ設計に関する普遍的な枠組みを打ち立てることができれば、実社会シミュレーションを行う際の手順の高速化・説得性の向上の点で非常に有用であると感じました。

LINEの発表においては、LINEが取り組んでいる種々のAI関連サービスの紹介や学生に求めることについてお聞きすることができました。

とくに、学生に求めることに関しては多くの方に共有すべき内容でしたので、ここで紹介させていただきます。

LINEが学生に求めることは(1)コンピュータサイエンスの知識を持つこと、(2)プログラミングスキルを持つこと、(3)meet up等に積極的に参加することの3つがあるとのことでした。

(1)・(2)については情報系の学生であれば当然身につけておかなければならないものですが、(3)については私自身あまり取り組めていないと感じています。

これに関して勉強会等の開催情報がまとめられているサイト(https://connpass.com/) の紹介がありましたので、共有させていただきます。

[吉田 拓海]

私の研究では、競輪のレース結果を予測し、予測結果に基づいて収益の得られる車券を選択するということに挑戦しています。

それに関連する発表として「イントラデイデータに基づいたVI指数予測モデルによるボラティリティートレーディングの売買シミュレーション」佐々木皓大(奈良先端大/東京都市大)・諏訪博彦(奈良先端大)・小川祐樹(立命館大)・梅原英一(東京都市大)・山下達夫・坪内孝太(Yahoo!JAPAN研)を紹介します。

本発表は、株価の変動率を示すVI指数の上昇を予測するモデルの有効性を売買シミュレーションによって検証するという内容です。

シミュレーションの結果から、予測モデルの予測結果に基づいた売買指示に従うことで、収益を得られる可能性があることを示しました。

私の研究においても、テストデータに対するシミュレーションでは、収益を得られることが分かっていますが、現実で運用するとなるとシミュレーション通りの結果が得られないことがあります。

本発表についても、実際にトレードを行った実証実験の結果が非常に気になるところです。

★北國新聞の記事で芭蕉祭山中温泉全国俳句大会の様子を取り上げていただきました

9月14日に加賀市山中温泉の山中座を主会場に開かれた、第29回芭蕉祭山中温泉全国俳句大会に本研究室が開発した「AI一茶くん」が参加しました。

本研究室からは山下先生、横山先生、高橋 遼さん(学部4年)の3名の他、若手俳人の若林 哲哉さんが参加し、当日はメンバー4名が山中周辺の写真を撮影・送信する班と、会場に送られてきた写真からデータベース上の俳句をAIに選び出させる班に分かれて作業しました。

撮影した写真をもとに、「天心に川を引くなり秋の風」と「二人出て水のつめたき春の川」の2句で腕前を披露しましたが、前者は人間が選んだ句、後者はAI自身が選んだ句になります。

残念ながら入賞には至りませんでしたが、一茶くんの詠んだ句は会場を大いに沸かせました。

[北國新聞]

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20190915102.htm

★千歳市の市民教養セミナー「人工知能が暮らしにもたらす可能性」で横山先生が講師をします

9月26日に千歳市総合福祉センターで開催される、市民教養セミナー「人工知能が暮らしにもたらす可能性」で、本研究室の横山先生が講師をします。

最新の研究事例から様々な疑問にお答えします。

千歳市民以外の方もご参加できますので、ご興味があるかたは下記URLよりお申し込みの上、ぜひご参加ください。

https://www.harp.lg.jp/iWv5VKZF

[開催日時]

日時:9月26日(木)18:30~20:00

場所:千歳市総合福祉センター

★合同エージェントワークショップ&シンポジウム2019にてポスター発表を行いました

9月9日~11日に別府温泉 杉乃井ホテルで開催された合同エージェントワークショップ&シンポジウム2019(JAWS2019)(http://jaws-web.org/event/jaws2019/) にて、修士2年の幡本 昂平さんがポスター発表を行いました。

幡本 昂平, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 効率的なB2Bオークションメカニズム設計に向けた基礎分析

発表を行った幡本さんには興味をもった研究発表、及び、学会に参加して気づいた問題点と最近の動向についてレポートしてもらいました。

JAWSは日本国内のエージェント関連の研究者が一堂に会する貴重な研究交流の場となっています。

取り扱う内容としては、制度設計から強化学習・シミュレーションまでエージェントが少しでも関わるものなら広く取り扱っています。

私はシミュレーション・オークションメカニズムの設計の研究に関わっているため、今回のJAWSでは自らの発表に加え、それらのトピックに注目して聴講しました。

今回は特にオークション設計に直接関わる研究発表として、「ネットワークオークションにおける戦略的操作不可性かつ非浪費性を満たすメカニズムの設計」: 川崎岳洋(九州大), 高梨誠之(京都大), 東藤大樹(九州大), 横尾真(九州大)を紹介します。

ネットワークオークションは一般的なオークションと違い、買手間で情報の拡散が行われ、情報を受け取った買手がオークションに参加するというものです。

このオークション形式のもとで、複数同質財(買手にとって同じ性質の商品が複数存在する)の場合に、オークションに参加することで損をしない(個人合理性)・売手の収入が非負(予算非負性)・虚偽の申告に頑健(戦略的操作不可能性)・販売できる財をすべて買手に割り当て可能である(非浪費性)メカニズムを提案しています。

このメカニズム自体を直接私の研究対象であるB2Bブランド品オークションに適用できるわけではありませんが、オークションが満たすべき性質の理論的な解析の事例として非常に参考になります。

また、ネットワークオークションが実際に現実で適用できるのはどのような状況なのかを考えるのも非常に重要だと感じました。

明示的にものを売る場合でないところでも使える状況はあるような気がします。

本学会では、メカニズムデザインの研究に関しては丁寧な理論的解析を行っているものが多く、非常に完成度の高い研究が多いと感じました。

一方でそうした研究は現実の状況をふまえておらず、実際にどこで適用するのかの想定をしていない場合が散見されました。

質疑の中でも実応用としてはどのようなものを考えているのかといったものが多く、たとえ理論研究であっても実応用のことを考えなくてよいわけではないといった雰囲気がありました。

機械学習関連の発表では応用先を含めて説明しているものが多かったため、この流れに乗って私の研究内容であるシミュレーションとメカニズムデザインに関しても、具体的な応用先をイメージして研究をすすめることが求められているのだと思います。(幡本 昂平)

★次世代AI人材育成訓練プログラム検討委員会の皆さまが視察にいらっしゃいました

9月18日に厚生労働省のプログラムである「教育訓練プログラム開発事業(2年開発コース)」次世代AI人材育成訓練プログラム(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)検討委員会の皆さまが本学を訪問し、本研究室の研究内容を視察されました。

本研究室の川村先生から研究内容全体の説明を行った後、北大ビジネススプリングへ移動し、入居企業の研究現場もご見学いただきました。

共同研究を通じ数多くの社会実装の実績がある本研究室が、共同研究を行う際に実践していること、川村先生が考えるAI人材の育成についてご質問をいただきました。

北大ビジネススプリングでは、AWL株式会社、株式会社サンクレエ、株式会社調和技研、ティ・アイ・エル株式会社の紹介があり、実際に取り組んでいる研究内容についてご説明いただきました。

★子供の科学10月号のスペシャル特集でAI俳句一茶くんが紹介されました

小学校高学年・中学生向けの科学雑誌「子供の科学」10月号のスペシャル特集、「95年後の未来はこうなる!」で本研究室が開発した「AI一茶くん」が紹介されました。

はこだて未来大学 松原 仁教授を会長にお迎えし、本研究室を事務局として設立されたAI俳句協会(https://aihaiku.org/)  に投稿された俳句の例として、「ひとはまだ 初恋知らず 山桜」の句が掲載されています。

ご興味のある方はぜひお読みください。

[子供の科学]

https://www.kodomonokagaku.com/magazine/

【2】AIヨミ子の川柳

本日のヨミ子の川柳は、9月6日のNHK総合「ニュース シブ5時」(https://www4.nhk.or.jp/shibu5/) で放送されたものになります。

その週の話題のニュースをお題に川柳を詠むヨミ子ですが、このAIシステムを開発しているのが本研究室です!

ヨミ子が詠む川柳は一瞬?ですぐに理解できない内容のものもありますが、アナウンサーの方が優しくフォローしてくださるので、最後にはそういう意味だったの?深い!と納得していただけるのではないでしょうか。

ご紹介するのは注目ニュース「白鵬が日本国籍取得」から、お題「相撲」で詠んだ句になります。

一生は 相撲のような 人がいる

「これはいかんでしょ!」

「てにをはもおかしいし、日本語もおかしい!」と、厳しい評価をいただいてしまうのも仕方がないような・・・。

今回も「人の一生は相撲の力士のように調子のよい時もあれば悪い時もある。いろいろな人の人生を相撲にたとえて詠んでいるんですよ!」と、ヨミ子の気持ちを読み解いていただきましたがいかがでしょうか?

「ヨミ子に甘すぎですよ!」との意見もありましたが、ぜひ温かく見守っていただけると嬉しいです。

【3】こんな本を読んでいます

★ザ・フォーミュラ 科学が解き明かした「成功の普遍的法則」

アルバート=ラズロ・バラバシ (著)、江口 泰子 (翻訳)

本日ご紹介するのは世界をリードする理論物理学者による全米ベストセラーです。

タイトルのフォーミュラ“formula”とは数学などの「式・公式」といった意味で使われる英単語ですが、「勝利の方程式・必勝」といった使い方もあるそうです。

本書は「自己啓発(セルフヘルプ)」本ではない。「科学が助ける(サイエンスヘルプ)」本だ。(本文より)

膨大なデータから導き出された”成功者のパターン”とは?

[感想]

複雑ネットワーク研究で著名のバラバシによる成功の法則に関する本。

本の中では特に複雑ネットワークのモデルや実験の詳細に踏み込むことなく、わかり易い例を上げながら成功というものがどのように理解できるのか、そしてそこにどのようなメカニズムが働いているのかを解説している。

社会シミュレーションやマルチエージェントの研究をすすめる上でも大変お手本になるが、我々の活動をもっとどう広げていくのかという点でもとても参考になりました。(川村 秀憲)

【4】今週のAI俳句ランキング

AIが俳句を作る「AI俳句」の普及を目指して、本研究室を事務局として2019年7月にAI俳句協会が設立されました。

この設立に併せて俳句協会ウェブサイトが開設されましたが、ご覧になったことはありますか?

俳句協会ウェブサイトはAIが生成した俳句を人が評価して、その評価結果を蓄積・共有するプラットフォームとなることを目的として構築されました。

ここでは公開された俳句を評価者が4段階で評価し、全評価者の評価結果を集約したAI俳句ランキング(月間・週間)の集計を行っています。

俳句の評価はユーザ登録をしていなくてもできますが、登録すると俳句に対する批評や、好みの俳句をまとめた選句集を公開することができますので、ご興味のあるかたはぜひご登録ください!

では、今週のランキングをご紹介したいと思います。

1位 初恋の 焚火の跡を 通りけり

2位 唇の ぬくもりそめし 桜かな

3位 くちびるに 移民の夜の 寒さかな

すべて、本研究室が開発した「AI一茶くん」が詠んだ句になりますがいかがでしょうか?

「AI一茶くん」は1日1句投稿していますので、ぜひ俳句協会ウェブサイト(https://aihaiku.org) もご覧ください!

【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

★ソニー銀、AI対話エンジン搭載のチャットサービス導入 ベドアが開発

https://www.zaikei.co.jp/sp/article/20190829/527909.html

★カラオケで次に歌う曲、AIがオススメ ドコモと第一興商が共同開発 「DAM」新機種に搭載

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1909/05/news125.html

★AI予測で価格を変更!? プロ野球の電子チケット事情

https://japanese.engadget.com/2019/09/04/ai/

★日本古来の「虫の視点」がAIの今後のカギを握る。AI研究者,中島秀之氏による基調講演「AIの諸問題に対する日本語的アプローチ」レポート

https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20190907004/

★日本ディープラーニング協会、「ディープラーニング開発標準契約書」を公開

https://ledge.ai/deeplearning-contract-agreement-templates/

★「注目株はお片付けロボと深層生成モデル」、東大松尾教授が語る2025年のAI

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00934/082600001/?P=1

★「深層学習モデルを軽量化、エッジAIコンピューティングを加速する」

https://bp-affairs.com/news/2019/09/20190911-9511.html

★マクドナルドが音声認識AIのスタートアップを買収、ドライブスルーの効率化が目的か

https://gigazine.net/news/20190912-mcdonalds-acquires-voice-based-tech/

★世界初!GANのモデルを自動で生成するAutoGAN

https://ai-scholar.tech/others/autogan-ai-228/

★AIにシンプルな「かくれんぼ」を繰り返し実行させることで複雑な戦略とその対抗策を生み出す試み

https://gigazine.net/news/20190918-hide-and-seek-ai/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

****************************************

調和系工学研究室教員

川村 秀憲教授

山下 倫央准教授

横山 想一郎助教

調和系工学研究室HP

http://harmo-lab.jp/

調和系工学研究室FB

https://www.facebook.com/harmony.hokudai

川村 秀憲教授FB

https://www.facebook.com/hidenori.kawamura

****************************************

★ご意見・ご感想はこちらからお願いいたします

http://harmo-lab.jp/?page_id=92

★新規登録はこちらからお願いいたします

https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=harmo&task=regist

★配信停止はこちらからお願いいたします

https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=harmo&task=cancel

****************************************