日経MJ連載コラム「川村教授のなるほどAI」や、「札幌AI道場・第二期」開設式及び川村教授の基調講演のご案内、最新の人工知能・ディープラーニング情報をお届けします/harmolab098



こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

6月7日付、日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」が掲載されました。
第12回は「『生きる意義』、価値観の変化も」と題し、近い将来に到達すると予想されている「シンギュラリティ(技術的特異点)」について考察しています。
本メルマガでもその内容を詳しく紹介させていただきますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。

また、6月26日(月)に開催される「札幌AI道場・第二期」開設式(キックオフイベント)にて川村教授の基調講演が行われます。
研究室WHAT’S NEWでご案内させていただきます。オンラインでも開催されますので、ご興味のある方はご参加いただければ幸いです。

それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年6月9日配信


◇ 本日のTopics ◇
【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」
【2】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【3】人工知能・ディープラーニングNEWS
【4】調和系工学研究室関連企業NEWS
【5】AI川柳


【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」

2022年7月より日経MJで川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」がスタートしました。2023年6月7日に掲載されました第12回の内容を紹介させていただきます。

「生きる意義」、価値観の変化も
シンギュラリティ、予想より早まる可能性

今回は「シンギュラリティ(技術的特異点)」について述べたいと思います。シンギュラリティとは、人工知能(AI)の知能レベルが人間の知能と同じぐらいになった時点をさす言葉です。AIの能力が人間と同じぐらいに到達すると、AIがAIを開発することが可能となります。

同じ程度の能力だとしても、人間に比べてAIの思考のほうがはるかにそのスピードが早いとすると、シンギュラリティに達した時点でAIが人類最後の発明となり、以降は人間を置いてきぼりにAI開発が進んでしまうかもしれません。

実際にシンギュラリティは来るのでしょうか。それともそれはSFの世界の話でしょうか。最近のイラスト生成AIやChat(チャット)GPTの能力を見ると、夢物語とも思えなくなってきています。

ただ、現時点においてAIの知能レベルが人に達するにはいくつか課題があると思っています。その中でも大きな課題は、知能と本能の関わりです。生物は子孫を残して生き残っていくために先天的な性質を多く持って生まれてきます。例えば、おなかが空いたらおいしいものを食べたくなりますし、自分の存在が侵害されたと感じたら怒ったり、攻撃したりします。

また、誰かに教えられなくても他人を好きになったり、誰かの役に立ちたいと思ったりします。これらの本能は、世代交代を経て子孫をたくさん残していくために有利な性質が遺伝的に強化された結果としてもたらされていると考えられます。たくさんのテキストの先読みを学習して作られたチャットGPTは、少なくとも今の実現方法では人のように本能を持つことはありえません。

当然、意識や自我なども持っていないといえるでしょう。上手に先読みがこなせたとしても、新しい発明をしたり、物事の心理を求めたりする動機は今のところ持っていないのです。人の知能に近づいたように見えても、まだまだ本質的に人の知能と異なるものであり、シンギュラリティに至るまでに足りないパーツがあるのも事実です。

しかし、だからといってその課題が乗り越えられないという理由は見当たりません。我々が本能的に持っている「人のような知能を持った機械を実現する」という知的好奇心は抑えられないと思います。研究者でも人と対等に自然言語で会話をするAIが実現し、人々の生活の中で使われ始めることになるのはもう少し先の未来と思っていました。最近の技術革新はより速度を増しており、さらに驚くような技術発展が起こるのは明らかです。

シンギュラリティが実現したら多くの仕事はAIが行うことになると予想されます。生きていくための糧を得るために仕事をする必要がなくなった社会を想像すると、教育、仕事、規範、法律、思考、そして人が生きる意義について大きな価値観のシフトが起こることが予想されます。

米国の発明家レイ・カーツワイル博士は著書「シンギュラリティは近い」において、様々な技術の発展スピードを勘案し、2045年にシンギュラリティに到達すると予想しています。ここ数年のAIの発展を見ると、あと22年もかからないかもしれません。


【2】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★ 「札幌AI道場・第二期」開設式(キックオフイベント)にて、川村教授が基調講演を行います

2023年6月26日(月)に開催される「札幌AI道場・第二期」開設を記念したキックオフイベントにて、川村教授が基調講演を行います。

「札幌AI道場」は、札幌市において産学官連携で設立された「札幌AIラボ」が主催する、実践的AI人材育成・実証プログラムです。
第二期となる今期は、エンジニアコース(社会人)の定員を拡充し、ユースコース(学生)及びグローバルコース(高度IT外国人材)を新設します。
第二期のプログラム参加者及び、AIプロジェクトの実証の題材となる実際のビジネス課題を公募する予定で、開設式では応募方法についてのご案内もございます。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

日時:2023年6月26日(月)16:30~19:30
会場:札幌市民交流プラザ 1階SCARTSコート/オンライン(YouTube Live配信を予定)

プログラム詳細及び参加申込みは下記よりご確認ください。
https://www.s-ail.org/news/etc/2797.html

[SAPPORO AI LAB(札幌AIラボ)]
[札幌AI道場]


★ 「北海道スタートアップコミュニケーション2023」のパネルディスカッションに川村教授が登壇します

2023年7月12日(水)に札幌文化芸術交流センターSCARTS/オンライン(ハイブリット)にて開催される「北海道スタートアップコミュニケーション2023」のパネルディスカッションに川村教授が登壇します。
「北海道スタートアップコミュニケーション2023」は、スタートアップと経営支援を行う士業・専門家と中小企業とのコミュニケーションを創出するイベントです。
当日は、特別講演、パネルディスカッション、展示・交流、イノベーショントーク&セミナーなどが開催されます。
川村教授は、午前の部のパネルディスカッション「北海道におけるスタートアップ経営支援の可能性」に出演します。
また、午後の部では、株式会社ニッコー、AWL株式会社、株式会社調和技研の連携による新技術開発について、各社代表の3名がお話しするセミナーも行われます。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

日時:2023年7月12日(水)10:00~17:00
会場:札幌文化芸術交流センターSCARTS/オンライン(zoom配信) 

詳細及び参加申込みは下記よりご確認ください。
https://amaterrace.or.jp/hsc2023/

[北海道スタートアップコミュニケーション2023]


★ TVh道新ニュース「5時ナビ」に川村教授が出演しました

2023年5月18日に放送されたテレビ北海道 道新ニュース『5時ナビ』に川村教授が出演しました。
チャットGPTを解説するコーナーにて、川村教授は、今後AIが仕事に与える影響や、懸念されている学校教育での利用について、取材を受け、社会が技術を良い方向に使用していく重要性について、言及しています。

川村教授が出演したコーナーは、Youtubeで公開されています。ご興味のある方はこちらからご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=uCRp-DG0SNY&list=PLyektVHTI6WrR7dWDVMYus6tB_sYq4jLrプレビュー

[TVh道新ニュース「5時ナビ」]


★ 情報処理学会の「情処ラジオ」にて、川村教授のインタビューが公開されました

2023年5月31日に一般社団法人 情報処理学会の「情処ラジオ」にて、川村教授のインタビューが公開されました。
九州工業大学の井上 創造 教授と対談し、川村教授の研究や活動について幅広くお話ししています。
「情処ラジオ」は、Youtubeで公開していますので、ご興味のある方はぜひお聴きください。

[情報処理学会Youtube]


★ HBCラジオ『明日をキヅク』にて放送された川村教授のインタビューが、ポッドキャストで公開されました。

2023年5月14日にHBC(北海道放送)ラジオ『明日をキヅク』にて放送された川村教授のインタビューが、ポッドキャストで公開されました。
AIやChatGPTなどについて、お話ししていますので、ご興味のある方はぜひお聴きください。

[北海道放送HBCラジオ『明日をキヅク』]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ 北海道新聞にてAWLを取り上げていただきました

2023年6月1日付、北海道新聞にて、「エッジAI」で新しいビジネス分野を切り開く北大発のスタートアップとして、AWL株式会社を取り上げていただきました。
AWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏と川村教授との出会いや、起業の経緯などについて、ご紹介いただきました。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)
[AWL株式会社]


◇ 経産新報にて「札幌AIラボ」及び「札幌AI道場」を取り上げていただきました

2023年5月15日付、経産新報(一面)に掲載された「地域DX推進ラボ」制度に関する経済産業省 大臣官房審議官(IT戦略担当)藤田 清太郎氏のインタビュー記事にて、同制度の選定地域の取組事例として、札幌市の産学官連携で設立された「札幌AIラボ」と、「札幌AIラボ」が主催するプログラム「札幌AI道場」について取り上げていただきました。
「札幌AI道場」は、札幌におけるAI人材の育成、AI開発企業の集積、地域企業間の協業や地域発のAI開発の促進を目的として、実課題に基づくAI開発の実証(PoC)に向けた課題解決型(PBL)を行うAI人材育成プログラムです。
川村教授は「札幌AIラボ」のラボ長を務めています。また、「札幌AI道場」の運営を株式会社調和技研が担当しています。

[経産新報5月号]
[札幌AIラボ]
[札幌AI道場]
[株式会社調和技研]


◇ 日本IBM社主催のAI活用最前線セミナーに調和技研 代表 中村氏が登壇しました

2023年6月5日(月)に行われた日本IBM社主催の「AI活用最前線『Smart AI City Sapporoの挑戦』」に株式会社調和技研 代表取締役 中村 拓哉 氏が登壇しました。
「【組み込み x AI】で新しい未来を共に」をテーマに、株式会社 調和技研が運営を担当する「札幌AI道場」での取り組みや、画像AIのビジネス事例などを通して、AI挑戦の現場についてお話しされました。

詳細はこちらをご覧ください。
https://www.sbbit.jp/eventinfo/75094

[札幌AI道場]
[株式会社調和技研]


◇ Times of IndiaにAWL AI INDIAを取り上げていただきました

2023年5月19日付、Times of Indiaに掲載された、日本のスタートアップとインドのAI人材に関する記事にて、AWL AI INDIA PRIVATE LIMITEDを取り上げていただき、AWL AI INDIA 社長 アロック ビショイ 氏とAWL株式会社 人事最高責任者 兼 上席執行役員 土田 美那 氏のコメントをご紹介いただきました。
AWL AI INDIA PRIVATE LIMITED は、2022年にインドのバンガロールにAWL100%子会社の現地法人として設立されました。インド工科大学(IIT)を卒業した優秀なAIエンジニアを中心に構成され、中長期的な研究開発、リサーチを行っています。

[Times of India]
[AWL株式会社]


◇ テレビ東京「週刊ビジネス新書」にてサッポロドラッグストアーとAWLの取組を取り上げていただきました

2023年5月27日に放送されたテレビ東京の「週刊ビジネス新書」にて、デジタルサイネージを活用する企業として、株式会社サッポロドラッグストアーとAWL株式会社の取組を取り上げていただきました。
サッポロドラッグストアーの店舗には、AIカメラを付けたデジタルサイネージが設置されています。来店客の属性や広告の視聴率をAIにより判別しデータ化することで、より効果的な広告を表示することができます。

番組のダイジェストを下記よりご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=IlOsldpgGL8

[テレビ東京「週刊ビジネス新書」]
[AWL株式会社]


◇ テレビ東京WBSにて「Aill goen(エールゴエン)」を取り上げていただきました

2023年5月23日に放送されたテレビ東京のワールドビジネスサテライト(WBS)にて、「Aill goen(エールゴエン)」を取り上げていただきました。
「Aill goen」は、株式会社Aill(エール)の開発したAI搭載マッチングアプリです。福利厚生サービスとして国内企業の約950社に導入されています。
川村教授は、株式会社Aillのco-Founder 兼 社外取締役を務めています。

[ワールドビジネスサテライト(WBS)](ご覧になるにはログインが必要です)
[株式会社Aill(エール)]
[Aill goen(エールゴエン)]


【3】人工知能・ディープラーニングNEWS

ChatGPTに「共有リンク」機能 会話URLをシェア可能に
<概要(made with AI)>
OpenAIは一部ユーザー向けに、ChatGPTの会話内容を公開・共有可能な「共有リンク」機能を開始。まずはWeb版ChatGPTに対応。発行されたリンクの会話は誰でも閲覧可能で、公開したくない内容の会話はリンクを発行しないよう推奨している。

1100以上の言語で音声からの文字起こしや文章の読み上げが可能な音声認識モデル「Massively Multilingual Speech(MMS)」をMetaが発表
AI開発に注力しているMetaが、1100以上の言語で音声からの文字起こしや文章の読み上げが可能な音声認識モデル「Massively Multilingual Speech(MMS)」を発表。MMSは従来の大規模多言語音声認識モデルを大幅に上回る言語に対応、話者の少ない言語でもさまざまな情報にアクセスしやすくなると期待される。
blog(Meta AI): https://ai.facebook.com/blog/multilingual-model-speech-recognition/

「ChatGPT」が書いた電子書籍が増加 ーー Kindleストアで新ジャンルが出現
<概要(made with AI)>
ChatGPTが関与した電子書籍がアマゾンのKindleストアに200冊以上存在し、その数は増加中とロイター通信が報じた。しかし、著者がChatGPTの使用について明記しない場合もあり、その関与を正確に評価するのは困難。ChatGPTの爆発的な普及によるこの現象に対して、出版業界からは懸念の声も上がっている。

米Bloomberg、金融特化の大規模言語モデル「BloombergGPT」発表
幅広い金融データで学習させた500億のパラメータの大規模言語モデル(LLM)を提案した研究発表を米Bloomber社と米ジョンズ・ホプキンズ大学に所属する研究者らが行った。
このモデルでは、金融データの情報を容易に取得したり、金融情報の疑問を聞いたりなど、専門性に特化した多様な使い方ができるという。

エヌビディアとソフトバンク、次世代通信向けAIプラットフォーム構築へ
<概要(made with AI)>
米半導体大手エヌビディアとソフトバンクは、生成AIと5G/6G向けの次世代プラットフォーム開発で協力すると発表した。この新プラットフォームは、エヌビディアのGH200 Grace Hopper Superchipを基にし、ソフトバンクが計画している日本全国の新分散型AIデータセンターに導入される予定である。

個人情報保護委、ChatGPT提供の米OpenAIに行政指導 人種や信条、病歴などを取得しないよう要請
個人情報保護委員会は6月2日、AIチャットサービス「ChatGPT」などを提供する米OpenAIに対し、個人情報保護法に基づく行政指導を行ったと発表。本人の同意なしで、ChatGPTの利用者と利用者以外の要配慮個人情報(人種、信条、社会的身分、前科・前歴、病歴など)を取得しないよう注意したという。


【4】調和系工学研究室関連企業NEWS

「Interop Tokyo 2023」にて、セキュリティに関する展示および講演を行います(株式会社クレスコ)
2023年6月14日(水)~16日(金)に幕張メッセで開催される、インターネットテクノロジーにおける国内最大級のイベント「Interop Tokyo 2023」に出展。展示ブースおよび講演では、「強固なセキュリティを少人数で実現する方法」をテーマとして、セキュリティご担当者様向けの情報を提供。

サイトエンジン株式会社 6月14日に株式会社インターパークとのオンラインセミナーを開催(株式会社インターパーク)
<概要(made with AI)>
Webマーケティング支援サービスのサイトエンジンとインターパークが2023年6月14日、14:00~15:00にリード獲得・育成に関するセミナーを開催。効果的なリード獲得の秘訣と成功へのリード育成戦略の事例紹介を行う。

2024年問題の危機を変革の好機に変える物流の構造変革とは 6月22日(木)オンライン開催!参加受付中(無料)(株式会社ニチレイロジグループ)
JBpress/Japan Innovation Reviewでは6月22日(木)、物流が抱える2024年問題への対応など、先進的な取り組みや競争力を高めるための考え方を学ぶオンラインセミナー「第3回 物流イノベーション・フォーラム(再編集版)」を開催。NX総合研究所大島氏による、「物流の2024年問題の影響と求められる対応」、ニチレイロジグループ勝亦氏による「デジタル×アナログで実現する物流DX」など有識者や先進企業が登壇。

国内最大級のドローン・eVTOL国際展示会「Japan Drone/次世代エアモビリティEXPO 2023」にトップスポンサーとして出展【GMOインターネットグループ】(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社)
<概要(made with AI)>
GMOインターネットグループが、2023年6月26日から28日まで幕張メッセで開催される国内最大級のドローン・eVTOL国際展示会にトップスポンサーとして出展。同社は、その暗号セキュリティとサイバーセキュリティの専門知識を活用し、「空の安全」を確立し、ドローンや空飛ぶクルマの普及を支援。

企業の情報セキュリティを経営と現場の両面から考える 情報セキュリティ責任者向けオンラインイベント「ITセキュリティフォーラム2023 Summer」開催(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社)
<概要(made with AI)>
キヤノンMJが2023年7月6日に「ITセキュリティフォーラム2023 Summer」を開催。テーマは、情報セキュリティ責任者が考えるべき組織づくりとそれに必要なテクノロジー。基調講演は、阿部慎司氏(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社執行役員)で、情報セキュリティのフレームワーク「X.1060」を用いた組織作りと改善方法を説明予定。

日本通信ネットワーク、オフィスでも自宅でも柔軟なワークスタイル「ハイブリッドワーク」環境を安心・安全・迅速に実現する「FLESPEEQ (R) Web Access」サービスを提供開始(株式会社網屋)
日本通信ネットワーク株式会社は、株式会社網屋のフルマネージド型ゼロトラストサービス「Verona」のOEM提供を受け、2023年6月1日よりFLESPEEQ (R)Web Accessサービスを提供することになりました。

新規営業特化ツール「クラウドサービスサスケ」とSaaS連携データベース「Yoom」が連携を開始(株式会社インターパーク)
新規営業特化ツール「クラウドサービスサスケ」を開発・運営する株式会社インターパークは、Yoom株式会社のSaaS連携データベース「Yoom」とAPI連携を開始しました。

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、IoTフォレンジック技術での捜査協力で長野県警察本部より感謝状と盾を受領(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社)
GMOサイバーセキュリティ byイエラエが持つデジタル機器に記録された情報の回収と分析調査を行うなどのIoTフォレンジック技術を用いた解析で捜査協力を行い、長野県警察本部より感謝状と盾を受領いたしました。

経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定(東京エレクトロン株式会社)
東京エレクトロン (TEL、東京都港区、社長:河合利樹) は、経済産業省が定めるDX認定制度に基づく「DX認定事業者」に認定されました。

2023年5月26日付の日刊工業新聞6面に共同開発に関する記事が掲載されました(株式会社クレスコ)
日刊工業新聞社様が発行している産業総合紙「日刊工業新聞」に、当社と日本航空株式会社様の「航空機エンジン内部検査ツール」の共同開発に関する記事が掲載されました。

エンジンブレードの故障予測、JALが挑むAI活用の現在地(株式会社クレスコ)
日本航空(JAL)はクレスコと共同で人工知能(AI)による画像認識技術などでエンジン内部を検査するツールの開発を始めた。実現すれば不具合発生の予測に貢献する。

業務効率化および提案内容の高度化を目的に、当社社員向け生成系AIチャットサービスを構築(株式会社クレスコ)
<概要(made with AI)>
クレスコはMicrosoftの「Azure OpenAI Service」を用いてチャットサービス「CrePT」を構築し、社員向けに運用開始。CrePTは業務効率向上とAI利用のスキル強化に貢献し、得られた知識を活用し、AIを利用したい顧客へのより高度なDX推進を支援する。

GMOイエラエで発足した脆弱性調査研究チームが「Ricerca CTF」で優勝(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社)
<概要(made with AI)>
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の脆弱性調査・研究チームがセキュリティ競技「Ricerca CTF」で優勝。これは同社の調査研究活動が競技結果に直接反映されたものである。


【5】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「ビール」(5月24日投稿)
半額のビールを飲んで酔っぱらい
物価高の昨今、半額のビールがあったら、少しくらい飲みすぎてもいいかもしれません。

★ お題「初夏」(5月30日投稿)
たどりつく木陰がとても初夏となり
木々が青々と茂る北大キャンパスの初夏。芝生とサクシュコトニ川のある中央ローンの木陰が皆の憩いの場になります。

★ お題「青々」(6月6日投稿)
探してた青々とした春の海
6月、道東の貝殻島周辺で昆布漁が、道南の函館でスルメイカ漁が解禁されました。


【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
https://www.hokudai.ac.jp/research/coverage/support.html
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2023年6月23日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923


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