学生の方へ / メッセージ / 企業からみなさんへのメッセージ
学生の皆様こんにちは。サツドラホールディングス株式会社の代表取締役社長 富山 浩樹です。わが社はドラッグストア事業である「サツドラ」を中心に、地域マーケティング事業である「EZOCA」(北海道共通ポイントカード)や新電力事業である「エゾデン」など様々な事業を展開しています。コンセプトは「リテール×マーケティング」です。お店(リテール)があるからこそ出来る顧客視点のあらゆる活動(マーケティング)を追求していき、地域や日常の暮らしを変革していきたいと考えております。
その様な中、これから最も大きな環境の変化と経営の重要なテーマとなるのが、「テクノロジーの進化」と「グローバリズム」だと考えています。これはどの企業も避けられないテーマです。今、世界中のあらゆるものがデータベース化され、それをどの様に活かしていくかが問われています。私どもも、日々のオペレーションのログ、共通ポイントカードでのお客様の購買データなどを含めて、沢山のデータベース財産を持っています。そしてそのデータベースを活かすため、AIが実用される事が当たり前の段階まで来ました。これからはAIを活用できない企業は生き残っていけないでしょう。
ただ、それを扱える人材は圧倒的に不足しています。川村研究室で研究されているテーマ「AI」は正に最先端であり、企業にとって今後必要不可欠になる技術を学べる場所になると思います。この北海道から企業や世の中に大きく貢献できる人材が育っていく事を願っております。
学生の皆さん、こんにちは。株式会社クレスコの代表取締役社長 執行役員の根元です。わが社は、本社を東京において、金融業から旅行・運輸、人材もしくは人材派遣など様々な業種のお客様のシステム開発を請け負っております。単なるアプリケーション開発だけでなく、携帯電話や家電製品、自動車のメータなどの組込み開発や、アプリケーションを搭載するプラットフォームの構築も広く手掛けております。どのお客さまも皆さんもご存知の企業ばかりかと思います。また、札幌にも北海道開発センターがあり、2001年よりこの地でシステム開発を続けていて、実は札幌とも深い関係があります。
昨今のテクノロジー進化のスピードは凄まじく、その破壊力も凄まじいものがあります。この破壊的な先端技術を恐れることなく、お客様の発展に貢献する目的で、2012年より技術研究所を新設しました。技術研究所では、社員に対して、先端技術そのもののアピールからコミュニティ活動を通してのスキル醸成を推進しています。様々なセミナーもしくは勉強会も開催し、社内外へ先端技術の啓蒙活動をしてきております。また、進化し続ける技術に対して、毎年新しいテーマを決めて本業である研究活動を進めております。
技術研究所では、2015年より機械学習を研究テーマとして、調和系工学研究室と連携し、ビジネスとの接点を模索してまいりました。2016年より、本格的な研究活動を開始し、目的を持った会話におけるエージェント機能の研究を進めてまいりました。2016年秋に、この成果が出てまいりますので、今後は、この成果を様々なビジネスシーンに適用・検証して、製品・サービス化を調和系工学研究室と共に目指してまいります。
AIの技術は、今後の社会において必須の技術であり、調和系工学研究室は、間違いなくこの分野でもトップを走っております。わが社は「技術が素晴らしくても、きちんとその価値を社会に還元できないと真の技術とは言えない」と常日頃考えおります。その点、川村研究室では、ビジネス活用のところまで視野を広げて活動されています。皆さんの所属する研究室では、技術力を磨け、さらにそのビジネス活用力までも磨くことができますので、これからも素晴らしい人材を輩出されることと期待しております。
AWL株式会社 代表取締役の北出です。弊社は、ディープラーニング、機械学習、SVMなど大学でも研究されているAI技術を用いて企業の様々な課題を解決しています。今、AIが社会の在り方を変え始めており、産業界でもAI技術を習得した研究者へのニーズが高まっています。
調和系工学研究室では、企業との共同研究を通してAI技術の基礎研究、応用研究をしており、これから成長が見込まれる分野で必要となる高いスキルが身に着けられると思います。ぜひ、学生時代にAIにかかわる研究を経験して、付加価値の高い人材になってください。
学生の皆さん、こんにちは。株式会社調和技研 代表取締役の中村です。当社は調和系研究室での「研究成果を社会で試してみよう」と生まれた、調和系研究室では初めてのAIスタートアップで設立して12年になります。今では北大ビジネススプリングに本社を構え、60名近い仲間が東京や海外でも働いていますが、その当時は4~5名が914室でゲリラ的に活動していました。
最初は最先端の興味解析エンジンの開発から始めましたが、今では蓄積したAI事例は100を超え、そのノウハウを元に多様なAIエンジン・ライブラリ事業『匠のAI』へと舵を切り始めています。好きなコトをやりながらここまで成長できたのは、やはり研究室の学術的背景があったからだと思います。
現在も調和系研究室とは密接な連携体制をとっていて、日々のAI開発テーマに対するアドバイスを山下先生、横山先生からも頂き、AI研究の社会実装を行っています。最近、川村先生はテレビにも出るスター!になり、お忙しくなってしまっていますが、ずっと当社のCo-founder兼社外取締役としてビジネス面の支援もいただいています。また研究室出身の社員の方、あるいはバイトの方も活躍しています。
調和系研究室の素晴らしい魅力はこのように、社会実装に至るAI技術研究開発に邁進することができる点、更に様々なAI関連企業との共同開発の機会を通じビジネスと研究開発両方のスキルや経験を学べる点だと思います。川村先生は日本国内だけではなく、海外の大学やスタートアップとの連携、新興国への国産AIの展開など、非常に高い視座で未来を見据えています。
『どうせなら、好きなコトをとことん。』
これは当社のキャチワードでもあるのですが、それを実現できるフィールドが調和系研究室にはあると思います。
今後も世界中で高難易度の社会課題解決を提供するAI人材の需要は高まります。是非、調和系研究室で学ぶ皆さんの力でワクワクする未来社会を創造してください。
サイジニア株式会社 代表取締役CEOの吉井です。当社は、北海道大学 複雑系工学講座 自律系工学研究室の助教授(当時)と研究メンバーが立ち上げた会社です。
独自開発のビッグデータ解析技術や人工知能技術を駆使して、主にEC(電子商取引)の事業者向けに、レコメンデーションサービス、ネット広告サービスなどを提供しています。当社の現場で使われているのは、まさにこれから皆さんが調和系工学研究室で取り組むことになる研究分野の技術ばかりです。
現在、川村先生とは、実践的な共同研究と推進しています。理論面だけではなく現実世界での適用を通じた研究に没頭できるのが、川村研究室の醍醐味だと思います。
AI TOKYO LAB & Co. 代表取締役の井原です。弊社は、ディープラーニング、機械学習、SVMなど大学でも研究されているAI技術を用いて企業の様々な課題を解決しています。
今、AIが社会の在り方を変え始めており、産業界でもAI技術を習得した研究者へのニーズが高まっています。
調和系工学研究室では、企業との共同研究を通してAI技術の基礎研究、応用研究をしており、これから成長が見込まれる分野で必要となる高いスキルが身に着けられると思います。
ぜひ、学生時代にAIにかかわる研究を経験して、付加価値の高い人材になってください。
株式会社ABEJA 代表取締役 CEOの岡田です。弊社は、IoT、ビッグデータ、人工知能による第四次産業革命で世界を変える挑戦をしています。川村先生には、ABEJAが創業まもない頃から技術顧問としてお力をいただいております。
川村先生の研究室では、実世界をターゲットとしておられます。先生ご自身が取締役を務めておられるベンチャー企業(株式会社調和技研)との連携により、実社会から得られるデータを元にした研究が可能となり、実社会の生きた課題に対するソリューションとして、プロダクションレベルでの開発力の習得にも挑戦をすることができます。
またDeep Learningも早いうちに研究開発に取り入れ、最先端テクノロジーを用いた課題解決に挑戦をされています。テクノロジーをビジネス的に価値があるものに昇華させていくことに興味がある方は、大きな機会で溢れている研究室だと思います。
当社は30年あまり、基幹業務(販売管理など)を中心にパッケージシステムの企画・開発・販売・サポートを一貫して行って参りました。札幌本社、東京オフィス、瀋陽(中国)ラボの3拠点で仕事をしています。
近年、コンピュータ及びIoTなどネットワークインフラの発達に伴いAIが脚光を浴びる様になって来ました。近い将来、あらゆる家電にも広い意味でのAIが実装されるものと思われます。AIは近未来の社会を支える不可欠な技術と言っても過言ではありません。
調和系工学研究室と連携し、まずはAI人材の育成を行いながら、従来のソフトウェアに加えて、当社で開発いたしましたWebアプリケーション開発ツール「smartNexus®」へAIを実装し、従来やって来ました業務分析及び提案のノウハウを生かしながらAIで中小企業の合理化をお手伝いしたいと思っています。
調和系研究室の皆さんが勉強されている技術が今後、ものすごいスピードで商品化されて行き、人工知能社会がやって来ます。皆さんがグローバルにご活躍される事を期待しています。