AWL株式会社は本研究室の川村教授がCo-founder、研究室OB(2001年度修士課程修了)の土田 安紘氏がCTOを務める、リテール向けAIカメラソリューションを提供する北大発認定ベンチャー企業です。
AI TOKYO LAB株式会社から2019年2月に商号が変更となったAWLは、企業の生産性向上・業務効率化を実現するAIソリューション開発・コンサルティングを行っており、AWLとは「AI(人工知能)+OWL(フクロウ)」を足した造語で、企業のロゴにもフクロウが使われています。本社は東京ですが、開発拠点が北大北キャンパス「北大ビジネススプリング」にあり、ベトナム・ハノイには100%子会社の「AWL VIETNAM CO., LTD」があります。優秀なAI人材を国内だけでなく海外にも積極的に求めており、現在はインド、メキシコ、中国、ロシア、チュニジアなど日本を含む18か国の技術者が日々、英語で議論しながらグローバルな環境で研究開発を進めています。
北海道のドラッグストアチェーンである「サツドラ」との資本業務提携により、店舗での実証実験を繰り返し、実際の業務で使える多様なAI機能を、低価格で提供出来るハードの開発を行っており、2020年2月に総額8.1億円のシリーズAの資金調達を実施しました。2020年2月13日には「AWL BOX」「AWL Lite」の2サービスを正式リリースし、小売店の監視カメラ向けAIサービスを拡販していきます。設立3年目でここまで育ってくれてとても嬉しく思う一方で、これからの大きな展開を控えて身が引き締まる思いでもあります。
どうぞ引き続き応援をよろしくお願いいたします。
調和系工学研究室教授
AWL株式会社Co-founder 兼 上級技術顧問 川村 秀憲
※画像をクリックしていただくとサービスの詳細をご覧いただけます。
チェーンストア(多店舗展開)におすすめ。
既設の防犯カメラをAI化し、ビデオマネジメントシステム(VMS)+AIカメラ機能によって店舗オペレーションに最適なソリューションを提供する「AWLBOX」
「AWL BOX」は店舗内の既設の防犯カメラに接続することで、カメラの映像をリモート管理できるようにするとともに、店舗オペレーションで必要となる多様なAI機能を、SaaS(Software as a Service)形式で手軽に利用できるサービスです。
デジタルサイネージの販売促進効果を可視化する
簡単取付・高精度・低価格のAIカメラ
「AWL Lite」は、Android OSのスマートフォンやタブレット、サイネージにインストールして、簡単にAI機能を利用できるサービスです。
なお、「AWL Lite」にはオプションとして「新型コロナウィルス感染対策機能」の提供が開始されました。「3密」を回避、店舗の状況を分析・可視化する機能により、「マスク検知」「混雑度予測」「アルコール消毒検知」「ソーシャルディスタンス検知」が可能となり、安心安全のお買い物を支援します。
本サービスにご興味のある方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。