2023年3月17日配信

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。
最近、札幌ではようやく寒さが緩み、春らしい陽気の日も多く、例年より早く雪解けが進みつつありますが、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
来週3月23日には学位記授与式の実施が予定されており、調和系工学研究室も学士、修士の12名の学生を送り出しますので、ハレの門出が好天に恵まれることを願います。

それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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◇ 本日のTopics ◇
【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【2】学会参加レポート
【3】調和系工学研究室関連企業NEWS
【4】人工知能・ディープラーニングNEWS
【5】AI川柳
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【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★ 「サッポロミライナイト」に川村教授が登壇します

2023年3月17日(金)にIKEUCHI LABで開催される展示会「XR Exhibition in Sapporo 2023~あなたは新しい現実に共鳴できるのか~」の講演プログラム「サッポロミライナイト ~新しいコンテンツが切り開くXRそしてITのミライ~」にて、川村教授がモデレーターを務めるクロストークが行われます。
クロストークのゲストは株式会社インプル 代表取締役 西嶋 裕二 氏、聞き手は北海道コカ・コーラボトリング株式会社の三浦 世子 氏です。
ご興味のある方はぜひご参加ください。

日時:2023年3月17日(金)14:00~19:00
※ 川村教授が登壇する「サッポロミライナイト」は18:00~19:00に行われます。
会場:IKEUCHI LAB 4F イベントスペース・カフェスペース
参加費:無料
開催方法:ハイブリット開催(現地参加・オンライン視聴)

詳細及び参加申込みは下記よりご確認ください。
https://www.hmcc.jp/xRExhibition/2023/

★ 旭化成「温故創DX」に川村教授が出演しました

旭化成株式会社「特集『温故創DX』 古きをたずねてDXを創る」の第二回目 俳句編に川村教授がお招きいただき、旭化成株式会社 取締役 兼 専務執行役員 デジタルトランスフォーメーション(DX)統括 久世 和資 氏と、俳人で文化功労者の高橋 睦郎 氏と鼎談しました。
「俳人、AIが作った俳句と競う」と題した本企画では、俳人 高橋 睦郎 氏による「AI一茶くん」が生成した俳句100選の作品講評も行われました。

「特集『温故創DX』俳句編」の動画と記事は、旭化成株式会社のHPよりご覧いただけます。
ご興味のある方は下記よりぜひご覧ください。
https://www.asahi-kasei.com/jp/company/dx/feature/onko-sodx/02/

★ 「第22回複雑系マイクロシンポジウム (CSMS2023)」にて2名の学生が発表しました

2023年2月25日に旭川市ときわ市民ホールにて開催された「第22回複雑系マイクロシンポジウム (CSMS2023)」にて本研究室より2名の学生が参加し、各々の研究について発表しました。
研究概要や参加レポートを本メルマガで紹介いたします。

★ 「情報処理学会 第85回全国大会」にて4名の学生が発表しました

2023年3月2日~4日に電気通信大学にて開催された「情報処理学会 第85回全国大会 ~ ダイバーシティと情報処理 ~」にて本研究室より4名の学生が参加し、各々の研究について発表しました。
研究概要や参加レポートを本メルマガで紹介いたします。

★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ 北海道新聞にて「新北海道スタイル デジタルイノベーション プログラム」事業報告会とともに「ニセコ町×AWL」実証実験成果報告について取り上げていただきました

2023年3月13日の北海道新聞にて、同日に北海道庁主催により札幌市内及びオンライン配信で開催された「新北海道スタイル デジタルイノベーション プログラム」事業報告会とともに、同プログラムにより採択されたニセコ町とAWL株式会社の実証実験の成果報告について取り上げていただきました。
報告会では、AWL株式会社 人事最高責任者 兼 上席執行役員 土田 美那 氏がニセコ町の道の駅での実験成果などについてお話ししました。
「新北海道スタイル デジタルイノベーション プログラム」は、様々な課題を抱える道内の自治体・事業者と課題解決につながるスタートアップ企業とのマッチングを行い、課題解決に向けた実証実験をサポートし、その取組を可視化していく、北海道庁主催によるプログラムです。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)
[新北海道スタイル デジタルイノベーション プログラム]
[AWL株式会社]

◇ 日経MJにてAWLを取り上げていただきました

2023年3月13日の日経MJにて、AIを使って迷惑行為を検知するAWL株式会社のサービスを取り上げていただきました。
格安回転ずしで客による迷惑行為が後を絶たず、人手不足の状況下でいたずらを防ぐため、人工知能カメラの活用が模索されているなか、AWL株式会社が株式会社 impactTVと組み、顧客の異常行動をAIが判定するサービスを始めたことをご紹介いただきました。
また、AWL株式会社 取締役CTO 土田 安紘 氏のコメントも掲載いただきました。

[日本経済新聞](お読みになるには、ログインが必要です。)
[AWL株式会社]

◇ 「BBT 大前 研一 × PRESIDENT エグゼクティブセミナー」にAWL代表 北出 宗治 氏が登壇しました

2023年3月10日(金)、3月11日(土)に開催された「BBT 大前 研一 × PRESIDENT エグゼクティブセミナー 第32回」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が登壇し、「5G・エッジコンピューティングがもたらす変革とビジネスチャンス」をテーマにお話ししました。

詳細は下記よりご確認ください。
https://www.president.co.jp/LP/ohmae_seminar/
※ 北出 氏は、3/11(土)に登壇しました。

[AWL株式会社]

◇ 北海道文化放送「BOSS TALK スペシャル」にAWL代表 北出 宗治氏が出演しました

2023年3月6日(月)深夜に放映された北海道文化放送「BOSS TALK スペシャル 北海道の課題解決へ 急成長するスタートアップ企業3社」にAWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏が出演しました。
番組では北海道庁主催による「新北海道スタイル デジタル イノべーション プログラム」で採択された実証実験「ニセコ町×AWL株式会社」を取り上げていただき、AWL Lite(アウルライト)を用いた道の駅での事例について紹介いただきました。

番組は「UHB北海道文化放送 公式 YouTube」にて視聴することができます。
https://www.youtube.com/watch?v=ivL_ZjYvbL4

[BOSS TALK 番組公式サイト]
[AWL株式会社]

◇ 北海道新聞にてAWL代表 北出 宗治氏のインタビューを掲載いただきました

2023年3月4日の北海道新聞にて「<いんたびゅー> 店舗向けAIカメラ開発 世界に通用するものを」と題し、AWL株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 北出 宗治 氏のインタビューを掲載いただきました。
商業施設等に導入されているAWL株式会社の開発したAIカメラシステムや、川村教授との出会いと創業の経緯、AIに対する考えや事業戦略などについて、お話しされています。

[北海道新聞] (お読みになるには、ログインが必要です。)
[AWL株式会社]

◇ 在日インド大使館主催「インドビジネス機会セミナー北海道 札幌」にAWLのCHRO 土田 美那 氏が登壇しました

2023年3月3日(金)に、在日インド大使館とジェトロ北海道との共催による「インドビジネス機会セミナー北海道 札幌」が行われ、AWL株式会社 人事最高責任者 兼 上席執行役員 土田 美那氏が講師として登壇し、インドの魅力と現地法人設立までの歩みなどについてお話ししました。

詳細は下記よりご確認ください。
https://www.facebook.com/jetrohokkaido/posts/518843367096212?locale=pt_BR

[AWL株式会社]


【2】学会参加レポート

本研究室の学生が学会にて発表した研究について紹介いたします。
研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◆ 第22回複雑系マイクロシンポジウム (CSMS2023)

2023年2月25日に旭川市ときわ市民ホールにて開催された「第22回複雑系マイクロシンポジウム (CSMS2023)」( https://mech-hm.eng.hokudai.ac.jp/~jsme-hk/CSMS2023.pdf )に本研究室より清水 雅之さん(修士1年)、千坂 知也さん(修士1年)が参加し、各々の研究について発表しました。

◇ 清水 雅之, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : グラフクラスタリングを用いた道路ネットワークの階層化手法提案

概要: 本論文では,ドライバーの細街路への忌避度を考慮した経路探索を行うために,経路探索の計算時間を短縮する道路ネットワーク階層化手法を提案する.
提案手法の有効性を検証するため,札幌駅を中心とした7km四方の道路ネットワークに対して,細街路への忌避度の程度が異なる数種類のドライバーを設定し,計算機実験を実施した.
実験の結果、提案手法は計算時間や得られる経路のコストの点で従来手法を上回ることがわかった.

◇ 千坂 知也, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : マルチエージェントシミュレーションを用いた代替出勤依頼モデルによる依頼順決定手法の検討

概要: 本研究では、マルチエージェントシミュレーションを用いて、従業員の欠勤が発生しやすい労働集約型の産業における、代替出勤依頼モデルを提案する。
提案するモデルでは数理最適化ソフトウェアCPLEXを用いてナーススケジューリング問題を解くことで従業員の勤務表を作成した後、確率的に欠勤を発生させ、代替出勤依頼を行う。
勤務表作成時に課した制約条件を満たす代替出勤の候補従業員に対して、順番に出勤を依頼し、候補者は確率的に出勤の可否を応答する。これを代替出勤者の確保が完了するまで全日程に対し繰り返す。
実験から、候補従業員に対し代替出勤依頼を依頼する順番を決定する戦略と、代替出勤者の過剰確保または不足、引受従業員の偏りとの関係を示した。

◇ 学会の様子等を清水さんがレポートしてくれました。

― 研究会に参加して気づいたこと
当日の運営は滞りなく進み、予定の時間通りにも終了したため良かったと感じています。私自身オフライン発表の経験は初めてであったため、オンライン発表とは勝手が違い戸惑いもありましたが無事に発表出来て良かったです。
ただ、申し込みを行ってから当日の詳細のプログラムや一人当たりの発表時間に関するアナウンスが届くまでが遅かったのは問題だったと思います。

― 他の発表について
今回のシンポジウムは私が行っている交通関連の研究とは離れた様々な研究分野の方々が発表されていました。
興味深かった発表としては、マッシュルーム栽培において収穫の効率化に向けた産業課題である、収穫しやすくかつ育てやすく、を実現するためにAI・IoT技術を活用させることを目的とした研究がありました。

― 興味深かった発表について
タイトル:共有モジュールを用いた自己他者重ね合わせによる姿勢模倣
著者:高橋光 野口渉 飯塚博幸 山本雅人
※ 高橋光の高の字は「はしご高」

概要:身体模倣は人間の社会的能力の基礎とされている.機械学習の分野においては,ロボットが人を真似することでタスクを学ぶ模倣学習の研究がされている.
本研究では共有モジュールを用いた提案モデルにより,人間の手を模倣するロボットの作成を行なった.
まず視覚運動予測を用いて,モデルの内部に身体の内部表現を獲得した.次に共有モジュールを用いた学習によって,人間の姿勢をロボットの身体の内部表現に結びつけた.最後に重ねあわせた内部表現を利用して,人の姿勢を模倣した運動を生成する学習を行った.
結果として提案モデルでは,明示的に対応を教えた姿勢を模倣できることを示した.また,対応を教えていない姿勢でも完全ではないが一部は模倣できることを示した.

◆ 情報処理学会 第85回全国大会 ~ ダイバーシティと情報処理 ~

2023年3月2日~4日に電気通信大学にて開催された「情報処理学会 第85回全国大会 ~ ダイバーシティと情報処理 ~」( https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/85/index.html )に本研究室より平田 航大さん(修士2年)、右田 幹さん(修士2年)、大倉 博貴さん(修士1年)、 千坂 知也さん(修士1年)が参加し、各々の研究について発表しました。

◇ 平田 航大, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 有季定型句の生成における深層学習モデル評価用データセットの作成と適用

概要: 本稿では人工知能による俳句生成器の構築を目指し,既存俳句と文学作品を用いた言語モデルの学習,パープレキシティなどの評価指標によるモデル性能の評価,アンケート調査などによる生成俳句の評価を行った.
本論文の主な貢献は2つである.
1つ目は俳句生成モデルの開発において,自動計算可能な評価指標とアンケートなどによる主観評価の結果を活用したモデル評価を行ったこと.
2つ目は高性能な言語モデルであるGPT-2やBARTを用いて高品質な俳句生成を行ったこと.
生成俳句の質としてはアンケート調査の結果として,インターネット上から収集した人間作の俳句と変わらないレベルの俳句を生成可能であることが分かった.

◇ 右田 幹, 川村 秀憲, 山下 倫央, 横山 想一郎 : 衣服印象評価とコーディネイトに基づく衣服推薦システムの開発

概要: 衣服を選択において、他人に与える印象を考慮したトップス とボトムスのコーディネイトの決定が重要である。一方で、場面ごとにコーディネイトが適切な印象を与えるかを判断することは簡単ではない。さらに、適切でない場合の代替案の 決定も困難である。
本研究では、着衣人物画像に対して衣服の印象評価とコーディネイト推薦を行うファッションコメンタリーシステムを開発した。
カメラによりユーザの全身画像を撮影し、衣服領域を抽出する。抽出画像に対し推定された印象をユーザに提示する。さらに、上下の衣服の相性関係を考慮して推薦するコーディネイトを決定する。
開発したシステムを使用したユーザに対するアンケート調査により、有効性を確認した。

◇ 大倉 博貴, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 道路画像と気象情報の配信による除雪出動決定支援システムの開発

概要: 積雪地帯における道路除雪業務は道路交通を維持する重要な役割を果たすが、除雪業務の出動判断は容易ではなく、局所的な天候の変動によって出動判断が覆ることが多い。そのため、除雪作業員は休日であっても出動に備えておく必要があり、大きな負担となっている。このような背景に基づき、本研究では除雪出動の意思決定支援システムの開発に取り組む。
本システムは除雪対象地点に設置した10台のカメラからリアルタイムで道路画像を収集し、またその地点の気象情報と気象予報情報を取集する。収集した情報をシステム上で可視化して、担当者の意思決定に利用し、雪見巡回の手間を省くことを目指す。さらに、除雪作業員も情報を閲覧可能とすることで、出動変更の予兆の共有を目指す。

◇ 千坂 知也, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : マルチエージェントシミュレーションを用いた代替出勤依頼モデルの提案

概要: 本研究では、マルチエージェントシミュレーションを用いて、従業員の欠勤が発生しやすい労働集約型の産業における、代替出勤依頼モデルを提案する。
提案するモデルでは数理最適化ソフトウェアCPLEXを用いてナーススケジューリング問題を解くことで従業員の勤務表を作成した後、確率的に欠勤を発生させ、代替出勤依頼を行う。
勤務表作成時に課した制約条件を満たす代替出勤の候補従業員に対して、順番に出勤を依頼し、候補者は確率的に出勤の可否を応答する。これを代替出勤者の確保が完了するまで全日程に対し繰り返す。
実験から、候補従業員に対し代替出勤依頼を依頼する順番を決定する戦略と、代替出勤者の過剰確保または不足、引受従業員の偏りとの関係を示した。

◇ 学会の様子等を右田さんがレポートしてくれました。

― 研究会に参加して気づいたこと
今回、多岐にわたる分野の学生が集まって発表していた印象がありました。私たちが日頃取り組んでいる機械学習を用いた研究分野であれば、大学の学部ごとの分析やうつ状態の判定モデルの生成、機械学習以外であれば、業務に関連したシステムの開発やドローンを用いた擬似観光体験の提案などが挙げられます。

― 他の発表について
特に、ドローンを用いた遠隔観光支援システムは非常に興味深いものでした。
擬似観光が必要な理由として、観光地が遠方にある、現地からでも観光が困難などといった理由が挙げられますが、いずれも対応されたシステムでした。
今回の発表では、システムの開発が着地点であり、被験者を対象とした実験は今後行うようでした。今後、観光地での実験が可能になった際、被験者からどのようなフィードバックが得られるのか、またそれに対してどのように改善し、観光の1つ選択肢になっていくのか、非常に気になるところです。

― 興味深かった発表について
タイトル: 大学の就職先に着目した学問の興廃分析
発表者: 塚本 純也、市川 学

発表の概要: 複数の先行研究をもとに、大学の学部学科に関するデータベースを作成し,なくなりやすい就職先データを結びつけることで,どのような学問がなくなる可能性があるのか分析していました。
大学に行く目的は人それぞれですが、将来の夢や働きたい職種に行くための勉強をする場所として、活用している人もいると思います。
この研究を通して、様々な学問がそれぞれ世の中からどのように見られているかを一目で可視化することができます。

感想: 今回は、職業のなくなりやすさに主軸を置いていますが、他の分野への適応、主軸の変更も可能だと考えられます。
例えば、私が研究しているファッションの分野であれば、商品の購買情報と商品タグ(#フォーマル、#シャツ、など)をもとに、どのような商品が売られているか、人気であるかを可視化するために応用できそうです。
私の研究では、画像情報をもとに印象の評価と衣服推薦を行いましたが、今回紹介したような商品に紐づいているタグをもとに研究を進めると、新しい知見が得られるかもしれないと思いました。


【3】調和系工学研究室関連企業NEWS

ホテル従業員の業務を効率化する「部屋割り最適化ツール」のプロトタイプを開発しました(株式会社クレスコ)
産学研究の拠点完成 県立大情報セキュリティセンター 長崎(株式会社網屋)
JALが実用化へ、航空機エンジン故障をAI予測の仕組み(株式会社クレスコ)
網屋、Windowsログ管理のクラウド版「ALog Cloud」と運用代行の「ALog MDR」を提供(株式会社網屋)
網屋とライトウェルが情報セキュリティ分野での販売提携契約を締結(株式会社網屋)
UiPath社「ダイヤモンドパートナー」に認定されました(株式会社クレスコ)
凸版印刷とのCRM施策支援サービスの提供開始(フュージョン株式会社)

【4】人工知能・ディープラーニングNEWS

画像生成AIの「高品質なプロンプト」を0.01秒で盗むサイバー攻撃 ドイツの研究機関が発表
Metaが大規模言語モデル「LLaMA」を発表、GPT-3に匹敵する性能ながら単体のGPUでも動作可能
OpenAIが開発者向け「ChatGPT」と「Whisper」のAPIを公開
JDLA緊急企画!生成AIの衝撃 ~ ChatGPTで世界はどう変わるのか? ~
ウェアラブルクラウドカメラを本格導入し防災DXを推進|八千代市消防本部
回転寿司店における迷惑行為検知AIシステムの共同開発に着手|ダイワ通信
「りんな」提供元、ChatGPTの技術を製品開発に活用へ 「Azure OpenAI Service」導入
GPT-4 is coming next week ? and it will be multimodal, says Microsoft Germany
「GPT-4」搭載ChatGPTに東大入試数学を解かせてみた GPT-3.5との回答の違い、点数は?

【5】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題 「光」(3月3日投稿)
 もどかしの光のなかにもりあがり
北海道でオーロラが観測されました。今回は肉眼では見えなかったようですが、淡くぼんやりと見えることもあるようです。北の空に神秘的なオーロラ、わくわくしますね。

★ お題「氷」(3月13日投稿)
 知らぬ間に幾度も氷押したりし
オホーツク海の流氷は南風の影響で沖合に流されています。陸からはそろそろ見納めのようです。

★ お題「開花」(3月15日投稿)
 青春の生態知らず開花する
東京で平年より10日早くソメイヨシノの開花が確認されました。札幌の開花予想は来月末のようです。

【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
https://www.hokudai.ac.jp/research/coverage/support.html
お問い合わせ先: http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2023年3月31日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923

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