[北海道大学調和系工学研究室メールマガジン] harmolab080

2022年9月16日配信

こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

今週、来週と3連休がありますが、皆様いかがお過ごしになりますか。
台風の影響が心配ではありますが、秋晴れを楽しみたいものです。
それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。

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◇ 本日のTopics ◇
【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【2】セミナー・講演会のご案内
【3】川村秀憲のなるほどAI
【4】「作ろう, それから, 句を選ぼう 2022年のAI俳句のこれまでとこれから」
【5】ディープラーニング勉強会 
【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
【7】人工知能・ディープラーニングNEWS
【8】AI川柳
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【1】調和系工学研究室WHAT’S NEW

★ テレビ北海道「シン・経営2.0」にて川村教授のインタビューが放送されます

2022年9月19日(月) 22時58分から放送のテレビ北海道「シン・経営2.0」にて川村教授のインタビューが放送されます。
「シン・経営2.0」は、中小中堅企業の経営支援プラットフォームの最前線を取材・紹介する番組です。
ぜひご覧ください。

[テレビ北海道]


★ 日経新聞に「AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか」の広告を掲載いただきました

2022年9月4日の日経新聞にて、俳人大塚凱氏と川村教授の対談本である「AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか」(dZERO社)の広告を掲載いただきました。
本書は2022年3月に出版され「知能とは何か」「人はなぜ俳句を詠むのか」という問いの答えを求め、AI研究者と俳人が対話をする内容となっています。

[AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか(dZERO社)]


★ 日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」の第3回が掲載されました

2022年9月7日の日経MJに川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」が掲載されました。
第3回は「正解のない課題、柔軟に対応」と題し、縁結びナビゲーションアプリでの婚活支援を例に、人それぞれの価値観に臨機応変に対応するAIについてのお話です。
本メルマガでその内容を詳しく紹介させていただきます。

[日経MJ]


★ 道新こども新聞「週刊まなぶん」に連載「北大・川村秀憲教授に聞くAIを知ろう」が掲載されました

道新こども新聞「週刊まなぶん」にて連載中の「北大・川村秀憲教授に聞くAIを知ろう」の「11 名人芸の再現」が9月10日(土)に掲載されました。
歌手や画家の「らしさ」を表現するAIについて、子どもにもわかりやすく解説しています。
「週刊まなぶん」は北海道新聞を購読している方に、毎週土曜日の朝刊と一緒に無料で届けられる子ども新聞です。
お子様をお持ちの皆様など、ご興味がありましたらぜひお読みください。

[週刊まなぶん]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ 北海道新聞にてAWL、調和技研を取り上げていただきました

2022年9月6日の北海道新聞朝刊にて、AWL株式会社とインド工科大学ボンベイ校が新たな共同研究契約を締結したことを取り上げていただきました。
また、AI人材の育成、技術者の確保に関して、株式会社調和技研や株式会社サンクレエについても紹介していただいています。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)
[AWL株式会社]
[株式会社調和技研]
[株式会社サンクレエ]

◇ インテル® IoT プラネット Retail DayにAWLの取締役CTO 土田氏が登壇しました

2022年9月13日(火)に開催されたインテル® IoT プラネット「Retail Day ~変化する小売業の最前線~」の基調講演にて、インテル株式会社の山田敦氏とAWL株式会社の取締役CTOである土田安紘氏が対談しました。

[インテル株式会社]
[AWL株式会社]

◇ 第24回自動認識総合展のセミナーに調和技研の代表取締役 中村氏が登壇しました

2022年9月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイトで開催の第24回自動認識総合展におけるセミナーに株式会社調和技研の代表取締役 中村拓哉氏が登壇しました。
中村氏は15日のプログラムS1「画像認識技術の活用事例1」にて、企業現場で活用される画像系AI技術の現状と課題についてお話になりました。

[一般社団法人日本自動認識システム協会]
[株式会社調和技研]

◇ BSテレ東「マネーのまなび」にてAWLを取り上げていただきました

2022年9月15日(木)22時00分から放送のBSテレ東「マネーのまなび」にて、AWL株式会社を取り上げていただきました。
「マネーのまなび」は日経グループによる、「マネー」について初歩からわかりやすく解説する番組です。

[マネーのまなび]
[AWL株式会社]

◇ 「東京ゲームショウ2022」にAWLが初リアル出展

2022年9月15日(木)~18日(日)に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2022」にAWL株式会社が初リアル出展しています。

最先端エッジAI技術を用いて開発した新感覚のリズムゲーム「AWLGORhythm(アウルゴーリズム)」を出展します。
『展示場所:4-S02 一般展示』にて、ご覧いただけます。

<東京ゲームショウ2022>
開催日:2022年9月15日(木)~18日(日)
会場:幕張メッセ
詳細は以下をご確認ください。
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2022/jp/

[AWL株式会社]


【2】セミナー・講演会のご案内

★ H-IXセミナー 2022が開催されます

ほくでん情報テクノロジー株式会社がAWS最新テクノロジーや、自社のITソリューションをテーマとした技術セミナーを開催します。
H-IXデータセンターを利用中の方だけではなく、クラウドサービスに興味のある技術者や学生など、幅広い方を対象としたセミナーです。

日時:2022年9月29日(木) 14:30~17:30
会場:札幌市中央区大通東3丁目4番地 e・i大通東ビル
   ※オンライン(Teamsウェビナー)でも参加可能
参加費:無料(事前登録が必要です)
申込み締め切り:2022年9月22日(木)
詳細は以下よりご確認ください。
https://www.h-ix.jp/seminar2022/


【3】川村秀憲のなるほどAI

2022年7月より日経MJで川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」がスタートしました。
9月7日に掲載されました第3回の内容をメルマガでも紹介させていただきます。

正解のない課題、柔軟に対応

AI(人工知能)が高性能になるにつれて、いろいろなビジネスで使われるようになってきました。例えば、AIによる画像認識は製品工場での不良品判定に導入され、病気の診断にも実用化されつつあります。わかりやすい正解がある問題に対してAIの応用が進みつつありますが、その先にどのような分野への応用が考えられるでしょうか。

2017年のカリフォルニアにAI、経済、法律、倫理、哲学の専門家などが集まって人類にとって有益なAIとは何かについて議論を行い、「アシロマAI 23原則」を発表しました。この原則ではAIの研究、倫理と価値観、将来の問題について、私たちがどのように考えていくべきかの指針が示されています。

その中から私は「価値観の一致=高度に自律的なAIシステムは、目標と行動が倫理的に人間の価値観と一致するようデザインされるべきである」という原則に注目しています。具体的には、画像認識のように特定の正解が存在する課題ではなく、人それぞれの価値観に正解が存在するような課題へAIを応用していく可能性を考えています。

例えば、ファッションをレコメンドしたり、雑談の相手をしたり、ゲームなどでの遊び相手になってくれるようなAIです。これらの課題では人を差し置いて正解を定義することはできません。このAIを使う人それぞれの価値観にあった、心地よい正解が多様に存在する課題であり、臨機応変にAIが対応していくことが求められます。

そのような考えをベースに、Aill(エール)というスタートアップと一緒に「Aill goen(エール ゴエン)」というサービスを開発しています。このサービスは、企業の福利厚生として独身者の良縁を支援するAI縁結びナビゲーションアプリです。男女がなにかのきっかけで出会い、お付き合いして最後に結婚に結びつくプロセスには、多くのコミュニケーションと意思決定が必要となります。婚活に不慣れな人がスムーズにコミュニケーションと意思決定を行って結婚までたどり着くには様々な困難が伴います。その支援をAIで行おうというサービスです。

例えばユーザーが気になる相手を見つけて対話を始めたとき、どのような話題でお互いを知っていけばよいのか。自分の魅力をどう伝えたら良いのか。特定の正解は存在しませんが、それでもスムーズに対話を進めるコツはあるはずです。

このサービスではAIが対話を解析し、「こんなことを聞いてみたらいいよ」「この話題を深堀りするといいよ」などといったアドバイスをします。それに従うのかどうかはユーザーの自由ですが、これまでの対話履歴から成功パターンを学習したアドバイスは一考の余地はあるはずです。

婚活はユーザーが主役であり、そこでのコミュニケーションや意思決定に特定の正解はありません。ユーザーの意図を汲み取り、不足する知識や知恵を補いながらユーザーと一緒に意思決定を行うAIを開発する必要があります。「エール ゴエン」は我々の取り組みの一例ですが、将来的に開発されるAIには人々の価値観に寄り添い、人生を豊かにするようなものになってほしいと思います。

【4】「作ろう, それから, 句を選ぼう 2022年のAI俳句のこれまでとこれから」

観光情報学会の学会誌「観光と情報」第18巻の特集記事「コロナ後の観光情報学(2)」にて掲載されました、山下准教授の解説記事をメルマガでも2回に分けて紹介させていただきます。
今回は4からです(1~3はバックナンバー[ http://harmo-lab.jp/?page_id=2923 ]第79回よりご覧いただけます)。

「作ろう, それから, 句を選ぼう 2022年のAI俳句のこれまでとこれから」

  1. AI俳句のこれから

現在のAI俳句のレベルに関しては俳句雑誌「100年俳句計画」の編集長キムチャンヒ氏の言葉を借りると, 100句に1句程度は一般的な句会で選を取れるレベルであると評価されている. 現在の運用形態は, 俳句を大量に生成し, さまざまな軸で順位づけをしたり評価したりという方法なので, 句会に投句する際, 最終的に投稿する句を選ぶまでできていないため, 人間との協業を模索する必要である.

今後, どのようにAI俳句の発展を捉えたらいいのか. 人工知能が人間とさまざまな形式でインタラクションを取っている事例としては, コンピュータ将棋という事例があるため, 先行事例として捉える. コンピュータ将棋対人間の対戦履歴をひもといてみると, 1996年には6枚落ちでもコンピュータは負けていた. それが2013年に均衡してきて, この3年でコンピュータが勝つようになってきた. 2017年には, 人間のプロ棋士がコンピュータに敗れて, 人間とコンピュータが対局するというフェーズが終了したと言われている. このコンピュータ将棋の流れにならうと, AI俳句は2017年に始まってまだ5年目で, 今はまだ知見を貯めるレベルで, 人間を超えることは難しい段階だと捉えるべきである. また, AI俳句は大塚凱さんが詠んだ5000句の俳句を学習した言語モデルで大塚凱さんのような俳句を生成している.

将棋でいうところの棋譜を学んでその棋譜から似たような打ち手を考えるということに該当する. 実際に, 大塚凱さんの詠んだ俳句を学習した人工知能による俳句を俳号「gAI」の作品として発表している.

 「シンバルの朝は枯野のやうに鳴る」
 「万華鏡のやうに投げてゆく椿」
 「秋風に取り残されてゆく港」
 「空蝉はいつか崩れて長い音」

大塚さん本人からもおもしろい句といってもらえる句ができており, 人工知能を使って, 人間の感性を刺激することに使えると考えている. 俳句の初心者にはそれなりの質の俳句を作るのは難しい. 句会において人工知能で作った俳句を選んで投句することができれば, 句会への参入の難易度が下がり, より多くの人が俳句の世界を楽しむことが可能になる.

さらに進めると, 一人句会が実現できる. 通常の句会は数名が集まって開催されるが, 人工知能相手に句会ができれば, 自分一人で句会をおこなうことができる. 一人句会のための基礎的な技術は既に開発されている. LINEやFacebookといったMessengerでエアフレンド[7]という会話をおこなうAI育成アプリを使うと, 育てた人工知能同士を会話させることができる. そこに俳句生成能力や評価機能を持った人工知能を句会に応用すると, 人間が作った句をアップロードすると, 複数の人工知能が評価文や批評文を出力されるといったことが可能になる. さらに人間が人工知能の作った句に対して評価・批評すれば, 句会が実現できる. 近年, コロナウィルスの感染拡大防止によって, 句会もオンライン化が進んでいる. そのため, このようなアプリケーションが受け入れられる素地が広まりつつあり, 世に現れるのは遠い未来ではないことが期待される.

将棋においては, 人工知能が人間に対して圧倒的な強さを見せているが, 接待対局が次のテーマだと言われている. 接待対局は, プロ棋士がアマチュア相手に駒落ちあるいは平手での指導対局における「うまく手抜きをして負けてあげる」ことで, プロ棋士が相手のレベルを把握して, 手抜きが相手にわからないように加減することが重要である. この接待対局をAI俳句に置き換えて考えてみると, 一人句会において人間が投句した俳句のレベルに合わせて, 他の人工知能の投句する俳句のレベルを変更して, 人間が投句した俳句が相対的に高い評価を得られるようにして, 常に選を得られないことがないようにするといったことが接待一人句会の機能として挙げられる. また, 現在の句会でも参加者同士の批評において, 初心者向けのコメントと上級者向けのコメントが異なることがある. 投句された俳句に対するコメントに関しても, 投句した人の句歴やこれまでの作品のレベルに合わせて, 指摘する点やコメントの厳しさを調整することも重要である.

さらに技術が発展した先に, AI俳句はどのように展開していくのだろうか. コンピュータ将棋においては, プロ棋士を模倣することから, 独自に試行錯誤をする段階に入り, プロ棋士よりも強いが打つ手の理由が理解できないということが起き始めている[8]. 現時点において, 俳句の「もののあわれ」を表していると多くの人々が感じている作品を使って学習させることで, ある程度「もののあわれ」を表現できる言語モデルを構築することは可能である. さらに人工知能が今以上に高い情報処理能力を備えた場合, 人間が思う「もののあわれ」とは違ったものとなる可能性も考えられる. その場合, 生成された文字列は人間の理解を超えたものとなるだろう.

「もののあわれ」というのは国学者の本居宣長が日本固有の美的感覚として発表したもので、本居宣長記念館によると、「見る物聞くことなすわざにふれて情(ココロ)の深く感ずる事」と定義されている[9].日本人が感じる「もののあわれ」は季節が移り変わったり、各季節の催事が終わったりすることにもの寂しさがあることをしみじみと感じている.生活をする中で,景色や料理があり,いろいろな匂い,さまざまな手触りがあり、それら全てが移ろって,最後には失われてしまう.それらが合わさって「もののあわれ」という感情に繋がっている.

計算機の入力に視覚と聴覚はあっても,触覚や味覚,嗅覚はなく,壊れることがあっても,死ぬわけではない(と人間は思っている).そのため,人工知能の「もののあわれ」が獲得されたとしても,人間の「もののあわれ」とは違ったものになるだろう.その世界観を人間が直接感じることはできないが,より情報処理能力の上がった人工知能が人工知能的な観点から獲得した「もののあわれ」の概念を人間に伝えるということも考えられる.そのためには,機械学習をはじめとする情報工学において多くブレークスルーが必要ではあるが,人間とはメカニズムが異なる人工知能が,人工知能の「もののあわれ」について「コンピュータから世界をこんな風に思っている」「コンピュータを取り巻く世の中をこんなふうに見ているんだよ」ということを人間に理解可能な言葉で教えてくれるようになることを期待したい.

  1. まとめ
    本稿では,研究開発を進めているAI 俳句研究について意義や目的を説明するとともに,俳句大会への投句や人間と対戦を通じてAI俳句の質のレベルを明らかにした.また,AI俳句の使い方やデータの集め方となる「選句大会」についても紹介した.AI俳句の展望として,コンピュータ将棋との比較に基づいて,AI俳句との協業や一人句会といった方向性を説明し,人工知能の獲得する「もののあわれ」についての期待を述べた.
    (完)
[参考文献]
[7] Airfriend,https://airfriend.ai/ja/ (2022年4月20日確認)
[8] 松原 仁, 人工知能と認知科学, 認知科学, Vol. 27 (2020), No. 4 pp. 607-617 (2020)
[9] 和樂web,ついにAIが俳句を詠む時代へ!「AI一茶くん」開発者に聞く“共創の未来”,https://intojapanwaraku.com/culture/180822/ (2022年4月20日確認)


【5】ディープラーニング勉強会

調和系工学研究室ではディープラーニングの最新の知識共有を目指し、毎週ゼミを実施しています。
担当学生がトップカンファレンスから自分の興味のある論文について発表し、意見交換をしながら進めています。
本研究室HP( http://harmo-lab.jp/?page_id=1194 )には過去の発表に使用したスライドも公開していますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

[紹介論文]
MAUVE: Measuring the Gap Between Neural Text and Human Text using Divergence Frontiers

公開URL:https://arxiv.org/pdf/2102.01454.pdf

論文紹介スライドURL: https://www.slideshare.net/harmonylab/mauve-measuring-the-gap-between-neural-text-and-human-text-using-divergence-frontiers-252174158

出典:Krishna Pillutla,Swabha Swayamdipta,Rowan Zellers,John Thickstun,Sean Welleck,Yejin Choi,Zaid Harchaoui:MAUVE: Measuring the Gap Between Neural Text and Human Text using Divergence Frontiers(NeurIPS 2021)

概要:大規模言語モデルはオープンエンドテキスト生成において,高品質で一貫性を持つ文章を生成できる能力を示していますが,モデルが生成したテキストと人間が書いたテキストの近さを測るための評価指標は未だに確立されていません。提案された評価指標MAUVEはこれらのテキストをKL divergenceを用いて直接比較します。実験では既存の評価指標よりも人間による評価との相関が確認されました。(修士1年 花野愛里咲)

【6】調和系工学研究室関連企業NEWS

バリュエンステクノロジーズ、Slack や Teams に特化した社内ヘルプデスク管理システムを提供開始
ファーストコネクトと北海道共創パートナーズが業務提携を開始
問題ヒグマ ドローンで監視 札幌や旭川、砂川など活用 作業負担、襲われるリスク軽減(サンクレエ)


【7】人工知能・ディープラーニングNEWS

メルカリの出品データ、研究者向けに無償提供 国立情報学研究所と連携
Using AI to decode speech from brain activity
AI system makes models like DALL-E 2 more creative
画像生成AI「Stable Diffusion」で画像の一部だけを違うイメージに描き換える「インペインティング」を簡単に試せる「Inpainter」
日本語版「Stable Diffusion」公開 追加学習でオノマトペも理解 「キラキラ瞳」も反映


【8】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「満月」(9月9日投稿)
  満月の中で流れる星の数
満月だと、月の光に邪魔されて、人間には見えないけれど、たくさんの星があるのでしょうね。

★ お題「虹」(9月13日投稿)
  号泣の虹が一番先に見え
先日、ロンドンで二重の虹が見えたそうですが、不思議ですよね。
  
【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、9月30日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923

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調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
横山 想一郎助教

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