調和系工学研究室卒業生・修了生の言葉、受賞リポートをお届けします/harmolab118


こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

3月25日(月)に北海道大学で学位記授与式が行われ、本研究室の学生6名が卒業・修了いたしました。
今号のメルマガでは卒業生・修了生の言葉として、本研究室で取り組んだ研究内容や、後輩へのメッセージ、今後の抱負についてのそれぞれの思いをご紹介いたします。
ご興味のある方はぜひお読みになってください。

それでは、本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2024年4月5日配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 本日のTopics
【1】調和系工学研究室卒業生・修了生の言葉
【2】受賞リポート
【3】調和技研エンジニアブログ
【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
【7】AI川柳
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】調和系工学研究室卒業生・修了生の言葉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 調和系工学研究室の学生が卒業・修了いたしました

2024年3月25日(月)に北海道大学で学位記授与式が行われ、調和系工学研究室の学部2名、修士3名、博士1名が卒業・修了いたしました。
それぞれの道に進まれる皆さんの新しい門出を心よりお祝い申し上げるとともに、4月からの新しいステージでの活躍を期待しています。
卒業論文・修士論文発表会での発表スライドを本研究室のHP( http://harmo-lab.jp/?page_id=12485 )で公開しておりますのでぜひご覧ください。


[ 調和系工学研究室卒業生・修了生の言葉 ]
本研究室で取り組んだ研究内容や、後輩へのメッセージ、今後の抱負についてのそれぞれの思いをご紹介いたします。

◆ 上前 諒輔(学部4年)
― 取り組んだ研究内容
大規模言語モデルを使用して、与えられた文章をマニュアルに適した可読性の高い表現に修正する研究をしました。

― 研究室で学んだことや、研究する上で大変だったこと
課題解決のために何をすべきかを深く考えることが研究の中で特に大変であったと思います。

― 研究室の仲間との思い出や、印象に残っていること
先生や先輩方には、卒業論文の執筆やスライド作成などで大変お世話になりました。
ありがとうございます。


◆ 古田 悠華(学部4年)
― 取り組んだ研究内容
研究では、印象を表す言葉を元に衣服画像を作成する、対話型の衣服画像生成システムの開発を行い、衣服の想像の支援や個人の好みを反映した衣服のデザイン画を専門家以外が作成する場合の支援に取り組みました。

― 研究室で学んだこと
研究室では、先生方から、研究内容だけではなく、言葉の使い方やスライドの構成などの研究を他者に説明する方法についても教えていただきました。
また、研究や開発の経験がなかったため、目覚ましい勢いで進化する画像生成AIの技術に対応しながら研究を進めるのは大変でした。

― 今後の抱負
近年の生成AIの発展は著しく、最新の技術を追い続けることは難しいですが、専門分野として研究を行う以上、能動的に情報を収集し、学ぶ必要があると思っています。
学部での経験を生かして、多くのことを吸収しながら修士での研究に取り組んでいこうと思います。


◆ 大倉 博貴(修士2年)
― 取り組んだ研究内容
北海道の除雪業務における課題の解決に取り組みました。
株式会社堀口組の協力のもとで実社会に必要な研究として、やりがいを感じながら取り組むことができました。

― 研究室で学んだこと
共同研究を通して大学外のコミュニティの方とつながりを持てたことが大きな学びになりました。
研究に限らず問題解決に必要なプロセスや資金の流れを学ぶことができました。

― 研究室の仲間との思い出
普段のゼミがオンラインと対面のハイブリッド形式で開催されていたため、イベントごとで大人数の学生が集まる際はとても楽しかったです。
特に夏のニセコ合宿ではレクやバーベキューを通してより仲を深めることができました。
また同期は、就職活動や修士論文発表の際に協力し乗り越えることができたため、とても思い出に残っております。


◆ 清水 雅之(修士2年)
― 取り組んだ研究内容
私は主に配送計画問題への適用を想定して、高速にかつ多様なドライバーの経路選択時の選好を反映した経路探索を実現できる階層化ネットワークの開発に取り組みました。

― 研究室で学んだことや、研究する上で大変だったこと
私の研究は、研究室内では全く新しい研究であったため、研究の方針決めや論文調査、学会参加にあたる論文執筆やスライド作成に至るまで一から考えなければならなかったことはとても大変であり、研究が辛いと感じることもありましたが、研究室のメンバーや先生方からの献身的なサポートのおかげで無事に修士課程を修了することが出来ました。

― 後輩たちに伝えたいこと
研究は自分一人で行うものではなく、周りの人と助け合いながら進めていくことがとても大切であると思うので、困ったことがあったら一人で抱え込まずに積極的に周りの人を頼ってください。


◆ 千坂 知也(修士2年)
― 取り組んだ研究内容
シフト勤務制の職場を対象として、欠勤者が発生した際における代わりの出勤者の選定方法に関する研究を行っていました。
具体的には各従業員への代替出勤依頼の依頼順に着目し、従業員のパラメータや過去の勤務履歴などから算出される数値をもとに従業員への依頼順決定方法の構築を目指す研究を行っていました。

― 研究室で学んだこと
研究室で学んだことは、研究への取り組み方と課題を分析することの重要性、自身の研究内容を発表資料などを用いて伝える能力です。特に、学会等の発表内容をスライドにおこし、まとめる能力に関しては、まだまだ成長していかなければならない部分はあるものの、飛躍的に向上したと感じています。
どのような分野にいくにせよ、必要に迫られることのある能力だと思うので、学ぶことができとても良かったです。

― 研究室の仲間との思い出、印象に残っていること
コロナによる外出制限などが緩和された修士2年でのイベントがやはり印象に残っています。
特に8月のニセコ合宿はラフティング、バーベキュー、温泉など、いくつもの楽しいイベントがあったため、思い出深いです。
また、北大は道外出身の学生が多く、今まで聞いたこともないような人生を歩んできている学生たちと話せたことが思い出に残っています。

― 後輩たちに伝えたいこと
どうしても自分の反省点と被ってしまうのですが、やはり「自身の研究の社会的影響力の大きさ」を綿密に考えるべきだと思いました。
おそらく学生の身空だと世の中にどのような課題があるのか、どのようなニーズがあるのか、最初は考えたことがない人がほとんどだと思います。
しかしながら、研究そのものの価値を図る指標としては、限られた時間のなかでどれだけ多くの人の役に立つものを作り出せているかが第一になるのだと思います。
だからこそ課題そのものの分析と、その解決に対するコンピュータサイエンスを用いた適切なアプローチについて考えていくべきです。
これらのことを考えていく場合、時間の使い方と疑問点の解決法という部分が大事になってくるかと思います。
修士課程の場合、やはり2年という時間は短いです。ましてや就活など別のイベントもあります。
時間の使い方に関して、経験豊富な諸先生方、先輩方の意見を参考にしつつ考えてみてください。
また、疑問点を解消するために能動的に動くということも重要です。
調和系工学研究室には本当に頼りになる先輩方と先生方がいらっしゃいます。
普段のゼミのみならず、chatwork、slackなど様々な媒体を用いて、疑問点の解決や自分なりの考えを臆せず伝えられるようになるべきだと思います。
最後に研究のみならず、人生観や趣味、AI技術が発展し続けている情報社会をどうとらえているかなどを先生方や研究室の学生たちと共有することも大事だと思います。
多種多様な価値観を共有し、学ぶことで人間としての幅が広がるような気がしています。

― 今後の抱負
私は実際に経験し、得た知識のみしか自分の能力にはならないと思っています。
就活の時には色々なことを考えて会社を選ぶかと思いますが、結局のところ入ってみなければ具体的な仕事内容のことも分からないと思っています。
だからこそ能動的に動き、少しでも多くの経験を増やしていくことを目標に頑張っていきたいと思います。
この研究室で経験したことは本当に自分自身にとって大きな糧となりました。自分自身の幸福も考えつつ、少しでも周りに自身の経験を還元できるような影響力のある人間になることを目指して行きたいと思います。


◆ 吉田 拓海(博士3年)
― 取り組んだ研究内容
私はユーザの意思決定における有用なテキスト情報の生成に関する研究に取り組みました。
具体的には、公営競技の一つである競輪を対象として、機械学習によるレース展開の予測と予測に基づくテキスト情報の生成、個人化されたテキスト情報の有効性の検証を行いました。
本研究は株式会社チャリ・ロト様との共同研究であり、研究成果の一部は「AI競輪 ( https://ai.chariloto.com/ )」として実運用されています。

― 研究室で学んだことや、研究する上で大変だったこと
説得力の重要性。
研究は課題設定や課題解決の手法など様々な選択によって構成され、これらの全ての選択に対して説得力のある説明が求められます。

― 研究室の仲間との思い出や、印象に残っていること
もう5,6年ほど前の話になりますが、学部・修士のころの同期と参加した学会や、同期と取り組んだプロジェクトなどが印象に残ってます。

― 後輩たちに伝えたいこと
研究室での生活を楽しんでください。

― 今後の抱負
博士号の取得をゴールにはせず、今後も研鑽を積んでいきます。


【2】受賞リポート
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 「情報処理学会第86回全国大会」にて修士1年の冨澤さんが受賞しました

2024年3月15日~17日に神奈川大学 横浜キャンパス(横浜市)/オンライン(ハイブリット)にて開催された「情報処理学会 第86回全国大会(IPSJ)」において、本研究室の冨澤 峻己さん(修士1年)が「学生奨励賞」を受賞しました。

[情報処理学会 第86回全国大会(IPSJ)]

◆ 冨澤峻己, 川村秀憲, 山下倫央, 横山想一郎:大規模言語モデルとChain of Thought Promptingを用いた俳句の評価

概要:
近年、大規模言語モデルの発展により様々な芸術作品の生成が可能となったが、作品の評価は鑑賞者によって受け取り方が異なるため、課題の1つとして残っている。
本研究では、俳句を対象として深層学習による大規模言語モデルとChain of Thought Promptingを用いた俳句の評価機構の構築を行う。
季語、切れ字、リズムといった俳句に関する情報を特徴量として大規模言語モデルに入力して、俳句特有の評価項目をどの程度満たすか数値化するタスクを推論形式で行う。得られた評価結果と俳人による評価の比較を行い、提案した評価機構の妥当性を検証する。

― 冨澤さんのコメント
この度、情報処理学会第86回全国大会で発表し、学生奨励賞を受賞しました。
初めての口頭発表ということもあり発表資料の出来が良くないなか、直前まで修正やアドバイスをくれた学生・先生方にはとても感謝しています。
また、本研究を進めるにあたり、有限会社マルコボ.コムの方々やふくし句会の方々に数々のアドバイスやアンケート調査へのご協力をいただきました。
皆様のご協力をいただき、受賞できたと実感しています。
また、発表後には様々な研究者の方々と交流する機会があり、とても良い経験となりました。
頂いた賞を励みにして、今後も研究活動に従事していきたいと思います。


◇ 「第123回(令和5年度第3回)福祉情報工学研究会」にて博士2年の森さんが受賞しました

2023年12月6日~7日に、産総研臨海副都心センター別館(東京都江東区)にて開催された「第123回(令和5年度第3回)福祉情報工学研究会」において本研究室の森 雄斗さん(博士2年)が「WIT学生研究奨励賞」を受賞しました。

[福祉情報工学研究会]

◆ 森 雄斗, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲, 森 正人 : 前腕支持型ロボット歩行器の歩行支援を目的とした歩行状態のモデル化と歩行状態の計測

概要:
単独での歩行が困難で,何らかの支えが必要な人々に対して歩行の負担を軽減するためにさまざまなロボット歩行器が研究されている.
本研究では,歩行に支援が必要な人に対する歩行の安定性と推進力の補助を目的とした前腕支持型のロボット歩行器を提案する.
歩行器が利用者に提供するべき歩行支援は常に一定の量ではなく,歩行器利用者の状態に依存するものである.そこで歩行器利用者の歩行状態を状態遷移図によって定義し,ロボット歩行器に搭載されたセンサ群でこれらの状態が検出可能であるかどうかを実験によって検証した.

― 森さんのコメント
この度は、第123回福祉情報工学研究会においてWIT学生研究奨励賞を受賞することができました。
普段はロボティクス系の学会での発表が多い私にとって、福祉情報工学の分野からこのような高い評価をいただけたことを非常に嬉しく思います。
研究発表に際して、指導教員をはじめ、研究室メンバーからいただいた有意義なフィードバックは、私の発表にとって非常に貴重なものであり、皆様のサポートが今回の受賞に繋がったと実感しております。
いただいた賞を励みにして、今後も研究活動に従事していきたいと思います。

発表論文は[電子情報通信学会 研究会発表申込システム] webサイトに掲載されています(お読みになるにはログインが必要です)。
——————————
研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ:http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


【3】調和技研エンジニアブログ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北大発認定ベンチャーである株式会社 調和技研は、同社のwebサイトにて、エンジニアによるブログを公開し、AIの最新動向、事例、ノウハウなどを紹介しています。最近の記事をご案内いたしますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。

◇ Stable Diffusion+LoRAを使って異常画像データを生成できるか検証してみた(4/1公開)
AI画像グループの神戸氏がLoRAを用いた追加学習によってより精度の高い異常画像を生成できるか検証した結果を紹介しています。
#生成系AI #画像系AI


【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 本日、アスコムより川村教授の新著が出版されました

2024年3月28日に出版社アスコムより川村教授の新著「10年後のハローワーク これからなくなる仕事、伸びる仕事、なくなっても残る人」が出版されました。
本書は、AIの発展を受けて仕事や働き方がどのように変わっていくのか、そして人はどのようにそれを受け止めたら良いのかについてまとめたものです。
AIの研究者であり、ベンチャー企業の経営にも携わる川村教授が、なくなる職業、伸びる職業を予想し、また、どんな思考を持てば生き残れるかについて、解説をしています。
特に、これから就職していく若者や、小さなお子さんを持つ親御さんなどにお読みいただければ幸いです。

[10年後のハローワーク これからなくなる仕事、伸びる仕事、なくなっても残る人]
ご意見・ご感想はこちらからお願いいたします
http://harmo-lab.jp/contact


◇ きごさい 第16号に山下准教授が寄稿しました

2024年3月発行、きごさい 第16号(発行所:NPO法人季語と歳時記の会)の特集「AI俳句の現在」にて山下准教授が「AI一茶くんの仕組み」と題し寄稿しました。
昨年夏に「AI一茶くん」「Bing」「Bard(現Gemini)」ときごさい会員10人との合同誌上句会が開かれました。
本特集では、山下先生の寄稿文の他に、合同誌上句会の選句と選評を伝える「AI&人間 合同誌上句会」や、きごさい編集部が「AI一茶くん」「Bing」「Bard(現Gemini)」に句作に関するさまざまな質問を投げかけて、得た回答を伝える「誌上座談会 AI句作を語る」が掲載されています。
「誌上座談会 AI句作を語る」では、「AI一茶くん」に代わり横山助教が回答しましたが、その回答をきごさい編集部が「Bing」「Bard(現Gemini)」に揃えて「AI一茶くん」が直接回答したように再構成しています。
ご興味のある方はぜひお買い求めの上お読みいただければ幸いです。

[きごさい]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 北海道新聞にて北洋銀行「スタートアップ研究開発基金」助成先としてAWLが採択されたことを取り上げていただきました

2024年3月22日付、北海道新聞にて、北洋銀行の「スタートアップ研究開発基金」2023年度の助成先の一つとして、AWL株式会社の研究開発テーマである「複数カメラ間で同一人物の対応付け技術と実店舗向け技術開発」が採択されたことを取り上げていただきました。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[北洋銀行によるニュースリリース]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞にて「NVIDIA GTC 2024」にAWLが出展したこと取り上げていただきました

2024年3月19日付、北海道新聞にて、サンノゼ コンベンション センター/オンライン(ハイブリット)にて開催された「NVIDIA GTC 2024」に、AWL株式会社が初出展したことを取り上げていただきました。
「NVIDIA GTC 2024」は米NVIDIA社が主催する世界最大級のカンファレンスです。
展示会には約300社が出展。日本に本社を置く企業ではAWLが唯一です。
AWLはこの展示会でエッジコンピューティングによるAWLの革新的な複数カメラを利用したマルチカメラトラッキングシステムを初公開しました。
記事では、AWL株式会社 人事最高責任者 兼 上席執行役員 土田 美那氏のコメントが紹介されています。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[NVIDIA GTC 2024]
[AWL株式会社によるプレスリリース]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞にて調和技研を取り上げていただきました

2024年3月19日付、北海道新聞の道内のスタートアップとスタートアップを選ぶ若者たちをテーマとした特集にて、株式会社調和技研を取り上げていただきました。
記事では、株式会社調和技研でAI開発のプロジェクトマネジャーや開発を担当する入社5年目の若手社員である鈴木 岳彦 氏と、代表取締役 中村 拓哉 氏が紹介されました。中村 氏は若者がスタートアップを選ぶ意義についてコメントしています。

株式会社調和技研は2009年に創業した道内でも古参のスタートアップ企業です。
川村教授は、株式会社調和技研の社外取締役をつとめています。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[株式会社調和技研(北大発認定ベンチャー)]


【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
AIキャラ「りんな」開発元が作る基盤モデルの強みは? 公開したモデルのダウンロード数は累計550万超に
生成AIブームの今、注目のキーワードが「基盤モデル」だ。大量のデータを事前学習したAIモデルのことで、少しのチューニングを施せば、さまざまなタスクに対応できる。生成AIの代表的な例ともいえる、米OpenAIの「GPT-4」といった生成AIも包含する概念だ。

生成AIの弱点が相次ぎ発覚 ChatGPTやGeminiがサイバー攻撃の標的に 情報流出や不正操作の恐れも
米OpenAIの「ChatGPT」やGoogleの「Gemini」など、主要生成AIの弱点や脆弱性が次々に発覚している。企業や個人の日常生活に浸透している生成AIが悪用されれば、社外秘情報や個人情報の流出を招いたり、悪用防止対策がかわされて偽情報の作成に利用されたりする恐れもある。

「Transformer」後継と期待される「RetNet」活用 PKSHAが日英対応の独自LLMを開発 日本MSも協力
AIベンチャー・PKSHA Technology(東京都文京区)は3月28日、「RetNet」技術を活用した日英大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表した。RetNetを使用した日英モデルは世界初で、日本マイクロソフトの技術支援により実現。

保守困難なシステムを、生成AIで解析→リバースエンジニアリング 東芝デジタルが新サービス
東芝デジタルエンジニアリングは4月1日、運用や保守が困難になったシステムのプログラムを生成AIで解析し、設計図や構成を導き出す「生成AI活用リバースエンジニアリングサービス」の販売を始めると発表した。


【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
TOPPAN、フュージョン、WizWe企業の生活者向けウェルビーイング事業の習慣化支援サービスを提供開始(フュージョン株式会社)
生活者のありたい姿の実現に向けて、健康習慣と商品利用を習慣化するサービスを提供

サスケWorksで開発した防災アプリが優秀賞を獲得 -ノーコードで地域の課題を解決するハッカソン『Impact NoCode Hackathon』成果発表(株式会社インターパーク)
株式会社インターパークが加盟する、一般社団法人ノーコード推進協会主催のハッカソン「Impact NoCode Hackathon」が2024年3月9日に開催され、成果発表が行われました。最優秀賞1作品と優秀賞2作品が選ばれ、その中で、インターパークが開発を手掛けるノーコードツール『サスケWorks』で開発したアプリが優秀賞を獲得しました。


【7】AI川柳
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。

2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。

AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「強風」(3月29日投稿)
強風が吹き荒れていく春を知る
季節の移ろいを感じ取ることの喜びと新たな始まりへの期待(感想は #ChatGPT と作成)

★ お題「新人」(4月1日投稿)
新人の気持ち分かれば幸せだ
新人の気持ちを理解することが、お互いの幸せに繋がるというメッセージ(感想は #ChatGPT と作成)



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。

私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2024年4月19日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
調和系工学研究室教員
川村 秀憲教授
山下 倫央准教授
横山 想一郎助教

調和系工学研究室HP
調和系工学研究室FB
川村 秀憲教授FB
調和系工学研究室AI川柳

▽ ご意見・ご感想は【こちら】からお願いいたします
▽ 新規登録は【こちら】からお願いいたします
▽ 配信停止は【こちら】からお願いいたします
━━━━━━━━━━━━━━━━━━