日経MJ連載コラム「川村教授のなるほどAI」や、ディープラーニング勉強会の発表内容をお届けします/harmolab103


こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。
今号のメルマガでは、川村教授の連載コラムをご紹介させていただきます。

8月9日付、「日経MJ」に川村教授の連載コラム「川村秀憲のなるほどAI」が掲載されました。
連載第14回は「適切な使い方やルールが必要」と題し、AIが今後、社会を支える重要なインフラとして、どのように広がっていくのかについて、ガソリン自動車を例に挙げて、考察しています。
本メルマガでも内容を詳しく紹介させていただきますので、ぜひお読みになってください。

また、既にお知らせしております、9月5日(火)に開催される、山下准教授が監修をつとめるSapporo AI Lab「AI普及啓発セミナー」について、13時30からの山下准教授による基調講演が、オンラインでの聴講も可能になりましたので、遠方の方でご興味のある方もぜひ受講なさってください。

詳細及び受講申込は下記よりご確認いただけます。
[Sapporo AI Lab AI普及啓発セミナー]

それでは本日もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年8月25日配信


◇ 本日のTopics ◇
【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」
【2】ディープラーニング勉強会
【3】調和系工学研究室WHAT’S NEW
【4】調和技研エンジニアブログ
【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
【7】AI川柳


【1】日経MJ「川村秀憲のなるほどAI」

適切な使い方やルールが必要
最新AI、社会インフラ支える存在へ

近頃よく見聞きするのは、Chat(チャット)GPTをはじめとする最新人工知能(AI)への期待と不安、そしてそれに伴う規制についての議論です。
チャットGPTのようなAIは、蒸気機関、電気、自動車、インターネットといった革命的な発明に匹敵するものであり、近い未来において社会を支える重要なインフラとしての位置づけは確定的と言えるでしょう。
今回は、ガソリン自動車を例に挙げつつ、AIがどのように社会へと広がっていくのかを考察してみたいと思います。

ガソリン自動車は18世紀の終わりに発明され、20世紀初頭には大量生産が始まったものの、その社会的意義がすぐに理解されることはありませんでした。
「使ったら脚力が衰える」「自動車が走れる道なんてどこにあるのか」「ガソリンなんて手に入らない」「事故を起こしたらどうするのか」といった懸念が当然ながら寄せられました。

しかし、それから約100年後の現代においては、自動車なしでは社会が機能しないことは明らかです。私たちが食べるもの、着るもの、住む場所に至るまで、自動車の存在なくしては考えられません。

自動車の普及期には、技術革命による量産能力の強化と生産コストの低下が進行しました。また、舗装道路の整備も進み、ガソリンスタンドが道路沿いに設置されるようになりました。
さらに、ブレーキやシートベルト、エアバッグなどの安全装置の改良が進み、自動車の安全性が高まってきました。

法律も徐々に整備され、社会全体で自動車の利用を安心して行うための知識やノウハウが蓄積されました。
加えて、万が一の事故に備えるための自動車保険も一般的になりました。

こうした一連のプロセスを経て、自動車は社会のインフラとして欠かせない存在となったのです。
自動車への主観的な意見はあるかもしれませんが、乗るか乗らないかに関わらず、自動車は現代社会にとって不可欠な存在であることを理解することが重要です。

それではAIについて考えてみましょう。「仕事の生産性や効率性が向上する」「革新的なサービスが提供できる」など期待する声がある一方で、「知力が鍛えられなくなる」「仕事が奪われる」といった懸念する声もあります。

しかし、これらの意見は自動車が初めて登場した際の意見と大差ないと思います。
新しい技術には必ず賛否が伴いますが、それが人類に有益であれば、必ず適切な使い方を学び、良いルールや制度を作り上げながら普及していくものと信じています。

私たちが直接利用するかどうかは別として、AIは間違いなく社会のインフラとして普及していくでしょう。特に日本は少子高齢化による労働力の不足が続く中で、社会を維持していく必要があります。

自動車が登場した時から現代に至るまでの歴史を鑑みて、AIがどのように普及し、その結果未来がどのように変わっていくのかを前向きに想像し、新しい技術を適切に活用していきたいと思います。


【2】ディープラーニング勉強会

調和系工学研究室ではディープラーニングの最新の知識共有を目指し、毎週ゼミを実施しています。
担当学生がトップカンファレンスから自分の興味のある論文について発表し、意見交換をしながら進めています。
本研究室HP( http://harmo-lab.jp/?page_id=1194 )には過去の発表に使用したスライドも公開していますので、ご興味のある方はぜひそちらもご覧ください。

◆ 8/21紹介論文
Llama 2: Open Foundation and Fine-Tuned Chat Models
出典: Touvron Hugo, et al.: Llama 2: Open foundation and fine-tuned chat models, arXiv preprint arXiv:2307.09288 (2023)
掲載紙:arXiv
[公開URL]

概要: 70億から700億のパラメータを持つ大規模言語モデル(LLM)の事前学習であるLlama 2を開発し、リリースしました。Llama 2-Chatと呼ばれるファインチューニングされたLLMは、対話のユースケースに最適化されています。提案モデルは、検証したほとんどのベンチマークにおいて、オープンソースのチャットモデルを凌駕しており、有用性と安全性に関する人間による評価に基づいて、クローズドソースのモデルの適切な代替となる可能性があります。コミュニティが我々の研究を基に、LLMの責任ある開発に貢献できるようにすることも目的にあります(博士2年 森 雄斗)。

[論文紹介スライド]


【3】調和系工学研究室WHAT’S NEW

◇ 「現代俳句」8月号にて「AI一茶くん」についての論考が掲載されました

2023年8月1日発行、「現代俳句」8月号にて、超結社「連の会」世話役である、栗林 浩氏による「AI一茶くん」についての論考が掲載されました。
本論考では、「人工知能が俳句を評価する?」をテーマに、俳句を生成する「AI一茶くん」が、俳句を評価するために用いる数値指標について、本研究室の学生の研究論文を平易にほどいて概説して下さっています。

[現代俳句協会 会員誌「現代俳句」]

尚、本論考で取り上げていただきました、学生の論文をこちらからお読みいただけます。

平田 航大, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : 深層学習による自己回帰モデルを用いた俳句生成器の評価, 情報処理学会第84回全国大会, 4W-05, ハイブリット (2022)
花野 愛里咲, 横山 想一郎, 山下 倫央, 川村 秀憲 : マスク化言語モデル RoBERTa を用いた俳句の評価, 情報処理学会第84回全国大会, 7ZM-05, ハイブリット (2022)
修士論文:平田航大, 深層学習自己回帰モデルを用いた俳句の生成と評価に関する研究

[人工知能による俳句の自動生成に関する実証実験「AI一茶くん」プロジェクト]


★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ AWLはキヤノンMJと資本業務提携を締結しました

画像認識のコア技術開発とエッジAIカメラソリューションを提供するAWL株式会社は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社と資本業務提携契約を締結しました。大規模な小売りチェーンを念頭に、店内に設置したAIカメラによる来店客の属性分析や店内作業の省力化といったDXを進めるシステムなどを共同開発します。

尚、本資本業務提携について、2023年8月22日付、北海道新聞および日本経済新聞にて、取り上げていただきました。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です)
[日本経済新聞](お読みになるにはログインが必要です)

本資本業務提携に関する詳細はこちらからお読みいただけます。
https://awl.co.jp/news/20230822/

[キヤノンマーケティングジャパン株式会社]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ AWLはIdeinと業務提携を締結しました

画像認識のコア技術開発とエッジAIカメラソリューションを提供するAWL株式会社は、国内シェア2年連続No.1のエッジAIプラットフォーム「Actcast」を運営するIdein株式会社と、両社の得意領域を活かしたエッジAIソリューションの提供に向けて業務提携契約を締結しました。

尚、本業務提携について、2023年8月15日付、北海道新聞および日本経済新聞にて、取り上げていただきました。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)
[日本経済新聞](お読みになるにはログインが必要です。)

本業務提携に関する詳細は下記よりお読みいただけます。
https://awl.co.jp/news/20230816/

[Idein株式会社]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞にて、道内のスタートアップの業績評価指標(KPI)におけるAWLの実績について取り上げていただきました

2023年8月6日付、北海道新聞にて、道内のスタートアップの業績評価指標(KPI)におけるAWL株式会社の実績について、取り上げていただきました
記事では、道内のスタートアップのうち、2022年度に資金調達した企業の数と調達額がともに過去最高になり、AWL株式会社は、10億円以上を調達した3社のうちの1社であることなどをご紹介いただきました。また、業績評価指標(KPI)をまとめた札幌市イノベーション推進課は「道内で存在感が増すAIや宇宙分野のスタートアップが、全体をけん引している」としています。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)

[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 北海道新聞にて、北翔と調和技研が取り組むAIを活用した物流施設の効率化について取り上げていただきました

2023年8月4日付、北海道新聞にて、江別市にある、輸入車用部品販売・整備などを行う株式会社 北翔と、北大発認定ベンチャーである株式会社 調和技研が取組む、AIを活用した物流施設の庫内作業の効率化について、取り上げていただきました。
記事では、株式会社 北翔が千葉県香取市に設置した新施設である「千葉ロジスティックセンター」に、AIを活用した、部品の画像データからその寸法を計測して梱包する段ボールを選び、発送するシステムを導入したことについて、ご紹介いただきました。

[北海道新聞](お読みになるにはログインが必要です。)

[株式会社 北翔]
[株式会社 調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ インド主要経済紙 Economic Times等にて、AWL CHRO 土田 美那 氏がピッチに登壇した「日印ディープテック及びクリーンエネルギーセミナー」を取り上げていただきました

2023年7月26日付、インド主要経済紙 Economic Times他、複数メディアにて、2023年7月20日に、西村経済産業大臣出席の下、インドのニューデリーで開催され、AWL株式会社 最高人事責任者 兼 上席執行役員 土田 美那氏がピッチに登壇した「日印ディープテック及びクリーンエネルギーセミナー」を取り上げていただきました。

[The Economic Times]
[Business Standard]

西村経済産業大臣の出席した「日印ディープテック及びクリーンエネルギーセミナー」の報告を「経済産業省ホームページ」よりお読みいただけます。
https://www.meti.go.jp/press/2023/07/20230721005/20230721005.html

[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ Rakuten Optimism 2023にてAWLは楽天と共同ブースを出展しました

2023年8月2日~6日に、パシフィコ横浜にて開催された、楽天グループ最大級の体験イベント「Rakuten Optimism 2023」に、AWL株式会社は楽天と共同ブースを出展しました。
ブースでは、デジタルサイネージに、AI映像分析ができる「AWL Lite(アウルライト)」を設置し、ブースに訪れた方に、視聴時間に応じたコンテンツを配信するというデモをご体験いただきました。

[Rakuten Optimism 2023]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ バンコクのスタートアップ展示会「TECHSAUCE GLOBAL SUMMIT 2023」にて、AWLはJ-Startup パビリオンに出展しました

2023年8月16日~17日に、タイのバンコクで開催された、スタートアップ展示会「TECHSAUCE GLOBAL SUMMIT 2023」にて、AWL株式会社は、日本貿易振興機構 (ジェトロ) が運営するJ-Startup パビリオンに出展しました。

「TECHSAUCE GLOBAL SUMMIT」は、2012年からタイで開催されている、世界中から幅広い分野のスタートアップ、投資家が数多く参加する同国最大級のスタートアップ展示会です。

展示会の詳細は下記よりご覧いただけます。
https://www.summit.techsauce.co/

[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 研究・イノベーション学会 国際問題分科会 月例フォーラムにAWL CTO 土田 氏が講師として登壇しました

2023年8月9日に、オンラインにて開催された「研究・イノベーション学会 国際問題分科会 月例フォーラム 2023年度8月 例会」に、AWL株式会社 取締役CTO 土田 安紘 氏が講師として登壇し、「目覚めた大国インドのポテンシャル ~最先端AI技術開発におけるインドとの産学連携」をテーマにお話ししました。

詳細はこちらからご覧いただけます。
https://www.foxc-j.com/files/JSSPRM_Forum_2308-2309.pdf

[研究・イノベーション学会]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


【4】調和技研エンジニアブログ

北大発認定ベンチャーである株式会社 調和技研は、webサイトにて、エンジニアによるブログを公開し、AIの最新動向、事例、ノウハウなどを紹介しています。
最近の記事をご案内いたしますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。

◇ Segment Anything Model(SAM)を使いこなそう!パラメータ設定のポイントも徹底解説(8/4公開)
「画像系AI」のお客様の開発・導入支援を担当するTakuma Suzukiさんによるブログです。画像セグメンテーション(画像を分析するとき、人、建物、車など、画像の中にある物体や領域を識別し分割すること)モデルとして注目されている『Segment Anything Model(以降SAM)』について調査した内容を紹介しています。
#画像系AI

◇ Microsoft GuidanceでのFunction Calling機能の使い方とその特徴(8/10公開)
研究開発部の山形さんによるブログです。MicrosoftがOSSとして公開したGuidanceでのFunction Calling機能の利用方法や、その特徴について少し掘り下げて紹介しています。
#ChatGPT #言語系AI


【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

東京大学松尾研究室 100億パラメータサイズ・日英2ヶ国語対応の大規模言語モデル“Weblab-10B”をオープンソースで公開
近年の大規模言語モデルは、インターネットから収集した大量のテキストデータを学習に用いますが、そのテキストデータの多くは一部の主要言語(例えば英語)で構成されており、それ以外の言語(例えば日本語)のテキストデータを大量収集することには現状では限界があります。そこで松尾研は、日本語だけでなく英語のデータセットも学習に用いることで学習データ量を拡張し、言語間の知識転移を行うことで日本語の精度を高めることを目的とした100億パラメータサイズの大規模言語モデル“Weblab-10B”を開発し、オープンソースとして公開しました。

日本語言語モデル「Japanese StableLM Alpha」をリリースしました
Stability AI Japan は70億パラメータの日本語向け汎用言語モデル「Japanese StableLM Base Alpha 7B」及び、指示応答言語モデル「Japanese StableLM Instruct Alpha 7B」を一般公開しました。このモデルはベンチマークスイート「lm-evaluation-harness」による複数の日本語タスクを用いた性能評価において、一般公開されている日本語向けモデルで最高の性能を発揮しています。

最近の話題にも詳しい14億パラメータの日本語LLMの公開
今回、ストックマークは最近の話題にも詳しいGPT-NeoXをベースとした14億パラメータの日本語のLLM(大規模言語モデル)をオープンソースとして公開します。モデルはHugging Face Hubからダウンロードいただけます。
https://huggingface.co/stockmark/gpt-neox-japanese-1.4b

生成AIの文章やコード、論文が“事実か”チェックする技術 米Meta含む研究者らが開発
中国の上海交通大学やMeta AIなどに所属する研究者らが発表した論文「FacTool: Factuality Detection in Generative AI ? A Tool Augmented Framework for Multi-Task and Multi-Domain Scenarios」は、ChatGPTなどの大規模言語モデル(LLM)が生成したテキストの事実誤認を検出するためのフレームワークを提案した研究報告である。

Meta、AI翻訳モデル「SeamlessM4T」を発表–約100言語の音声とテキストに対応
Metaは米国時間8月22日、人工知能(AI)を活用する新たな翻訳モデル「SeamlessM4T」を発表した。多様な翻訳機能を一元化したオールインワン型のモデルと呼び、「世界共通の翻訳機を作る探求」に向けた大きな一歩と位置付けている。

さくらのクラウド、AI意識の新プラン 仮想コア数・メモリ“マシマシ”
さくらインターネットは8月3日、クラウドサービス「さくらのクラウド」の新プラン「コア専有プラン(AMD EPYC 7003 Series Processor)」の提供を始めた。従来のプランに比べ、仮想コア数やメモリを増強。AIの開発や学術研究など、ハイパフォーマンスな計算資源が必要な用途での利用を見込むという。

「マネーフォワード クラウド連結会計」、連結会計用の統一科目をAIでサジェスト
マネーフォワードは2023年8月4日、連結会計クラウドサービス「マネーフォワード クラウド連結会計」において、各社の勘定科目を連結会計用の統一科目(連結科目)に変換する機能をAIで強化したと発表した。勘定科目の表記言語を問わず、勘定科目に表記ゆれがあっても、連結会計用の統一科目を自動で提案する。これにより、連結会計処理時のデータの登録を効率化する。今回の機能強化には、米オープンエーアイ(OpenAI)のAIサービスを活用している。


【6】調和系工学研究室関連企業NEWS

英アーム、半導体人材を育成 世界で産官学タッグ(東京エレクトロン株式会社)
<概要(ChatGPT作成)>
半導体業界は、世界的な人材不足を解消するため、産官学の協力下で人材育成を強化。英半導体アームや米マイクロン・テクノロジー、東京エレクトロンなどが国際的な協力を進めている。

インターパーク、「AI‐OCR」で長崎県西海市の商工会DXを後押し!「手書きアンケート調査結果」データ化の検証実験を実施(株式会社インターパーク)
<概要(ChatGPT作成)>
西海市商工会は、紙での会員向けアンケート調査のデータ化に時間と労力がかかっていた。サスケWorksは、株式会社インターパークが提供するノーコードの業務アプリ作成ツールで、手書き文字の自動データ化「AI-OCR機能」を含む。このツールを利用し、西海市商工会の業務効率化をサポートすることが決定した。

「Sensing Solution アイデアソン・ハッカソン 2023」に協賛(株式会社クレスコ)
<概要(ChatGPT作成)>
当社は「Sensing Solution アイデアソン・ハッカソン 2023」に2回目として協賛。このイベントは2021年から次世代のIoT発展を目的に開催されており、今回で3回目。当社社員の草野和文が実行委員としても参加。当社は、参加学生のIoTアイデアの実現力に感銘を受け、次世代のエンジニア育成の重要性を認識し協賛を決定。

デバイスエンジニア、プロセスエンジニア、AIエンジニア必見! SSDM 2023(東京エレクトロン株式会社)
<概要(ChatGPT作成)>
SSDM 2023、応用物理学会主催の半導体デバイスに関する伝統的な国際学会が9/5-8に名古屋で開催。12の分野での議論や最先端の研究発表が予定され、対面セッションも実施。TELはショートコースで発表。参加を呼びかけ。

水の綜合企業のフソウが、SAPのクラウドオファリング「RISE with SAP」を本格稼働(クレスコ・イー・ソリューション株式会社)
<概要(ChatGPT作成)>
SAPジャパンとクレスコ・イー・ソリューション(CeS)は、フソウ社の経営改革のためのシステム基盤として、クラウドERP「SAP S/4HANA(R)Cloud」を2023年8月に稼働開始。システム導入・構築はCeSが実施。

ノーコード業務アプリ作成ツール「サスケWorks」に、話題の対話型 AI「ChatGPT」を活用した「テキストの自動生成機能」をリリース!(株式会社インターパーク)
<概要(ChatGPT作成)>
株式会社インターパークが、オフィス業務効率化サービス『サスケWorks』に、ChatGPTを利用した「テキストの自動生成機能」をリリース。この新機能は、指定条件に基づきChatGPTがテキストを自動生成するもので、サスケWorksの登録データを使用して条件指定ができる。

穴吹興産、スタートアップと業務提携(穴吹興産株式会社)
<概要(ChatGPT作成)>
穴吹興産がITスタートアップのGOGENと提携し、分譲マンションの販売手続きを完全オンライン化するサービスを開発中。これにより、従業員と顧客の利便性が向上予定。

東芝テックと東芝データ、電子レシートサービス「スマートレシート」と「西松屋アプリ」が連携開始(株式会社 ニッセイコム)
<概要(ChatGPT作成)>
東芝テックと東芝データは、ニッセイコムの支援を受けて、2023年8月21日から「スマートレシート(R)」と「西松屋アプリ」の連携を開始します。この結果、全国1,089店舗の西松屋での購入際の電子レシートを「スマートレシート(R)」アプリで記録・確認が可能となります。

網屋とGSXは戦略的業務提携を結び、全国約400万社の準大手・中堅・中小企業に対しログ管理ツール「ALog」の販売とセキュリティ人材の育成を強力に推進(株式会社網屋)
<概要(ChatGPT作成)>
株式会社網屋とグローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)は、全国の中堅・中小企業のセキュリティ強化を目的に、ログ管理ツール「ALog」とセキュリティトレーニング講座の提供で協業・戦略的業務提携を締結しました。


【7】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「縁側」(8月1日投稿)
縁側の隅に八月初夏過ぎる
夏の深まりと共に縁側の隅で体験するささやかな日常が、静かな季節の移り変わりを想像させる一句(感想はChatGPTと作成)。

★ お題「氷山」(8月23日投稿)
氷山が海に浮いてる証明は
氷山が海に浮いていることの当たり前さをシンプルかつユーモラスに表現。氷山の構造や性質を調べたくなる一句(感想はBardと作成)。



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2023年9月8日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923


調和系工学研究室教員
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