「2023 20th International Conference on Ubiquitous Robots」学会参加報告や、網屋と北大が行うサイバーセキュリティとAI活用の共同研究、調和技研エンジニアブログ、最新の人工知能・ディープラーニング情報をお届けします/harmolab101


こんにちは。
北海道大学調和系工学研究室(川村秀憲教授、山下倫央准教授、横山想一郎助教)です。

今号のメルマガでは、研究室や研究室発ベンチャーの最近の活動についてご紹介させていただきます。

はじめに、6月にホノルルにて開催された「2023 20th International Conference on Ubiquitous Robots (UR 2023)」に本研究室の学生が参加し、研究発表を行いましたので、その内容について詳しく紹介させていただきます。

次に、7月にHBC(北海道放送)「北のビジネス最前線」にて、北大と共同研究を行う株式会社 網屋のサイバーセキュリティのサービスについて取り上げていただき、AIの活用において共同研究を進める川村教授のコメントもご紹介いただきました。「【2】調和系工学研究室WHAT’S NEW」にて、番組内容をご紹介させていただきます。

また、AI導入コンサルやAI研究開発・実装・運用などを行う株式会社 調和技研(研究室発ベンチャー)は、同社のwebサイトにて、エンジニアによるブログを公開し、日常業務におけるAI活用・導入事例や、最先端研究を紹介しています。本メルマガで最近公開されたブログをご案内させていただきますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。

それでは本日もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年7月21日配信


◇ 本日のTopics ◇
【1】学会参加レポート
【2】調和系工学研究室WHAT’S NEW-1
【3】調和技研エンジニアブログ
【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW-2
【5】人工知能・ディープラーニングNEWS
【6】調和系工学研究室関連企業NEWS
【7】AI川柳


【1】学会参加レポート

◆ 「2023 20th International Conference on Ubiquitous Robots (UR 2023)」にて本研究室の学生が発表しました

2023年6月25日~28日にホノルルにて開催された「2023 20th International Conference on Ubiquitous Robots (UR 2023)」に本研究室より森 雄斗さん(博士2年)が参加し、研究発表を行いました。

◇ Yuto Mori, Soichiro Yokoyama, Tomohisa Yamashita, Hidenori Kawamura, Masato Mori : Obstacle Avoidance Using Depth Imaging for Forearm-Supported Four-Wheeled Walker with Walking Assist

With the population aging rapidly, the shortage of human resources for caregiving has become a major issue, and numerous systems for solving caregiving issues have been studied.
In this study, we developed a powered forearm-support walker with intelligent walking support function for safety use without a caregiver.
As part of the walking support function, an obstacle avoidance function using depth images was developed, and current limitations were clarified using experiments.
Obstacle avoidance against a wall surface using depth images was achieved using the evaluation values and thresholds determined in the experiments.

日本語:
歩行支援機能を有する前腕支持型四輪歩行器のための深度画像を用いた衝突回避

高齢化が急速に進む中、介護人材の不足が大きな問題となっており、その問題を解決するためのシステムが研究されています。本研究では、介護スタッフなしで安全に使用できる歩行支援機能を搭載した前腕支持型四輪歩行器を開発した。歩行支援機能の一部として、深度画像を用いた障害物回避機能を開発し、実験により現状の推定精度を計測した。実験で求めた評価値と閾値を用いることで、深度画像を用いた壁面に対する障害物回避の実現性を示した。


◇ 学会の様子を森さんがレポートしてくれました。

― 研究会に参加して気づいたこと
今回参加した学会は、メイントピックにある通りロボット関係の研究が多く発表されていた。モータなどのアクチェータを新たに開発した研究もある中で多くの研究でReinforcement Learning強化学習という単語を目にした。ロボット研究の分野においても機械学習を用いた手法が多く研究されていると感じた。また、災害現場のような足場が整備されていない地帯でも自律走行ができるようなロボットに大きな注目が集められていた。
多くの発表を聞いていると手法の内容を深く話されている研究者が多く、その研究で何が解決され、どのような人にとって利益となるかという部分がよく理解することができなかった。手法の新規性も重要だが、なぜその研究が行われているのかという前段階を強く主張することが重要だと感じた。

― 興味深かった発表について
Paper TuBT4.5 , Park Tae Geun , Kim Dong Joong , Kim, Jung Yup (Seoul National Univers ity of Science and Technology)
FSM-Based Volitional Control of Robotic Transfemoral Prosthesis for Walking on Uneven Ground
日本語 : FSMに基づく不整地面の歩行のためのロボット義足制御
アクティブアクチュエータを搭載したロボット義足の関節軌道を有限状態機械(FSM)で生成した研究であった。この研究のキーは歩行周期の分割によるFSM制御器の生成と不整地面で正常な歩行を実現するための可変インピーダンス制御である。歩行に対する評価を膝の角度や足裏の圧力中心位置などから計測し、提案手法のロボット義足を装着した際の歩行の安定性などを示していた。

[Ubiquitous Robots 2023]

研究内容にご興味がありましたら、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ: http://harmo-lab.jp/contact
ご意見・ご感想もお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


【2】調和系工学研究室WHAT’S NEW-1

★ HBC「北のビジネス最前線」にて、サイバーセキュリティソフトの開発を行う網屋と、網屋と共同研究を行う北大の取組について取り上げていただき、AI活用における川村教授のコメントをご紹介いただきました

2023年7月16日(日)放送、HBC(北海道放送)「北のビジネス最前線」にて、サイバー攻撃から情報を守るセキュリティソフトの開発やサービスの提供を行う株式会社 網屋と、セキュリティソフトのAI活用において網屋と共同研究を行う北海道大学の取組について取り上げていただき、AI活用における川村教授のコメントをご紹介いただきました。

北大は網屋と2020年7月に共同研究を開始し、AIを活用したサイバーセキュリティ研究部門(網屋さっぽろ研究所)を本学産学・地域協働推進機構に設置しました。AI活用において共同研究を進める川村教授は、本番組の取材を受け、サイバーセキュリティの分野に自然言語を処理できる大規模言語モデルを導入することの利点を述べるとともに、攻撃する側もAIを使用する可能性に言及し、AIと人が協力してセキュリティを高めていくことが重要であるとの見解を示しました。

番組はHBC公式You Tubeよりご視聴いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=JuBvB2gMH-E

北海道大学と株式会社 網屋の共同研究についてはこちらをご覧ください。
https://www.hokudai.ac.jp/news/pdf/200701_pr2.pdf

[株式会社 網屋]


★ 北海道新聞にて、川村教授の登壇した「北海道スタートアップコミュニケーション2023」のパネルディスカッションについて、取り上げていただきました

2023年7月12日付、北海道新聞にて、7月12日に札幌/オンライン(ハイブリット)にて開催された「北海道スタートアップコミュニケーション2023」での、川村教授らが登壇したパネルディスカッションについて取り上げていただき、スタートアップと経営支援を行う士業や専門家との連携についての川村教授のコメントをご紹介いただきました。

「北海道スタートアップコミュニケーション」は、スタートアップや中小企業と、経営支援の専門家との連携を目指すイベントです。「スタートアップ×地域×士業・専門家による北海道の未来」をテーマに行われたパネルディスカッションに、川村教授やクリプトン・フューチャー・メディア株式会社 社長 伊藤 博之 氏らがパネリストとして登壇し、スタートアップや中小企業が士業の支援を受ける重要性について話しました。

また、同イベントのイノベーショントーク&セミナーでは、株式会社 調和技研 社長 中村 拓哉 氏が、食品機械製造を行う株式会社ニッコーと取組む、人工知能による省力機器の成果について報告しました。

[北海道新聞](お読みいただくにはログインが必要です)
[北海道スタートアップコミュニケーション2023]


【3】調和技研エンジニアブログ

株式会社 調和技研は、同社のwebサイトにて、エンジニアによるブログを公開しています。AIの最新動向、事例、ノウハウなどのカテゴリで、AI導入企業のインタビューや、日常業務におけるAI活用事例、最先端研究などを紹介しています。
最近公開されたブログを本メルマガでご案内させていただきますので、ご興味のある方はぜひお読みになってください。
株式会社 調和技研は、AI導入コンサルやAI研究開発・実装・運用などを行う北大発認定ベンチャーです。

◇ 基礎から解説!数値系異常検知の概要と代表的な手法(7/19公開)
AIを用いた異常検知の初歩の初歩について解説しています。
#数値系AI

◇ 実践!ChatGPT×Slackの具体的な連携方法と日常業務での効果的な活用事例(7/12公開)
ChatGPTの社内活用を促進するための具体的な適用事例を紹介しています。
#ChatGPT #言語系AI

◇ 最先端AI技術で浮世絵を現代に再現する――Ukiyolator開発ストーリー Vol.1(7/6公開)
画像系AIを用いて入力画像を浮世絵風の画像に変換して出力する”浮世絵変換技術”の研究開発を紹介しています。
#画像系AI

◇ PaDiMとPatchCoreどちらを選ぶべき?異常検知モデルの選択肢を見極めるポイント(6/27公開)
AIによる異常検知の導入を検討している企業に向けて、異常検知モデルの特徴を解説しています。
#画像系AI

◇ 社内の暗黙知を可視化するナレッジネットワークでイノベーションが生まれやすい環境に(6/27公開)
暗黙知を含む社内の情報をAIを用いて可視化するツールの開発に取り組まれた株式会社インターネットイニシアティブ様のインタビューです。
#言語系AI


【4】調和系工学研究室WHAT’S NEW-2

★ 研究室に関連する企業・ベンチャーのニュース

◇ 北海道庁webサイトに「新北海道スタイル デジタルイノベーションプログラム」におけるニセコ×AWLの実証実験結果が公開されました

2023年7月3日に、北海道庁webサイトの経済部・産業振興局スタートアップ推進室のページに「新北海道スタイル デジタルイノベーションプログラム」の実証実験結果が公開され、同プログラムの実証実験の一つであるニセコ町とAWL株式会社の取り組みについて紹介いただきました。
「新北海道スタイル デジタルイノベーションプログラム」は、様々な課題を抱える自治体と、デジタル技術で課題解決するスタートアップとのマッチングを行い、課題解決に向けた実証実験のサポートをするものです。
ニセコ×AWLでは「最先端AI技術で、人気リゾートの玄関口から収益力強化に挑戦!」をテーマに、AWL株式会社の開発したAIカメラソリューション「AWL Lite(アウルライト)」とデジタルサイネージを組み合わせて、ニセコ町の道の駅「ニセコビュープラザ」にて、観光入込情報のデジタル化・可視化に取り組みました。

[北海道庁webサイト]
[AWL株式会社(北大発認定ベンチャー)]


◇ 自動車技術会会誌「自動車技術」に調和技研のスタッフによる寄稿記事が掲載されました

2023年7月1日発行、公益社団法人 自動車技術会 会誌「自動車技術」2023年7月号にて、株式会社 調和技研 研究開発部 竹田 裕紀 氏と高松 一樹 氏による「自動車業界におけるAI活用、およびその展望」をテーマとした寄稿記事が掲載されました。
本稿では、自動車製造の生産性の向上、ドライバの運転体験の向上、車両評価と部品調達、エネルギーマネジメントにおけるAI技術の活用と今後の可能性について紹介しています。

川村教授は、株式会社調和技研のCo-founder 兼 社外取締役を務めています。

[自動車技術会 会誌「自動車技術」]
[株式会社 調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ 日本経済新聞にて「札幌AIラボ」を取り上げていただきました

2023年7月12日付、日本経済新聞にて、札幌市と北海道大学、株式会社 調和技研などが産官学連携で開設した「札幌AIラボ」について、取り上げていただきました。

記事では、クラウド型の会計ソフトなどを開発するfreee(フリー)株式会社が6月に札幌市に支社を設置したことについて、その特徴の一つを市の補助金制度に申請し進出したこと、としています。札幌市の行うIT企業の誘致における様々な支援として、freee(フリー)の申請した「IT・コンテンツ・バイオ立地促進補助金」制度とともに、AI技術を活用した新規ビジネスの創出や、AI人材育成に取り組む「札幌AIラボ」のプロジェクトについて、取り上げていただきました。

「札幌AIラボ」の運営委員において、川村教授はラボ長をつとめています。

[日本経済新聞](お読みになるにはログインが必要です。)
[株式会社 調和技研(北大発認定ベンチャー)]


◇ Aill(エール)はAI良縁ナビゲーションアプリ「Aill goen(エール ゴエン)」の導入企業数が1,000社を突破したことを発表しました

2023年7月6日付、PR TIMESにて、株式会社Aill(エール)は、同社の開発するAI良縁ナビゲーションアプリ「Aill goen(エール ゴエン)」の導入企業数が1,000社を突破したことを発表しました。

「Aill goen」は、仕事も家庭も支え合うことに賛同する企業とその企業に所属する独身従業員専用のサービスです。ワークとライフ/キャリアとライフの両立を考える従業員の「パートナー選び」をサポートし、女性や若者の活躍を後押しします。福利厚生サービスとして官公庁や日本を代表する大手企業をはじめ導入が加速しています。

詳細は下記よりお読みいただけます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000059840.html

川村教授は、株式会社Aillのco-Founder 兼 社外取締役を務めています。

[株式会社Aill(エール)]
[Aill goen(エール ゴエン)]


【5】人工知能・ディープラーニングNEWS

OpenAI、GPT-4 APIの一般提供開始
米OpenAIは7月6日(現地時間)、3月以来ウェイティングリスト状態だった「GPT-4 API」の提供を開始すると発表した。これまで同社の有料APIを利用してきた開発者は8000トークンを備えるGPT-4 APIにアクセスできる。7月末までに新規開発者もアクセスできるようにする計画。

NEC、130億パラメータで世界トップクラスの日本語性能を有する軽量なLLMを開発
<概要(made with AI)>
NECは130億のパラメータ数を持つ大規模日本語対応言語モデルを開発し、これを効率的な文書やソースコード作成に社内で応用している。このモデルは軽量かつ高速で、消費電力を抑えた運用が可能で、一般的なベンチマークで世界トップの性能を示している。

ChatGPT、データ分析もできちゃうのか 新機能「Code interpreter」でデータ読み込み、Python実行が可能に アイデア続々
米OpenAIがAIチャットサービス「ChatGPT」に「Code interpreter」という機能のβ版を追加した。これによりファイルをアップロードできるようになった他、ChatGPT上でのPythonプログラムの実行にも対応。Twitter上ではさまざまな利用方法が考え出されている。

思考のツリー:システム2の概念をLLMに取り込み、CoTベースのGPT-4よりもさらに強力に
<概要(made with AI)>
この論文では、探索や先読み、自己評価を通じて問題解決を可能にする「Tree of Thoughts (ToT)」というフレームワークを用い、NLPの推論を人間に近づける新たな手法を提案している。

Anthropic、AIチャットボット「Claude 2」を一般公開
<概要(made with AI)>
新興AI企業Anthropicが、チャットボット「Claude 2」を公開した。これは、パフォーマンスと安全性が向上し、より長い回答が可能なAIで、現在米国と英国でベータ版が提供されており、近々全世界での提供を計画している。

学生利用に懸念の「チャットGPT」 使用見抜くソフト、日本で初めて開発
<概要(made with AI)>
生成AI「ChatGPT」の学生によるリポート利用が問題視されている中、ChatGPTの使用を検出するソフトが初めて開発された。これにより、不正利用の抑止が期待される。

GoogleのチャットAI「Bard」に新機能 回答のシェア、文章の読み上げなど
<概要(made with AI)>
Googleは13日、AIチャット「Bard」に新機能を追加した。これにより、会話ログのURL共有、テキスト読み上げ、会話のピン止め、タイトル設定、そして生成コードの「Replit」出力が可能になった。

「プロンプトインジェクション攻撃」という大規模言語モデルへの悪巧み
<概要(made with AI)>
クライブ・トンプソン氏がMediumに投稿した記事で、大規模言語モデル(LLM)への攻撃手法である「プロンプトインジェクション攻撃」が解説されている。これはLLMに対し悪意のあるプロンプトを入力して意図しない動作をさせる新たな攻撃手法で、入力されたプロンプトを忠実に実行するというLLMの本質的特性を悪用している。防御策は考案されているが、攻撃も高度化し、いたちごっことなると予想される。

★ 無料で商用可、ChatGPT(3.5)に匹敵する生成AI「Llama 2」 Metaが発表、Microsoftと優先連携
米Metaは7月18日(現地時間)、大規模言語モデル「Llama 2」を発表した。利用は無料で商用利用も可能としている。最大サイズの70億パラメーターモデルは「ChatGPT(の3月1日版)と互角」(同社)という。
meta blog: https://ai.meta.com/blog/llama-2/

「ChatGPT」も活用してウェブサイトを丸ごと生成する新AIツール、Wixが発表
Wixは現地時間7月18日、「AI Site Generator」を発表。近くリリースされるこの新ツールは、「ChatGPT」とWix独自のAIモデルを活用し、利用者がプロンプト(指示)を入力するだけで、個別のニーズに合わせた独自のウェブサイトをデザインしてくれる。


【6】調和系工学研究室関連企業NEWS

「DX化より人口減少早い」ニッコー佐藤社長、釧路で講演(株式会社ニッコー)
「釧路らいらっく会」でニッコー社長が講演し、デジタル変革の重要性と人口減少問題を指摘。同社は2022年にDX人材育成のためロボット操作研修施設を設立。教育の重要性を強調した。

旭川大雪圏で「Universal MaaS」の共同プロジェクトを開始(JR北海道)
<概要(made with AI)>
旭川市、旭川観光コンベンション協会、カムイ大雪バリアフリー研究所、旭川中央交通、旭川電気軌道、道北バス、JR北海道、ANA、ANAあきんどは、「Universal MaaS」に基づく共同プロジェクトを開始。人気観光スポットである旭山動物園等への「一括サポート手配」、「ユニバーサル地図/ナビ」の検証、実証実験を行い、観光の移動不安の解消を目指す。

UiPathを用いてkintoneでの作業を自動化できるサービス「UiPath×kintone連携アクティビティ」の提供を開始しました(株式会社クレスコ)
<概要(made with AI)>
本サービスはkintoneを効率的に利用するためのツールで、プログラミング知識が少ない方でもUiPathを使って簡単に操作できます。kintoneのレコード情報の取得や更新が短時間で可能となり、作業の自動化によりミスを減らし生産性向上に貢献します。
https://wakuwaku.cresco.co.jp/solution/uipath-kintone

「makeshop byGMO」、ChatGPT APIを活用した商品説明文の生成機能を提供開始【GMOメイクショップ】(GMOインターネットグループ株式会社)
GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社は、ECサイト構築SaaS「makeshop byGMO」において、AIが商品説明文を自動で生成する機能を実装し、提供を開始した。ECサイトの売上を獲得するうえで重要な要素の一つである商品説明文を自動生成することで、EC事業者の業務効率化と売上向上を支援する。

太陽光発電所を売却する動きが加速、インボイス制度や出力抑制の影響で(株式会社グッドフェローズ)
「タイナビ発電所」を運営するグッドフェローズ(品川区)が、「2023年度太陽光発電所売却市場動向」を公表。インボイス制度・出力抑制エリアの拡大などの影響により、太陽光発電所の売却依頼が大幅な増加傾向にあるという。

当社が資本出資するインド法人Cognavi India Private Limitedが、サイニングセレモニー(調印式)を開催、インドのマスメディア関係者が多数参加(株式会社クレスコ)
<概要(made with AI)>
株式会社クレスコ、株式会社フォーラムエンジニアリング(FE社)、SRM Global Consultingと、FE社のインド法人であるCognavi Indiaは、2023年7月12日にチェンナイにて調印式を開催。4社間はCognavi Indiaへの資本出資を目的とした契約を締結している。調印式では、Cognavi IndiaのAIを活用したジョブポータルサイト「Cognavi」の公表と各社代表のスピーチが行われ、約200名が参加し、50名以上の報道関係者が詰詰め掛けた。

網屋—クラウドゼロトラスト「Verona」を採用し、全51の信用保証協会が使用する大規模VPN環境構築に成功(株式会社 網屋)
<概要(made with AI)>
網屋は全国信用保証協会連合会にクラウドゼロトラスト「Verona」を導入したと発表。これはデータの送受信やシステム利用を迅速かつ安全にすることを目的とした大規模VPN導入で、「Verona」は場所に依存せずに統一されたネットワークセキュリティを提供する。


【7】AI川柳

調和系工学研究室では、毎日新聞社「仲畑流万能川柳」や第一生命保険「サラリーマン川柳」を学習用の教師データとした「AI川柳」に取り組んでいます。
2020年3月までの1年間「NHK総合 ニュースシブ5時」にて、その週の話題のニュースのキーワードをお題に、バーチャルアナウンサー「ニュースのヨミ子」さんが詠んでいたAI川柳も、本研究室が開発した人工知能システムです。
多くの皆さんに楽しんでいただけるよう、2020年6月にAI川柳のTwitterアカウント( https://twitter.com/ai_senryu )を開設いたしました。
AIには詠んだ句に対する「良し悪し」の感覚はありません。そのため、人間がどのように感じ、どのような情景を思い浮かべるかにより、AIが詠んだ句に意味が生じてきます。
AIが詠んだ句に共感していただけましたら大変うれしく思います!

★ お題「睡蓮」(7月10日投稿)
眠いとき睡蓮が咲く夏の風
北大の大野池で睡蓮が咲いています。睡蓮の名前の由来は「早朝から咲き始め夕方になると眠る(睡る)ように花を閉じる」からだそうです。

★ お題「丘」(7月18日投稿)
いろいろな色丘がある美しさ
美瑛や富良野は、火山活動によって生まれたなだらかな丘陵に耕作地があり、自然と人の営みによる四季折々の美しい景観を楽しむことができます。



【ご寄附のお願い】
人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することが、私たち調和系工学研究室の使命であると考え日々研究に取り組んでいます。
大学での研究活動には、研究に必要な機器の整備のほかにも、学生の学会への参加や論文投稿など研究費が欠かせません。
私たちの取り組みにご賛同いただけ、応援のご寄附を賜れましたら大変心強く、研究を続けるうえで大きな励みとなります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
調和系工学研究室 教授 川村 秀憲

[北海道大学奨学寄附金制度について](本学への寄附金については、税法上の優遇措置の対象となります)
お問い合わせ先:http://harmo-lab.jp/contact

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

◇ 次号は、2023年8月4日に配信する予定です。
◇ メールマガジンのバックナンバー
 http://harmo-lab.jp/?page_id=2923


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